2016年3月30日水曜日

ひきこもりを克服するために社会は何をすべきか

発達障害の若者に仕事を ひきこもりだった34歳の場合

 発達障害=キーワード=に気づかないまま社会に出た若者の就労支援が、自治体で課題になっている。支援には何が必要なのか――。専門家によるネットワークづくりを今月からスタートした世田谷区で、職に就いた男性のケースから考えた。
契約社員となった発達障害がある男性(手前)は郵便物の仕分けといった事務作業をこなす=千代田区霞が関のEY税理士法人

 《文部科学省は、小中学校の通常学級にいる発達障害児は全体の6・5%(2012年)と推測する。卒業後の就労状況などのデータはないが、職が得られない人も少なくないとみられる。就職できても周囲の理解がないとトラブルになり、退職を余儀なくされるケースもある。》

 社内外から集まった郵便物を仕分けし、合間に顧客ファイルの貸し出し、返却といった業務をこなしていく。発達障害がある世田谷区出身の男性(34)は昨年6月から、千代田区霞が関の「EY税理士法人」の総務部で働く。
 アルバイトから始め、2月からフルタイムの契約社員に。「ここまでできるとは思わなかった。職場が楽しい」。男性は笑顔だ。
 男性は専門学校を卒業した01年から引きこもりの状況だった。学習能力には問題はなかったが、初対面の人とのコミュニケーション能力が低く、突発的な出来事への対応が苦手だったことなどから、就職活動はうまくいかなかった。
 周囲が男性の発達障害に気づいたのは卒業から10年以上たった12年。正式に診断を受け、障害者手帳を得たのは昨年のことだ。
 発達障害が学校や社会で認識されていないことが原因とされる。過度な物事へのこだわり、対人交渉や状況判断能力の欠如など、障害の内容や程度は幅広い。「変な人だな、程度の認識で見過ごされている」(世田谷区障害者地域生活課)。

 ■障害発見から就職準備まで




 《発達障害は精神、知的の2障害と複合している事例が多い。世田谷区は今月から試行事業だった発達障害者の就労支援を正 式に位置づけ、すでにある若者向けや2障害向けの就労事業とネットワークを組む。発達障害の就労支援にネットワークが確立している自治体は全国でも珍し い。》

 引きこもりを見かねた姉の勧めで、男性は10年から区の「せたがや若者サポートステーション」に通い始め、発達障害の疑いを指摘された。
 ステーションは不登校や中退した若者の職業自立が目的。6カ月以上経過しても進路が決まらない人の半数に発達障害の疑いがあるという。
 「有名大学を卒業している人もいる。本人や家族が障害に気がつかないほか、認めたがらないケースが少なくない」(ステーションの篠原健太郎所長)
 解決に向けたプログラムが「みつけば」だ。発達障害を抱えるピアサポーターと互いの体験を語り合い、イベントを共にする。男性はプログラムをきっかけに、区が12年度に発達障害の就労支援として始めた試行事業「ゆに(UNI)」の利用を決めた。
 UNIは今月から正式な支援施設になった。民間企業などへの就職を目指す就労支援センターと、パンなどのオリジナル商品づくりなどをする通所部門に分かれる。家事など社会生活を送るのに最低限必要な訓練を積み、仕事を探す。
 男性は手順が決まった作業であれば、混乱なくこなせた。短期アルバイトから始めて実績を残し、就労に結びつけた。

