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【プロ野球】

楽天入り浅村、4年総額20億円超 爆笑会見「キャリアハイを」

2018年12月2日 紙面から

楽天と契約し、入団記者会見でファンと記念撮影する浅村(中央)=仙台市で

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 西武から国内FA権を行使して楽天入りした浅村栄斗内野手(28)が1日、楽天生命パーク宮城で記者会見した。4年総額20億円超の大型契約を結び、背番号は西武時代と同じ「3」。会見では、同じ1990年生まれでチームメートとなる則本、西武時代に同僚だった渡辺直が乱入し、質問を浴びせて笑いを誘った。

 緊張気味だった浅村の表情が一気にほぐれた。約50人のファンを招待した入団会見の客席から、則本と渡辺直がサプライズで登場。則本はマイクを握ると、インタビューを敢行した。

 「今年、則本選手からたくさん打点を稼いだと思いますが、来シーズンは僕が相手じゃないですけど、大丈夫ですか?」

 今季の浅村の対則本は、打率5割3分8厘(13打数7安打)、2本塁打、7打点。そんなカモが、来季は味方になるためいなくなるが、浅村はすかさず「全然、大丈夫です!」と即答。集まったファンからは爆笑とともに大きな拍手が湧き起こった。

 今季打点王の浅村が最もこだわりを持っているのが、ポイントゲッターとしての役割。「楽天に来たからにはキャリアハイを目指してやりたいと思っていますし、その中でも打点を意識して今までもやってきた。そこは来年から意識してやりたい」。新天地で進化を深める自信がある。「大丈夫です」にはそんな決意もにじんでいた。

 やや明るめだった髪の色を黒に染め、新たなチームカラーとなるエンジ色のネクタイ姿で会見に臨んだ。「楽天の浅村なので」。みちのくで野球人生はさらなる輝きを放つ。

(金額は推定)

 

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