【芸能・社会】寺田最可 グランプリ獲得 松竹ジャパングランプリ全国オーディション2018年12月2日 紙面から
松竹グループ主催のタレントオーディション「松竹ジャパングランプリ全国オーディション 2018」の最終選考会が1日、東京・新橋のスペースFS汐留で行われ、大阪市の高校2年生、寺田最可(もか)さん(16)がグランプリに輝いた。 女優や歌手、モデルなどマルチに活躍したいという寺田さんは「すごくうれしいです。夢は世界に行くこと」と抱負を語った。 松竹、松竹芸能、松竹エンタテインメントの3社が初めて合同で実施したオーディション。芸能界で活躍したいタレントやアーティスト志望者らを「ゼロ歳から100歳までの男女」を条件に募り、約2500人の応募があった。 最終選考会には全国6カ所のオーディションを勝ち抜いた26人が出場。それぞれ3分間の自由パフォーマンスで競い合った。モデル志望というゼロ歳児の赤ちゃんや、俳優志望の74歳と73歳の夫婦もいた。 寺田さんは最終選考会で自ら作ったオリジナル曲「ここにいる」をギターの弾き語りで熱唱。悩みを抱える友人にエールを送る思いを込めて作った曲だった。「今の自分を一番表現できるものが歌だと思って歌いました」。人の心に強く訴えかける歌唱力などが審査員に高く評価された。 寺田さんは今後、松竹の映画などに出演する。「まさか私がグランプリをいただけるとは思っていませんでした。誰にもない、私にしかできないことをやっていきたい」と目を輝かせた。
|