 ■採用企業の相談も

 《企業は社員の一定割合を障害者とする法定雇用を義務づけられている。身体、知的障害に加え、18年度から精神障害も対象にな る。発達障害は精神障害の一つとされており、就労の機会は広がる可能性が高い。ただ、障害の多様さから働き方のモデルをつくるには手間がかかり、企業側の 受け入れ準備も進んでいない。》
 男性を採用したEY税理士法人は08年から障害者雇用を始めたが、定着率は2割程度。13年からは発達障害者を受け入れる。UNIの手厚い支援体制が決め手となった。
 UNIは就労した後もスタッフが職場に通い、障害者と企業側の相談やトラブルの対応にあたる。男性の場合、出社から帰社まで仕事の「時間割」をつくり、自分のペースで働けるようになるまで寄り添った。
 UNIの平雅夫センター長は「初めて発達障害に接する会社は障害への理解が浅いし、障害者も不安を抱えている。双方と信頼関係をつくり、調整する役目が不可欠」と話す。
 同法人で障害者雇用を担当する藤本英則総務ディレクターは「発達障害は分かりにくい障害だけに、社会で認められていないという思いを抱えている人が多い。会社側が障害を正しく理解することで、就労の機会は広がる」と話す。
 (重政紀元)

 ◆キーワード

<発達障害> 意思疎通が苦手な自閉症などの広汎(こうはん)性発達障害、読み書きなどに問題がある学習障害(LD)、落ち着きがない注意欠陥多 動性障害(ADHD)などの総称。脳機能の先天的な障害が原因と考えられている。2005年に施行された発達障害者支援法で子どもへの支援は一定程度広 がったが、それ以前の卒業生の状況調査や支援が課題になっている。
(朝日新聞 2015年3月29日掲載)

ひきこもり息子と7年ぶりに対話 全ての歯が虫歯になってた

2015.04.11 16:00

「後悔する者にのみ、許しが与えられる」とはイタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリの言葉。失敗や過ちを犯すことは誰にだってある。大切なことはそれと向き合い、心の底から後悔すること。そうやって初めて新しい自分を得ることができる。58才パート女性が語った7年ぶりに対話を果たしたひきこもりの息子との心のふれあいのストーリーを紹介する。
 * * *
 私が親の介護に追われていた時のこと。ある日、中学校から、息子が何日も登校していないと連絡がきました。朝はちゃんと家を出ていたのに…。でも実は、息子は公園で時間を潰して、夕方、家に戻って来ていたのです。

「どうして学校に行かないの?」

 私がそう問い詰めると、息子は何も言わず、自分の部屋へ。以来、引きこもるようになってしまいました。
 夫が話しかけても、息子は鍵をかけた部屋から出てこない。ドア越しに厳しく詰め寄ると、部屋の中から物が壊れる激しい音が聞こえました。中学にはほとんど行かないまま息子は卒業。高校にも行きませんでした。
 私や夫と顔を合わせることなく、私たちが外出している時や寝ている時に冷蔵庫にある料理を食べていたようです。
 しかし、息子が20才になったある日、「歯が痛い」と部屋から出てきました。歯医者に連れていくと、全ての歯が虫歯になっていて、先生が絶句するほどでした。病院に付き添い、7年ぶりに息子と話す機会が訪れました。気まずい空気が流れましたが、私のほうから「どうして学校に行かなかったの?」と改めて尋ねたんです。
 そして初めて、息子が中学時代に教師も加担する悪質ないじめを受けていたことを知りました。

「どうして言ってくれなかったの?」

 私がそう聞くと、息子は「聞いてくれなかった」と怒鳴り、「母さんのせいでおれの人生は滅茶苦茶だ!」と、テーブルを叩きました。いつの間にか身長は私や夫を追い越し、大きくなった息子の苦しみにその時まで気づこうともしなかったのです。親の介護に精一杯で、私は息子を何も見ていませんでした。私は、「ごめんね、一緒にやりなおそう」と息子を抱きしめました。
 息子はただ黙っていましたが、私を振り払うことはしませんでした。息子は今でも外出することはありません。でも、居間に顔を出すようになりました。今度こそ息子のSOSを見逃さないよう、寄り添って生きていきます。
※女性セブン2015年4月23日号



