今回は、ハイランドモルトの一つ ウルフバーンのノースランドを飲みます。
最初のウルフバーン蒸溜所は、1821年に誕生したとされていますが、1877年にはすでに廃業したようです。
それから130年以上の月日が流れ、2012年に新しいウルフバーン蒸留所が誕生しました。
ウルフバーン蒸留所では、オロロソ・シェリー樽、バーボン樽、クォーターカスクの3種類の樽を使用しています。
ボトルは2種類で、今回飲むノースランドと、オーロラがあります。
グラスに注ぐと、液色はとても淡いホワイトゴールド、香りは白ブドウっぽさを感じます。
口に含むと、ほんのりとブドウの香りの後、燻製を思わせるピートが広がり、その後はバニラ、ナッツと続きます。
味わいは、アルコールからの辛みとともに、酸味が強く感じられます。
ロックでは、レモンの香りが一気に揮発し、ブドウの香りも強まって、さわやかな香りが広がります。
味わいは苦みが強く、後味として酸味が残ります。
ハイボールにすると、ブドウの香りが明確に感じられ、ピートからのスモーキーさもほんのり得られます。
味わいは、酸味が強くなり、かなりさっぱりした印象となります。
だいたい3年熟成というスコッチウイスキーとしてはぎりぎり売れる年数しか経過していないボトルと思われますが、白ブドウのような比較的さわやかな甘い香りが印象的で、奥からピートも感じられるなど、完成度の高さを感じます。
今後、10年、15年と熟成が進んだ時に、どういう化け方をするのかも楽しみになります。
700mL、アルコール度数46度、価格は6000円ほど。さすがに割高であることは否めないですが、飲んで損はしないと思います。
130年ぶりに復活した蒸溜所
ウルフバーン蒸溜所は、スコットランド最北にある町、サーソーにあります。最初のウルフバーン蒸溜所は、1821年に誕生したとされていますが、1877年にはすでに廃業したようです。
それから130年以上の月日が流れ、2012年に新しいウルフバーン蒸留所が誕生しました。
ウルフバーン蒸留所では、オロロソ・シェリー樽、バーボン樽、クォーターカスクの3種類の樽を使用しています。
ボトルは2種類で、今回飲むノースランドと、オーロラがあります。
白ブドウのさわやかな香りが印象的
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色はとても淡いホワイトゴールド、香りは白ブドウっぽさを感じます。
口に含むと、ほんのりとブドウの香りの後、燻製を思わせるピートが広がり、その後はバニラ、ナッツと続きます。
味わいは、アルコールからの辛みとともに、酸味が強く感じられます。
ロックでは、レモンの香りが一気に揮発し、ブドウの香りも強まって、さわやかな香りが広がります。
味わいは苦みが強く、後味として酸味が残ります。
ハイボールにすると、ブドウの香りが明確に感じられ、ピートからのスモーキーさもほんのり得られます。
味わいは、酸味が強くなり、かなりさっぱりした印象となります。
だいたい3年熟成というスコッチウイスキーとしてはぎりぎり売れる年数しか経過していないボトルと思われますが、白ブドウのような比較的さわやかな甘い香りが印象的で、奥からピートも感じられるなど、完成度の高さを感じます。
今後、10年、15年と熟成が進んだ時に、どういう化け方をするのかも楽しみになります。
700mL、アルコール度数46度、価格は6000円ほど。さすがに割高であることは否めないですが、飲んで損はしないと思います。
<個人的評価>
- 香り B: 白ブドウが先に訪れ、ピートのスモーキーさもそこそこ。その後はバニラ、ナッツ。
- 味わい C: 全体的に酸味がメインでさっぱりした印象。若いためストレートではアルコールが目立つ。
- 総評 C: 若い原酒としては悪くないが、値段が高すぎるのが傷。
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