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【芸能・社会】

大林宣彦監督登壇 妻は映画功労賞に 第42回山路ふみ子映画賞

2018年12月1日 紙面から

壇上であいさつする大林宣彦監督=東京・東新橋で(市川和宏撮影)

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 「第42回山路ふみ子映画賞」の授賞式が30日、東京都内で開かれ、映画「万引き家族」(是枝裕和監督)に出演した女優の安藤サクラ(32)が女優賞を受賞した。安藤はドラマ撮影のため欠席し、所属事務所の畠中鈴子社長が「母としても女優としても素晴らしい経験になりました」と代読した。

 映画功労賞に選ばれた大林恭子プロデューサー(79)の夫で映画監督の大林宣彦(80)もサプライズで登壇。がんで闘病中だが、「今日も奇麗だよ」と切り出して会場を盛り上げ「映画は過去の歴史を変えることはできない。でも、未来の歴史を変えることはできる。戦争のない未来をつくってください」と呼び掛けた。特別賞の草笛光子(85)は「人生正念場になったな。楽しい女優だったと思われながら死んでいきたい」と喜びを語った。

 

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