 今回朝日新聞の記事に対して感謝申し上げる。
 ひきこもりを克服するには、単に原因を突き止めるだけではいけない。 2番目の「女性セブン」でわかるように、公平と公正の担保もワンセットでなければならない。
 日本の行政は、特定の金権勢力によってめちゃくちゃにされてきた。それが、法人税の不当減税犯罪、消費税の不当増税犯罪になって現れた。そのことに対して、日本人の大半は奴隷の論理にどっぷりハマり、何もしないありさまである。
 私の場合は抵抗することを続けていた。それが社会に行ってからパワハラによって何もかもできなくされ、そして最終的に発達障がい当時者であることも分かり、「甘えることはできない」という考え方を鮮明にした。権利を駆使するならば、それなりの覚悟を持たねばならないということも、自分なりに身につけてきた。
 このやり方を障がい者の皆さんに真似ろとは私は思わない。それぞれがそれぞれの考え方を持って向かい合えばいい。ひきこもりを克服するために必要な手当として、私は社会全体が公平と公正を取り戻すことが重要であると考える。
 そのために、今こそハラスメント罪の導入を行うべきだと明言する。このハラスメント罪はイギリスにある法律で、様々な嫌がらせに対して刑事罰で制裁を課すことができる。日本は民主主義を取り戻す一歩として、このハラスメント罪を今すぐ導入し、パワハラや過去のいじめを1990年にさかのぼり断罪すべきである。その中で悪質なものについては、懲役刑で罰するとよろしい。
 それによって、社会が新たな人員を迎え入れ、活性化される利点がある。つまり、ハラスメント罪は日本の民主化には待ったなしの切り札なのである。

2016年3月24日木曜日

朝日新聞の真の復活には市民の声を

 倉野でございます。
 朝日新聞の経営危機について、ここでコメントをさせていただきたいと思います。私は今回の朝日新聞の復活のカギはジャーナリズムへの回帰だと考えています。朝日新聞は優れたジャーナリストを多く輩出しており、自称世界一の読売新聞より高い品質を持っています。
 そこで、朝日新聞社の経営再建に、権力に厳しいメンバーを結集させるべきだと考えます。植草一秀氏や伊波洋一氏は最適でしょう。

 更に考えて言えば、記者クラブを市民記者に格安の手数料で開放するべきです。
 こうすることで、朝日新聞記者との良き競争が始まります。その中でコミュニティ新聞と手を組み記事の相互交換を行うとよろしいかと思います。さらに私は朝日新聞の販売店を活用し、岩波書店や金曜日、創出版、七つ森書房、鹿砦社の本を販売すべきと考えます。そうすることで、日販・東販にとってはよきライバルができるというものです。
 さらに私は新聞販売店のコンビニ化を進めるべきという考えを持っています。もしくはコンビニ店の経営を引き受ける事で、防犯にとってもプラスになるというものです。そうして、広告ではなく市民がスポンサーのジャーナリズムに朝日新聞は戻るべきなのです。

 読売新聞についてはもう再生は難しいと言わざるを得ません。
 ですので、産経新聞共々厳しい提案を行います。1円で各部門を譲渡するしかないということです。読売新聞の朝刊部門はもう、劣化も甚だしいのです。せいぜい週刊金曜日に1円で買い取ってもらうしかないでしょう。某野球部に関しては財界以外誰も引き受けないでしょう。それも応援するファンは少ないと言ってもいいでしょう。後は、北海道新聞や中日新聞に1円売却すればいいでしょう。
 では、保守派の新聞はどうすればいいですかって?

 簡単です。ゼロから市民がスポンサーになって新聞を作ればいいだけです。そうすることで、本当の新聞を再生することができると思います。

2016年3月18日金曜日

弱かったなら上を目指してあがけばいい…強かったならさらなる上を目指せばいい… 過去ばかり振り返り現状に安住しているてめえらに未来はねえ… ただ…堕ちていくだけだ―(鬼眼の狂/SAMURAI DEEPER KYO)

弱かったなら上を目指してあがけばいい・・・・
強かったならさらなる上を目指せばいい・・・・
過去ばかり振り返り現状に安住しているてめえらに未来(さき)はねえ・・・・
ただ・・・・堕ちていくだけだ―・・
by.鬼眼の狂(SAMURAI DEEPER KYO/
上条 明峰


