メモリーカードというものは年々容量が増え、そして小型化していきます。そのうちサイズは砂粒程度になり、かつそれでいて1TBもあるなんてことにはなるのかもしれませんが、そうなってくると問題なのは、その容量が適正なのかということです。かつてUSBのメモリーが登場した際は、容量に関し以下に削って保存するかが肝でしたが、現在はそんな事を気にすることもないでしょう。結果とんでもないことになります。
メルカリでSDカードの詐欺が発生
そんなSDカードでとんでもない詐欺が流行っているということです。あの大手フリーマーケットサイトである「メルカリ」で、SDカードの容量が128GBと書かれているのに、3GBしかないなどの容量を大量に偽ったものが売られているということです。通常128GBもあれば、1000万画素の写真データでも38,000枚程は保存できる計算です。つまり、ほぼ容量を気にせずバシャバシャ撮ることができるのですが、その容量になる前に満杯になってしまうので、流石に気づくはずです。
試しにメルカリでmicroSDカード、128GBを検索してみますとたしかに2000円弱のmicoSDカードは販売されておりました。しかしこれが本当に詐欺なのか、それとも正常なものなのかはわかりません。また、詐欺ではなくそのようなおもしろグッズとして売る業者もいるようです。
しかしこの手の詐欺は今に始まったことではなく、SDカードやUSBメモリが登場した当初から存在し、5ちゃんねるなどの掲示板では「【絶許】容量偽装SDカード出品者通報スレッド」などのスレッドで人柱になった人などからの不正報告が上がっております。
そんな不正を疑われたユーザーは、既に退会しているなどの状況が確認できることから、何らかの問題があったと見られます。
以前256ギガのUSBメモリを購入したらとんでもないことになりましたが
果たしてフリマが一般的になった昨今、我々はこの手の詐欺を防ぐことができるのでしょうか。
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