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【スポーツ】

[バスケット]故郷富山で馬場が躍動! 日本男子5連勝飾る

2018年12月1日 紙面から

◇W杯アジア地区2次予選 日本85-47カタール

 バスケットボール男子のW杯アジア地区2次予選が30日、富山市総合総合体育館であり、世界ランキング49位の日本は同62位のカタールに85-47で勝利した。

 米・ゴンザガ大の八村、メンフィス・グリズリーズでNBAデビューした渡辺のエース2人が不在の日本。インサイドの柱を立てられない弱みをつけこまれ、前半は31-32と競り合った。

 後半開始から苦しい状況を脱しつつあり、開催地・富山出身のフォワード馬場雄大(23)が流れを決定的にした。44-35で敵陣でパスを受けると一気にゴールに走り、片手で思い切り打ち込んでダンクシュート。さらに第3クオーター終了間際の3点シュートがブザービーターとなり、このクオーターだけで7得点した。

 11月7日に誕生日を迎えた時に八村から祝福メールとともに「日本代表は任せます」と激励を受けていた。Bリーグの東京で昨年からプレーするが富山県内の試合は初。故郷のファンの前で勝利し、「勝つことが一番だと思っていたので、勝つ姿を見せることができて本当に良かった」と笑顔で振り返った。 (平野梓)

◆W杯への道

 アジア地区2次予選は12チームを2組に分け、各組上位3チームに成績の良かった方の4位チームを加えた計7チームがW杯に進む。ホーム&アウェー方式で各チームと2度対戦。1次予選の結果を持ち越すため日本はすでに9試合を戦ったことになり、現在は5勝4敗でF組4位。12月3日に行う世界ランキング70位のカザフスタンとのホーム戦で連勝し、来年2月のアウェー2戦に向けて有利な状況をつくりたい。国際バスケットボール連盟(FIBA)が12月に東京五輪の開催国枠について審議する可能性があるが、19年W杯は出場権獲得の選考大会となっている。

 

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