 週刊少年マガジンでまだしもマシだった作品の一つに、私はこの作品を上げたい。
 強さばかりを追い求めるキャラクターもいれば、弱さも受け入れてそれでも強くなろうとする人もいる。
 今、世界は残念なことにAll or Nothingの世界観に成り下がった。全てがデジタル化され、1か0かの世界観になってしまった。その結果、対人関係は薄っぺらいものになってしまった。全てが本音丸出しの世界観になってしまい、とてもなんとも言えない異様な世界観になってしまった。
 だから、「あたしの考えが全て」「ここは俺が正しい」という独善的なものの言い方が最近ではネットで支配的になってきた。レイシストどもはその世界観そのものなのだが、そのカウンターにもそんな雰囲気が最近漂ってきた。
 この種の考え方は、白黒テレビの世界に戻ろうとしているのと同じことではないか。今の時代はカラーテレビ、いや液晶テレビなのだが、思想の世界ではそうではない、民主主義の考え方の一つである多様性がいつの間にか白黒テレビの世界観に戻ろうとしている。
 そんなことでいいのだろうか。私にはとても信じがたい。

 なぜこんな事態になってしまったのか。
 私は現代社会の労働のあり方にも問題があると考えている。つまり、搾取する政治だ。今のネオナチジャパンの独裁政権は法人税を不当に安くし、消費税を不当に高くして庶民の生活を破壊しているが、それに加えて労働者の権利も不当に踏みにじる犯罪までしでかす。
 そのことに対して庶民はなぜ怒りの声を上げないのか。ここに奴隷の論理という日本人が至っている問題点がある。もっともっと日本人は自分の頭で考え、行動する力を身につけるべきだ。

2016年3月11日金曜日

人の命を何とも思わない傲慢漢 木村皓一

 東日本大震災からもう、5年がたつ。
 被災者の方々にはお見舞いの言葉を、行方不明の方々には一刻も早く見つかることを望む。そして、震災の犠牲者の方々に冥福を祈る。
 だが、この男の悪事を見逃すわけにはいくまい。

2012年07月04日(水) 週刊現代

民主も自民もついでに財界もこうしてぶっ潰す 橋下徹 反乱軍を鎮圧する

 消費増税で永田町が混乱するのと同時に、橋下叩きが激化している。増税、原発再稼働・・・・・・「腐った統治システムの破壊者」を自任する橋下氏が潰れて笑うのは誰か。〝反乱軍〟の背後に敵の正体が見える。

