元素使いのホグワーツ魔法魔術学校活動記 元素を操ってホグワーツでも最強です   作:飛鳥文化アタッカー
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キナ(友人です。七歩目の最後に変な茶番があります。)に、Twitterとこっちの話し方違うねって言われました。当たり前だろって言い返したら、何故か反論されました。わかりずらいから標準語を話せと。

しょうがないの。でも、こっちの話し方だとちょっと話しにくかったりするの。このお話はギャグみたいなものなの。だから、普段の喋り方は少し違うと思ったの。だからいつもと変えてるの。少しは察してほしいの。

この後キナにちょっと怒られた、まる。


秘密の八歩目

ポリジュース薬の時の事件から何ヶ月か経った2月のその日、私はリアにぬいぐるみのように前に抱かれながら談話室の中を歩いていた。なんでも、リアの運動だそうだ。割と疲れるそうで、痩せるんだとか。私はあまり太らない体質………というか、元素を操る際に体力を持ってかれるので、太ったことは無いが。

 

そんな変な奇行じみた事をリアと2人でしていると、ハリーとロンとハーマイオニーが話をしていた。私は気になったので話に混ざる。

 

「何を話してる?」

 

私がそう聞くと、3人ともビクッとする。ハーマイオニーのことを刺したあの日から、なんか引かれてるのだ。ちょっと傷ついたけれども、別にいっか的な感覚で接していたためだ。

 

「………日記?」

 

「これは……トム・リドルっていう生徒の日記帳らしいんだ。といっても50年前の生徒だからどんな人物かは分からないけど。」

 

へぇ、と思いながら、ついでにリアに未だ抱かれながら、その日記を受け取って中身を確認してみる。だが、何も書かれていない。なんか書き込んだらでてこないかなぁ。と、思いながら空気中の炭素を集めて、炭に変化させ、炭で鉛筆を作る。そして、3人に見えないように鉛筆を操って、何か適当に、名前でも書き込んでみる。すると、文字が浮かんできた。

 

『私はトム・リドル。君はシャル・シュバルスノー・リバーサイドと言うのか?』

 

取り敢えず返信しよう。

 

『私はあなたが何者か知りたい。貴女に興味がある。』

 

『君は私の敵か?味方か?』

 

『私は貴女が誰であろうと、何であろうと、敵なら殺すし、味方なら出来るだけ守る。』

 

『それなら、私は味方だ。』

 

『そう、今日はこれくらいで終わり。文字を消して。』

 

私がそこまで書くと、文字が消えていく。それから、ハリーに日記を返す。

 

「真っ白、隅から隅まで真っ白な日記。私みたい。感想終わり。どうせなら日記として使えば?使えるかもしれない。」

 

私がそういうと、若干笑いながら日記を受け取る。まぁ、いっか。私はリアに未だに抱かれながら、談話室の中を歩き始める。

 

 

 

 

正直、みんなの生暖かい変な目線が痛かったです。

 

 

 

 

 

ハリーはその1週間後くらいに、文字を書いたら日記が反応してくれるのに気付いたらしい。私はそれを聞いた第一声が、『気付いてなかったのかよ、お前』だった。

 

ハリーたちの話に耳を傾けてみると、確かにハグリッドという単語が会話の中に出てきていた。ハリーたちは自分たちが大好きなハグリッドがスリザリンの継承者だということを知ってどうするのだろうか。

 

取り敢えず私は今日も抱かれている。本日はフィラスにだけれど。

 

 

 

 

 

イースターの休暇に入ると、2年生には新しい課題が与えられた。3年生の授業には選択科目があるのだが、その科目を選ぶ時期が来たらしい。

 

3年生で選択できる科目は『古代ルーン文字』『数占い』『魔法生物飼育学』『占い学』『マグル学』などで、ハーマイオニーなんかは脇目も振らずに全てに受講のチェックを入れていたが、体がいくつあっても足りないと思う。

 

私は取り合えず魔法生物飼育学と占い学を受講することにする。ハリーはロンと同じ科目を取ったようなので、この辺の科目選びにも割と本人の性格が思ったより出るのかも知れない。面白い。

 

 

 

 

 

学期末試験も間近に迫り、リアとフィラスに挟まれて朝食をとっていると、私宛の1通の手紙が届いていた。

 

『今日、朝の9時、3階の女子トイレ』

 

なんだろうと思いながらも、リアとフィラスに聞いてみる。

 

「なにこれ?シャル?」

 

「手紙。さっき届いた。」

 

「ラブレターですかね?」

 

「シャルにそんなの来るかなぁ………」

 

おいフィラスお前、普通に酷いぞ。

 

「ん、取り敢えず行ってみる。行ってきてもいい?」

 

「はい、適当に誤魔化します。」

 

「頑張れよー。」

 

2人に許可………割と適当な許可を貰い、私はその待ち合わせの場所まで走り、途中でショートカットの為に階段を無視して移動し、9時の数分前に3階の女子トイレまでやってきた。

 

私が恐る恐る中に入ると、そこにはジニーがいた。ロンの妹だとか言っていた覚えがあるが………はっ、もしかして………本当にラブレターか⁈ 私と同じ百合っ子か⁈ 可能性は………ある!

