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【プロ野球】

原監督、王ソフトとシリーズ熱望 「やらないかんな」OB会総会で

2018年12月2日 紙面から

 巨人の原辰徳監督(60)が1日、東京都内で行われたOB会総会に出席し、王貞治球団会長(78)率いるソフトバンクとの日本シリーズ対決を熱望した。両球団が最後に戦ったのは、長嶋巨人が王ダイエーを4勝2敗で下した2000年。実現すれば今世紀初で、19年ぶりとなる。

 まずはOB会顧問の王会長から巨人愛がほとばしる。「ジャイアンツは特別な球団。そこの出身であるということはプロ野球人として誇り。他の球団はジャイアンツと日本シリーズを戦って勝ちたいというのが本当の思い」。会場を後にしても熱は冷めず、巨人の日本シリーズへ「2000年が最後でした。機は熟した、ということ」と続けた。

 前回はヘッドコーチとして長嶋政権を支え、日本一の歓喜を味わった。3度目の指揮官就任で迎える来季、原監督は長嶋終身名誉監督の体調を気づかいながら「非常に強いジャイアンツ愛というものをしっかり持ってくださって、見守ってくださっている。やっぱし『やらないかんな』というのは感じます」と意気込んだ。

 FA補強で広島・丸、西武・炭谷を獲得。オリックス・中島も、今季米パドレスで20発をマークしたビヤヌエバも加わった。十分な戦力でレギュラーシーズンを勝ちきり、ポストシーズンでも笑う-。球団ワーストタイ4年連続V逸からの頂点、最後に脇役へ追いやる相手が2年連続日本一のソフトバンクなら言うことなしだ。 (川本光憲)

 

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