新たな労働運動求め共闘へ
カテゴリー:労働 投稿日:2013-09-14
全日本建設運輸連帯労組 第30回定期大会 全日本建設運輸連帯労組(連帯労組)は8、9の両日、静岡県浜松市で第30回定期大会を開き、引き続き「1万人産業別組織」の建設を目指すとともに、「志を同じくするユニオン・中小企業労働組合の仲間たちに大同団結と組織統合を呼びかける」(大会宣言)ことを柱とする2014年度運動方針などを満場一致で決定した。
また最終日に役員改選を行ない、連帯労組結成以来委員長を務めてきた長谷川武久委員長が勇退し、菊池進委員長ら新執行部を選出した。
大会冒頭のあいさつで長谷川委員長(当時)は、「今日の危機は一方で日本の労組、労働運動が新たな発展の道を切り開くチャンスでもある。今の大企業労組中心の運動ではなく、新たな労働運動を求めている労働者、労組は多い」と述べ、この間積み重ねてきた連帯労組と全港湾、全国一般全国協との3単産共闘の発展に期待感を示した。
社民党からは福島みずほ前党首が来賓あいさつに立ち、「国会は憲法や働くものの権利が脅かされる厳しい状況だが、連携できるところとは連携する立場で頑張っていく」と述べた。
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