パソコンとスマホの基本ワザ
いつの間にか「LINE」がインストールされている?

「Windows 10」でアプリが勝手にインストールされないようにする方法

「パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方から、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第66回は、先日話題になった「Windows 10」で勝手にアプリがインストールされる現象を防ぐ方法を紹介します。

“勝手インストール”は「Windows 10」の機能

「Windows 10」にストアアプリがいつの間にかインストールされている、という現象がちょっと話題になっている。これはWindows 10の機能のひとつだが、知らない人にとっては、「自分のパソコンがウイルス被害にあったのではないか?」と思うのは当然と言えば当然だ。

このストアアプリの自動インストール機能は、「Microsoft Store」アプリの設定でオフにできる。不要な場合はオフにしておこう。また、勝手にインストールされてしまったストアアプリも不要ならば、アンインストールしておくといいだろう。

アプリの自動更新をオフにする

スタートメニューから「Microsoft Store」アプリを起動する。起動したらメニューを開いて「設定」を開く。あとは、アプリの自動更新機能をオフにすればいい。

インストールしたおぼえのないアプリ(LINE)が、いつの間にかインストールされて、スタートメニューに並んでいる

「Microsoft Store」アプリを起動したら、ウインドウ右上の「…」をクリックする(1)。メニューが表示されるので、その中の「設定」をクリック(2)

「設定」が表示されたら、「アプリを自動的に更新」のスイッチをクリックしてオフにする。これで自動インストール機能はオフになる

アプリを手動で更新する方法

アプリの自動更新機能をオフにすると、勝手にアプリがインストールされることはなくなるが、同時に必要なアプリが自動更新されなくなってしまう。アプリは基本的につねに最新の状態に保っておくほうがセキュリティの面でも好ましい。そこで自動更新をオフにしたら、定期的に手動でアプリを更新しておこう。

「Microsoft Store」アプリを起動したら「…」をクリックしてメニューを開き、「ダウンロードと更新」をクリックする

ダウンロードと更新が開いたら、ウインドウ右上にある「最新情報を取得する」をクリックすると、手動で更新できる

不要なアプリをアンインストールする

最後に、勝手にインストールされてしまったアプリをアンインストールして削除しよう。スタートメニューにある、不要なアプリのタイル(アイコン)を右クリックして、表示されるメニューから「アンインストール」を選ぶ。

スタートメニューを開き、アンインストールしたいアプリのタイル(アイコン)を右クリック(1)して、表示されるメニューで「アンインストール」を選ぶ(2)

アンインストールしてよいのかの確認が表示されるので、「アンインストール」をクリックする

アンインストールしてよいのかの確認が表示されるので、「アンインストール」をクリックする

「設定」からアンインストールする方法もある。スタートメニューなどから「設定」を開いたら、「アプリ」をクリックする

ウインドウ左側で「アプリと機能」を選ぶと、右側にインストールされているアプリが一覧表示される。アンインストールしたいアプリを右クリックして、「アンインストール」ボタンをクリックする。なお、ボタンをクリックできず、アンインストールできないアプリもあるので注意してほしい

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る