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日本製の薬を中国人に横流しか、卸売会社社長ら逮捕
日本製の薬を許可を受けずに中国人など個人への販売目的などで保管していたとして、警察は埼玉県の医薬品卸売会社の社長の男らを逮捕しました。
逮捕されたのは、埼玉県草加市の医薬品卸売会社「美健販売」の社長・増谷健一容疑者(60)ら2人です。
警察によりますと、増谷容疑者らは今年9月、貧血や水虫などの医薬品およそ120点を、許可を受けずに病院や薬局以外の中国人など個人を相手に販売する目的で保管していた疑いが持たれています。増谷容疑者は、「従業員が勝手にやっていた」と容疑を否認しているということです。
警察は、今年5月にSNSを利用して中国人観光客に密売していた中国人グループを摘発し、入手先などを調べたところ、増谷容疑者らが浮上したということです。警察は、仕入れや販売の実態解明を進めています。