 

よしやったるぜ私を舐めるなよお前私は告白されたら了承して今ここで押し倒してキスしてやるぜ待ってろよジニー‼︎

 

「よく来てくれた。」

 

………ありゃ、何か声が違う。

 

「………誰?」

 

「私はトム・リドル。あの日記の文字だ。」

 

「………あぁ、あれ。」

 

確か………こいつは味方だと言っていたはずだが………

 

「………何か用?」

 

「ああ、君は私の味方になるらしいからな。正直、ジニーの体だけじゃ出来ないこともある。その手伝いをしてほしい。」

 

「………いやだ。」

 

なぁんだ。愛の告白じゃなかったんか………ちぇっ………でもまぁ、面白そうな話が聞けそうだぜ。

 

「おや、君は私の味方なのではないかい?」

 

「あの時の話。今の貴女とは違う。」

 

今のこいつは、少なくとも味方ではない。だが、だからどうにかできるわけでもない。明らかにジニーの身体を使っているような事を言っているし、そんな素振りもしている。変な事をしたら、私ではなくジニーの方が危ないだろう。

 

「そうか、君はハリー・ポッターの友人だとジニーが言っていたから、使えると思ったんだがな。」

 

「………ハリーくらいなら連れてくる。それでジニーを解放するなら、それで。」

 

「それでいい。秘密の部屋は開かれたのだから。」

 

「………ああ、みんなが言ってる秘密の部屋ってやつ?」

 

「なんだ、知らなかったのか?」

 

「興味ない。あんな大きな蛇、簡単に殺せるもの。」

 

「威勢のいいお嬢さんだな。」

 

「………ハリーを1時間後に連れてくる。それでいい?」

 

「ああ、待っている。」

 

 

 

 

 

 

 

「ハリー、ちょっといい?」

 

「なんだいシャル、今ジニーを探してるんだ!」

 

「ちょっと着いてきて。」

 

「ジニーがいたのか⁈」

 

「いいから着いてきて。ロンも、後ろのロックハート先生も。早くきて。」

 

3人は渋々ながらもそれに従い、3階の女子トイレまで来た。

 

「ここ、でしょ?」

 

「ああ。そうだ。そうなんだ。どうして君が?」

 

「気にするな。」

 

私はそう言いながら、蛇口を全て分解する。そうすると、穴が現れた。

 

「降りて、今すぐに。ロックハート先生も。」

 

ハリーとロンは目を合わせて、一緒に下まで滑り降りていく。ロックハート先生は降りそうにないので、後ろから蹴り落として降りさせる。私は空気スライダーを使って、汚れずに降りていく。

 

降りていくと、なんかロックハート先生がハリーとロンと戦闘していた。

 

「坊やたち、お遊びかこれでおしまいだ!私はこの皮を少し学校に持って帰り、女の子を救うには遅すぎたとみんなには言おう。君たち2人はズタズタになった無残な死体を見て、哀れにも気が狂ったと言おう。さあ、記憶に別れを告げるがいい!オブリエイト、忘れよ!」

 

私は瞬時に空気壁を展開するが、魔法は発射されなかった。むしろ、小爆発が起き、私は吹き飛ばされた。そして、天井が崩れてしまった。ハリーと一緒に天井の崩落に巻き込まれてしまったらしい。

 

ハリーとロンが崩落した岩越しに会話をしてから、ハリーは先の扉が開き始める。おぉすげー、蛇だすげー。

 

「行こう、シャル。」

 

「ん?ああうん。」

 

正直上の空っぽい返事を返しながら、先まで進む。

 

 

 

進むと、そこには幽霊のような姿の男の人がいた。多分トムだろう。知らないけど。

 

「ジニー!ジニー、お願いだ。目を覚まして。」

 

「その子は目を覚ましはしない。」

 

リドルの熱い否定の言葉怖ーい。

 

「トム……トム・リドル? それに咲夜も……目を覚まさないって、どういうこと? ジニーはまさか………」

 

ハリーが絶望するような顔をするが、リドルはその考えを否定する。

 

「その子は、まだ生きている。しかし、かろうじてだ。」

 

「助けてくれないか? ここからジニーを運び出さなきゃ。バジリスクがいるんだ……。どこにいるかはわからないけど、今出てくるかもしれない。お願い、手を貸して………」

 

ハリーは懇願する。私は取り敢えずジニーの側まで移動して、見ておく。

 

「ジニーは私に任せて。絶対に守るから。」

 

「ああ、任せた!」

 