制御不能の人間兵器

「橋下さんは国政に出ると言ってるでしょ。調子に乗るなと言いたいわ」
 永田町の政界が、消費増税問題で大揺れする中、その動向に再び注目が集まっているのが、橋下徹・大阪市長だ。内紛状態の民主党は、もはや党としての体を成しておらず、分裂・消滅は秒読み段階にある。
 もし、近い未来に解散・総選挙が行われた場合、橋下氏はどんな決断を下し、行動するのか。中央の動揺が大きくなればなるほど、同氏の存在感は増していく。ところが、そんな大阪市長に、冒頭のように「ダメ出し」をするのは、三起商行(ミキハウス)社長の木村皓一氏である。
 木村氏は'08年の大阪府知事選で橋下氏を擁立、その後も「経済人・大阪維新の会」の副会長として支援を続けてきた。橋下氏にとっては恩人というべき人物の一人であり、同時に財界ブレーンの一人でもある。
 そんな木村氏が、橋下氏に対して公然と苦言を呈している。
「橋下さんは大阪都構想などについては、期待通りの働きをしてくれていると思います。しかし、誤算がありました。いつのまにか府市の顧問団とやらを50人くらい集めてしまって。
 原発反対派で、経産省の言うことには何でも反対の古賀茂明氏が筆頭です。原発反対、節電と言っても、それで大阪はどうするのですか、と。経営者にクビくくれと言いたいのですか。
 原発は危険というけど、(原発が稼働した)この50年で、交通事故で100万人以上が死んでるわけです。原発でそんなに死にましたか?橋下さんは、ただ単に注目を浴びたいだけだと思いますよ。実際、大停電が起きたら誰が責任取るのかと言いたいですわ
 なぜ原発の再稼働に反対したのか。大阪の産業を守る気はないのか。過度の節電や不意の大停電で一般市民に犠牲が出たら、橋下市長はどうするつもりか---。ここ最近、各所で噴出している批判の声だ。
 当の橋下氏自身が停電の可能性を完全に否定できず、容認に転じたのだから、いかにも、もっともに聞こえる。だが、そうした理屈は、決して本質を語っているわけではない。前出の「経済人・大阪維新の会」関係者の一人は、こんな〝ホンネ〟を漏らしている。
「我々が橋下氏を擁立した真の狙いは、大阪府と市にはびこる労働組合を骨抜きにすることでした。生半可な人材では、海千山千の労組と対決し、屈服させるのはムリです。その点、無鉄砲な橋下氏は、対組合の『リーサル・ウェポン(人間兵器)』にうってつけでした。
 ところが、その兵器が最近、敵味方の区別なく四方八方に弾を放つようになってきた。そのうえ、国政に進出するとまで言い出すとは計算違い・・・・・・。制御不能の人間兵器を、このまま放置するのはあまりに危険であると、多くの経済人がそう感じ始めたのです」
 リーサル・ウェポンとは、まさに橋下氏のためにあるような言葉だ。この国の古びて朽ちかけたシステムを破壊するために担ぎ上げられ、大阪に維新の旗を立てた男。立ちふさがろうとする者を薙ぎ払って進もうとするその姿が、国民からの共感を呼んできた。
 ところが、橋下氏は今、足元から涌き出る「反乱軍」に包囲されつつある。「やりすぎ」に業を煮やした財界人の離反だけではない。政治的には素人レベルの人材が多く、「烏合の衆」と揶揄された大阪維新の会の弱点が、ここにきて表面化しつつあるのだ。
 6月17日、大阪市内で開かれた維新の会の全体会議で、異変は起きた。同会議出席者の一人がこう語る。
「実はその場で、維新政治塾の塾生の選定を巡り、橋下さんや松井一郎幹事長(大阪府知事)ら執行部と、所属の議員たちがものすごく揉めたんです。と いうのも、塾生の選定については末端の議員が必死で書類選考などをして合否の判定をしたのですが、蓋を開けてみると、執行部の一存で落ちたはずの候補生が 何人も合格していたんです」
 この日の会議では、女性市議の一人が敢然と立ち上がり、「なぜ自分たちが苦労して選定した結果を無視して、落選者を執行部が拾い上げているのか」と、橋下氏らに猛抗議する一幕があったという。
「選んだほうからすれば、議員の仕事の合間に必死で作業したのに、無視されたわけです。受講態度が明らかに悪く、『これはダメだ』と落としたはずが、いつのまにか復活していた。それを問いただすと、松井さんが『政治的な配慮で』などと曖昧な釈明をした。
 実は問題の復活候補生は、みんなの党などに所属する受講生ばかりだったんですよ。それを松井さんがあっさり認めて開き直った感じになったから、会議が紛糾した」(同出席者)
 その場では橋下氏も「あくまで塾生の選定であって、選挙の候補者の選定ではないから理解していただきたい」と説明したが、会議の参加者たちの目からは、苦しい言い訳をしているだけのように見えたという。
 維新の会関係者の一人が、内情をこう解説する。
「結局、みんなバラバラの方向を向いているんです。橋下さんが、大阪を都にするというから、それに期待して維新の会に参加している者もいれば、国政 進出を見込んで維新塾の塾生を目指している者もいる。もし塾生が国政選挙の候補になるというなら、古参の府議や市議は、どこの馬の骨とも分からない候補 を、自分たちが応援しなくてはならなくなります。『そんなの、ありえへん』というのが府議市議のホンネで、亀裂が広がっているんです」

