検定について・受検資格

実用数学技能検定とは

「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。

おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。

第1回を実施した1992年には5,500人だった志願者数は、2015年以降は年間35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は560万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。

日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。

  • ※志願者数・実施校数はのべ数です。

受検資格について

原則として受検資格を問いません。どなたでもどの級からでも受検いただけます。

  • ※ただし、時代の要請や学習環境の変化などにより、公益財団法人日本数学検定協会が必要と認めるときはこの限りではありません。

検定の構成について

  • 1~5級には、計算技能を測る「1次:計算技能検定」と数理応用技能を測る「2次:数理技能検定」があります。1次も2次も同じ日に行います。6~11級、かず・かたち検定には、1次・2次の区分はありません。
  • 初めて受検するときは、1次・2次両方を受検します。
  • 年に2回英語版でも受検することができます(英語版を選択できるのは、団体受検の場合は準1~8級のみ、個人受検の場合は1~8級のみ)。
  • 1級は団体受検ができません。

併願受検について

団体受検の算数検定(6~11級、かず・かたち検定)のみ併願受検ができます(同一の志願者が同一の検定日に同一の会場に限り、隣接した2階級まで併願受検することができます)。

  • ※2018年6月検定から変更。
  • ※併願する場合は階級ごとに受検申込書を提出してください。
  • ※団体受検の「準1~5級」、個人受検の「1~11級」はこれまでどおり併願受検することはできません。これらのことが判明した場合は、いずれも無効になります。

検定の免除等申請について

検定料の1,000円引き適用について

以下に該当する受検者は、検定料の1,000円引きが適用されます。この適用を受けるためには、該当する1次または2次合格証に記載された合格証番号がお申し込みの時に必要です。

  1. すでに実用数学技能検定1~5級の1次:計算技能検定または2次:数理技能検定に合格している方が、同じ階級の2次または1次のみを受検する場合。