私はそう言われたので、ジニーを入り口近くまで運ぶ。その間にハリーは話を終えて、バジリスクの目を潰してくれていたようだ。あいつは目が使えなかればただの雑魚だからな。

 

「ハリー、後は任せて。」

 

「ああ!」

 

元気の良い返事だ。

 

私は地面の石を操り、バジリスクに突き刺していく。何度も、何度も、何度も、形が変わるくらいボロボロに変わるまで、ずっと。

 

そして、数分で死亡したのか、全く動かなくなった。

 

「そうね………その日記、魂が入ってる。きっとトム・リドル本体。」

 

「ああ!」

 

ハリーは先程と同じような元気の良い返事をして、バジリスクの牙で日記を突き刺す。すると、インクが溢れて出てきて、リドルは叫んで裂けて消えていく。正直気持ち悪いし、見ていて良いものではない。

 

 

 

 

その後の話なのだが、私はあの地下から帰ると、リアとフィラスに盛大に怒られた。2人もバジリスク云々の話は全く聞いておらず、危ないと判断出来なかったらしい。ごめんね?

 

その後の夕食時にダンブルドア先生はハリーとロンに200点ずつ点数を与えたらしい。私だけ250点でびっくりしたものだ。なんにしてもこれでグリフィンドールが一気に650点も稼いだことになり、今年の寮対抗杯もグリフィンドールのものとなった。

 

それと共に、ハリーとロン、それから私にもホグワーツ特別功労賞が授与されることになった。正直断りたかったが、フィラスとリアに止められた。

 

そして、風の噂でマルフォイ氏が理事を辞めさせられたという話を聞いた。これは私の予想でしかないが、今回の件はマルフォイ氏のマッチポンプだったのではないかと思う。でなければダンブルドア先生が停職処分にされた理由も、このタイミングでマルフォイ氏が理事を辞めさせられる理由もわからない。

 

そして、ハーマイオニーにとって幸か不幸か学年末テストは事件が解決したお祝いに中止になった。私的には嬉しかったけども。

 

 

 

 

そして、私達は家に帰ってきた。

 

「「「ただいま((〜〜))」」」

 

2人は呑気な声をあげてるけど、取り敢えず無視の方向で。

 

「メナ、私、バジリスク殺した。」

 

「あら、そう。よかったわね………バジリスク?」

 

「そう。ホグワーツの地下にいたから、殺してみた。殺せた。」

 

「それって良かったのかしらね?バジリスクって珍しい生物なのに………家で飼いたかったわ。」

 

「………それはちょっと。」

 

「大丈夫、嘘よ、嘘。それより、お腹減っているでしょう?夕食にしましょう。」

 

「「はーい!」」

 

「………わかった。」

 

こうして、忙しい一年が終わった。




用語集(普段のTwitterと同じ話し方で)

『白紙の日記』
リドルの記憶入りの日記なの。ポケットの中の友達みたいなの。

『お鰤美瑛と』
オブリビエイトって文字変換しようとしたら出てきた誤変換なの。正直びっくりしたの。お鰤って魚を丁寧に言ってるだけなの。美瑛って誰なの?と?訳わかんないの。

茶番っぽいのする用語少ないけど許してほしいの。

【主人公と作者】(作者の喋り方をこれに統一するの)
『キナ』なぁアスよ。

『アス』なんなの?

『キナ』お前の書いてる主人公って、所々お前に似てるよな。シャルと似てるのは空気の影響を受けやすい事
お前喘息気味だしな。

『アス』そうなの?

『キナ』ああ、聖牙飛鳥だっけ?あいつとは世渡りの仕方が似てるし。

『アス』どこが似てるの?

『キナ』フィウって子とも、臆病なのが似てるよな。

『アス』私別に臆病じゃないの!

『キナ』あと、3人とも人を割と簡単に殺す。お前は人を殺したことなんてないが、そういう片鱗が見え隠れしてるから笑えない。

『アス』どこがなの⁈ 私は殺人鬼でもサイコパスでも二重人格でもないのー‼︎

『キナ』でも、とにかく似てるんだよ。3人とも20歳以下だし。表面的には。

『アス』別にロリコンじゃないの。

『キナ』それは知ってるから大丈夫。お前のどストライクな女の子はシャルなんだってな?

『アス』そうなの!シャルちゃん大好きなの!

『キナ』精々頑張れ。二次元に恋をして悲しむお前は見たくないからな。どうにかしろ。

『アス』割と無茶振りなの………でも、別に大丈夫だと思うの。

『キナ』え?どうしてだよ。

『アス』なんとなくキナに似せてるからなの。キナは愛が割と重いし、異性が苦手なの。勉強はあんまりしないくせに出来てたし、記憶力もあんな感じなの。後は髪を白くして低身長なら完璧なの。黒目だから片方に青色のコンタクトでも入れればシャルちゃんなの。

『キナ』コスプレじゃないか途中から………






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