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【プロ野球】

ロッテ、1位指名・藤原に背番号2 出来高史上初5000万円

2018年12月2日 紙面から

特製のFujiwaraミルクチョコレートを手に笑顔でチョコを食べるロッテ1位の藤原=大阪市内のホテルで(持木克友撮影)

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 ロッテにドラフト1位で指名された大阪桐蔭高の藤原恭大外野手(18)=181センチ、78キロ、左投げ左打ち=の入団が1日、決まった。大阪市内で交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で合意した。ロッテの高卒新人に5000万円の出来高がつくのは球団史上初で、大きな期待を背負っての入団となる。

 ともに甲子園での春夏連覇に貢献した根尾は、ドラフト1位で中日に入団。プロでしのぎを削ることになったチームメートとは「ライバルとして球界を背負っていきたい気持ちがある。早くそのレベルにいけるようにお互い頑張っていきたい」と熱く語った。

 そんな藤原は怪力が自慢で、握力は左が89キロ、右は83キロ。さらに林球団本部長が「非常にいい目を持っている」とほれ込む眼力を備えており、根尾をしのぐ高校生ナンバーワンの高い評価をしている。そんな特別な存在の背番号は「2」に決定。通算2081安打の山崎裕之、ボビー・バレンタイン元監督らが背負ってきた。

 「いい背番号を用意してもらったので活躍できるように頑張りたい。トリプルスリーという目標を持っています。ここからが本当のスタート。ギアを上げて練習していきたい」

 「2」の山崎は1965年、高卒新人で開幕スタメンに名を連ねた。藤原はそれ以来の快挙を手にするのか、大いに注目だ。 (小林良二)

(金額は推定)

 

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