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未来の紅茶っぽい銀河帝国に転生したチートが無双するだけの話 作者:猫弾正
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05 くっころ士官

 本当は訪れるつもりはなかった。

 ワトスン記念病院は、設立者の方針から富裕層からは高い診察料を取りつつ、貧困層からの急病人は低額、犯罪被害者などは場合によっては無料で受け入れるサウスエンド地区有数の大病院だった。

 老人のことが頭の片隅に引っかかっていたが、見舞いまではするつもりはなかったミュラ少尉だが、しかし、その日の午後、ワトスン記念病院の受付に行ってハラーの病室を尋ねたのだった。


 相部屋の病床にいたのは、この世で最もみじめな老人の一人であった。

 無限の悔恨に襲われているハラーの敗残兵のように惨めな有様を前に、ミュラ少尉は絶句して、ただ石像のように病室の入り口に立ち尽くしていた。

 一晩で二十も、三十も老けたように見えるハラーを前に、ミュラ少尉は一瞬、本当にこれがあの酒場で出会った活力に満ちた老人だろうかと人違いを疑ったほどだ。

「……少尉殿」

 ミュラ少尉の姿を認めたハラー老人が敬礼をするその腕も、弱々しく震えていた。

「気を落とすな」言ってからミュラは慰めの言葉を探した。

「なに、もうじき船に乗れる。そうしたら全てがうまくいく。そうだろう?ハラー」

「ああ……駄目です。チケット。あのチケットがなければ」

 チケットが何のことかわからなかったが、ミュラ少尉は見当をつけた。

「ピアソン大尉に相談してみたらどうだ?」

「だめだ。合わせる顔がねえ」

 老人が頑固に言い張った。声は震えていたが、まだ強い力が残っていた。

「しかし、だ。ハラー」とミュラ少尉が言った。

「たのんます。それだけはしないでくだせえ」

 ミュラ少尉は、打ちひしがれている老人に、とても、もう一枚もらえ。とは言えなかった。

 なんと言うのだ。チケットを盗まれてしまいました。もう一枚くださいとでも?

 ミュラ少尉であれば、飲んだくれて質に入れたとでも思われるのが関の山だろう。

 おそらく老人は、ピアソン大尉に失望されることを死ぬよりも恐れているに違いない。


 何とかしてやりたい、とミュラ少尉は強く思ったが、彼女にできることなどあるだろうか。

 浮遊艇のチケットを自腹を切って都合してやるか?

 安食堂の食事代にも事欠く、半給休職の士官が?まさか?

 だが、打ちひしがれ、まるで煤けているように影が薄くなったハラー老人を前にして、ミュラ少尉は何かをせずにはいられない気持ちが強く胸の奥からこみ上げてきていた。


「あの時、油断しなければ……畜生。俺は何で、大事な時に限って」

 歯を食いしばって悔しげにうめいているハラーに、ミュラ少尉が尋ねた。

「連中の顔を見たのか」

「あの禿げ頭。ゴラム人にちげえねえです。連中の変な入れ墨も頭に入ってたです」

「取り返してやろう」

 自然とその言葉がミュラ少尉の口をついて出ていた。


 自分でもなんでそんな口約束をしたのか、ミュラ少尉にも理解できなかった。

 その場その場で情や勢いに流されてしまうのは、私の悪い癖だと反省しつつも、ミュラ少尉は病院を出たその足で、取り合えず所轄の警察署へと向かった。

 受付で身分を明かし、サウスエンドの昨夜の強盗事件について尋ねると、地区の強盗犯担当の警部という人物が出てきたが、迷惑な顔を隠そうとしなかった。

「なんで、そんなことを知りたがるのです?」と警部が言った。

「彼は私の友人なのだ」

 ミュラ少尉は半ば腹を立てつつ言い張った。変に意地になっていた。

「奪われた金は仕方ないと言っている。しかし、取り戻したいものがある。彼にとって非常に大事なものだ」

 無言であごを撫でている警部に向かって、ミュラ少尉は言った。

「なんとかならないかな」


「その大事なものとは何ですか」と警部が質問した。

 ミュラ少尉は、一瞬、渋ったが正直に告げた。

「チケットだ。浮遊艇の。宇宙港まで行くチケット。

 艦長から与えられたのだ。命より大事なものだ。少なくとも彼にとっては」

 そんなものをと視線で言いたげな警部に向かって、ミュラ少尉は言葉を重ねた。

「もし、取り返せなかったら、あの哀れな老人は死んでしまうよ」と断言した。


 本気でそう思う。それとも或いは、過去に幾度も絶望に打ちのめされただろう時のように、今回も諦念を抱えつつ生きるだろうか。一瞬そう思ったミュラ少尉は、あの老人のありさまを思い出して片隅をよぎった考えを否定した。ミュラ少尉には、そう思えたのだ。


「……問い合わせたところ、ヘラー水兵は正式の水兵でもないそうではないですか」

 そっけない対応だった警部が、今度はなだめるような調子に口調を変えた。

「ね、あなた。警察も忙しいんです。もっと重要な案件もあります。王都の人口一億人に、警察官はわずか13万人しかいない。この間まで気の利いた新人警官がいたんですが海兵になってしまって」

