オープンソース農業用CNC「FarmBot」予約販売開始

小規模農業の研究素材として最適化されたオープンソースのハードウェアプラットフォーム『FarmBot

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カリフォルニア州のスタートアップFarmBotは、世界初のオープンソース農業用CNC『FarmBotキット/FarmBot Genesis』の予約注文を7月1日(現地時間)よりスタートした。

7月からキットとして予約注文を開始する「FarmBot Genesis」は、アルミフレームに3DプリントやCNC等で成形した部品から構成された完全オープンソースな農業研究に最適化されたマシンです。

FarmBot Genesisは、7月末まで25%のディスカウント価格で販売中
https://farmbot.io/pre-order/
キット価格:$2,900
送料:$350~

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栽培システムはスマートフォンなどのタブレット端末やPCから操作可能で、グラフィカルなインターフェイス上からドラッグ&ドロップすることで、種まき・散水・雑草抑制等、ゲームのような感覚で簡単に植物の成長計画(設計&管理)を実行することができる。

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FarmBotは完全なオープンソースなプロジェクトのためGitHubから入手可能となっており、用途に応じて自由にカスタマイズさせることができる。栽培面積の拡縮はもちろん、様々なセンサーを使った土壌管理(水分含有量測定など)やローカル気象ステーションによるリアルタイム気象データの取得。ソーラーパネルを使った電源システムなどへの改良も可能。

FarmBot Genesisは日本語に翻訳されたドキュメント(https://farmbot-genesis.readme.io/docs/intro)も公開されているため、多少の知識があれば比較的簡単に組上げることができる。

FarmBot Genesis基本仕様

  • マシンサイズ:長さ1.5~3M × 幅0.5~1.5M
  • 機械高さ:0.5~1.5M
  • 最大栽培面積:2.9M × 1.4M
  • 最大植物高さ:0.5メートル
  • ツールベイスロット:5
  • FarmBotツール:シードインジェクターと散水ノズル
  • 種子ビン:3
  • アッセンブルツール:3mm六角レンチ、2mm六角レンチ、8mmレンチ、10mmレンチ
  • 全てのコンポーネントは防雨&耐腐性素材で作られています

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