 皮肉を漏らしつつ、薄い笑みを口元に浮かべた。

「警察は全力で調査しております。信頼なさってください。何かわかったらすぐお知らせします。どうか、お引き取りを」

 ぴしゃりといった警部は、背後からかけられた警官の声に慌てて立ち上がった。

「ガードナー警部。先ほどの件で折り返しの連絡が来ました」

「失礼!」

 言うが早いが、警部は打って変わって、慌てて電話のもとへと飛んでいった。

「はい。はい。勿論です。閣下。スコットランドヤードをご信頼ください。時間の問題でありますとも。今日明日中には……はい」

 閣下というからには、電話の相手は有力者に違いない。相手から見えもしないのに、ぺこぺこと頭を下げている警部の姿は滑稽だった。

「もっと重要な事件ね。迷子になった貴族の愛犬でも探すのか」

 吐き捨ててミュラ少尉は踵を返した。

 彼女を案内してくれた若い警官が、気の毒に思ったか。慰めるように会釈した。


 ミュラ少尉は立ち止った。彼女は、異性に対して自分の美貌を使う術を知っていた。

 数瞬を躊躇ってから、懇願してみる。本当に困ったように、同情を引くように首を微かに傾げ、愁いを含んだ視線で警官に縋るような視線を一瞬向け、目を閉じた。

 効果は覿面に表れた。若い男性警官の顔に同情の念がたちどころに現れる。

「そんなことはなさらんでください。少尉殿」

 ミュラ少尉は、物憂げにため息をもらした。

「手がかりを。自分で探す。だけど、王都は広い。どうすればいいのか」

 周囲を見回してから若い警官がうなずいた。

「よかったらパトロールに同行しますか?」 


 サウスエンドの裏通りを進む警察車両の中で、警官が情報収集のやり方を説明し始めた。

「質屋を訪ねる?」とミュラ少尉が言った。

「そう簡単に現金化できない。怪しげなものをです。連中の手際の悪さからプロの強盗ではない。

 やたらと殴る蹴るをしてますしね。物を奪うだけなら、もっと手早くやります。

 重症を負わせるにしろ、怪我をさせないにしろね」

「しかし、質屋といっても……」ログレスに何万軒もあると言おうとしたミュラ少尉に警官が説明を続けた。

「プロの故売屋は限られています。むろん、見込みが間違っていることもあります。

 外国人犯罪者とか移民はね。独自のルートを持ってる。でも地元のチンピラなら、持ち込む場所は大抵決まってます。

 実のところ、こうした場合に備えて、盗品の流れを掴みやすいように警察は各地区に一人、二人だけ残して他の故買屋を取り締まる方針をとっておるんです。これから行ってみましょう」


 しかし、警官と共に訪れた裏通りの質屋では、大した収穫はなかった。

「見当外れだろう。ゴラムっぽいなら、外国人だ。こんな質屋なんかで捌いたりしない」

 質屋の主人はそう言って首を振った。

 警官がミュラ少尉に向かって、申し訳なさそうに肩をすくめた。主人が言葉を続ける。

「独自のルートがあるんだ。外国人の船乗りなんかとな」

「船乗り、か。港湾区域に行けば見つかるだろうか?」

 ミュラ少尉は訪ねてみた。

「それなら倉庫街だな。倉庫街で見慣れぬ連中を見たって話がある」

 警官の咎めるような視線に気づいて、質屋の主人は肩をすくめた。

「もちろん、警察には話したよ。でも、動いてくれねえんだ」


 そうした事情で、ミュラ少尉は、夕刻前に港湾地区の寂れたBC-54番倉庫街へと足を踏みいれた。

「……さて、ここが連中のアジトだな」

 利便性の低さから人気の少ない場所だと睨んだ通り、寂れた倉庫街の片隅に怪しげなゴラム人強盗団の塒を突き止めた才気煥発なミュラ少尉は、くれぐれも先走らんでくださいよ。という若い警官の忠告などはなっから忘れて、連中の倉庫を見張れる向かいの廃墟に忍び込むと、腰から双眼鏡を取り出した。

「さて……人数はどのくらいのものか」

 倉庫を開けて四輪トラックで品物を運び出すゴラム人たち。開いた扉の奥には、様々な品が山積みとなっていた。

「十七……八人はいるか?人数が多いな。それに、あれが全部盗品だとしたら、思っていたより断然、規模が大きい」

 これは手に負えないかもしれない。ミュラ少尉が独りごちると同時に目の前が真っ黒になった。

 瞬間、バシッという破裂音とともに体が床に拘束される。

「……ネ、ネット銃?!」

 ミュラ少尉の体が、粘着性の網で床に拘束されていた。

 力を入れて拘束を解こうとするも、戦闘薬を服用した軍人の怪力でもちぎれる素振りさえ見えない。

「無駄無駄。外宇宙の凶暴なエイリアンだって破けっこないんだ」

 笑いながら、銃を片手にゴラム人たちが寄ってきた。


 胡麻髭の男が睨みつけるミュラ少尉の顔を覗き込んできた。

「へへへ。妙な奴がうろついているから、誰かと思えば綺麗なお嬢さんじゃねえか」

「この制服。王立海軍だな。おい、なにしてやがった」

 頭に布を巻いた女がミュラ少尉の尻を軽く蹴った。

「海軍だぁ?海軍って、あれか?水上艦隊のことか?」

 港湾労働者の格好をしたゴラム人の一人が怪訝そうに言った。

「おうよ」とごま塩髭の男。

「なんで、水上艦隊の士官がこんなところ探ってんだ?」

「知らねえのか?宇宙艦隊は海軍の一部なんだよ。ログレスじゃ宇宙軍って言わねえんだ。王立海軍ってんだよ」

「なんだそりゃ?変な話だな」

「まあ、連中、懐古主義者だからな」その一言で何もかも説明できると言いたげにごま塩髭が言って、指示を出した。

「おい、こいつを運び出せ」

 哀れミュラ少尉は、蓑虫そのままの格好で呻き恥辱に身を捩りながら、悪漢どもの塒である倉庫へと担ぎ込まれてしまった。




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