「維新の旗」を全国展開へ

本誌の取材の範囲内でも、橋下・維新の会の国政進出に対し、前出のミキハウス・木村氏のように「言語道断」と厳しく批判する人々もいれば、「国政に出ないなら維新の会にいる意味がない」と、真逆の訴えをする者もいる。
「内部には、『クーデターを起こして現執行部を失脚させよう』という過激分子もいます。府市顧問団の古賀茂明氏や飯田哲也氏を『売名したいだけのよ そ者だ』と排斥する動きも出ています。橋下さん自身、『われわれの人気はバブルのようなもの』と話していますが、このままでは本当に泡沫のように消えかね ません」(維新の会メンバーの一人)
 橋下氏の足元は確かに揺らぎ始めているようにも見える。橋下氏にとっては、近い将来倒すべき〝敵〟である霞が関のキャリアもほくそ笑んでいるという。
「総務省の官僚と話したら、『大阪都構想は、どんどん橋下さんにやってもらえばいい。着手すれば、構想実現まで最低10年はかかる。その間、橋下さんは大阪から出て来れないですよ』と笑っていました。
 大阪に逼塞せざるを得ないとなれば、全国的な人気はガタ落ちします。せいぜい、いまの石原慎太郎東京都知事のように、たまに新聞やテレビで発言が取り上げられる首長程度の扱いになるというのです」(全国紙政治部記者)
 だが、この日本政治における最後のスターとも言うべき橋下徹という男が、このまま為すすべもなく、埋没するなど、果たしてあり得るだろうか。
 まず、大阪でも賛否両論、それが原因で維新の会内部に軋轢が生じているという国政進出問題だが、前出とは別の維新の会関係者がこう語る。
「橋下氏が、国政に出ないなどあり得ない選択肢。経済界の一部などに『大阪に専念しろ』という声があるため沈黙していますが、実は虎視眈々と、国政 への足がかりを作っている段階です。現段階でも維新の会に合流したいという国会議員が20人ほどいますが、民主党小沢グループや鳩山グループの衆院議員が そのコアとなっている。
 橋下氏は、こうした国会議員や一部の地方首長と連携し、維新の会の『地方支部』を九州・四国・関東などブロックごとに作る計画を立てています。集 まった人材にブロックの支部長的な役割を担ってもらい、維新の旗を各地に立てていけば、〝反乱軍〟などすぐに沈黙するでしょう」
 維新の会はまだ地域政党に過ぎないため、いざ総選挙となっても、小選挙区と比例代表に重複立候補者を出すことができない。だが、国会議員20人が合流することになれば、「現職国会議員が5人以上」という政党要件を、すぐにクリアできる。
「先日の維新の会全体会議で紛糾した、落第候補生を執行部が無理に引き上げた件も、こうした先々のことを見据えた判断ということです。『いざ解散』という時、出遅れないためにはあらゆるパイプを選択肢として保持しておく必要がありますから」(維新の会に所属する市議)
 また、こうした陣営強化と同時に、意外な〝秘策〟も橋下氏周辺は検討しているようだ。
「現在は『大阪維新の会』という名称を使っていますが、そのままだと地方政党の色が強すぎ、国政に出る場合にそぐわない。そこで、会の名前を『平成 維新の会』などに変更できないか、水面下では検討しているそうです。この名称は、経営コンサルタントの大前研一氏が立ち上げ、国政に挑戦した時の組織名で すが、大前氏と橋下氏は昵懇の間柄。ひそかにこの『平成』の名前を使うことができないか交渉をしたようです」(民主党中堅代議士)

「100議席」の可能性も

もうひとつ、あらためて注目すべきは、石原慎太郎都知事との連携だ。
 民主党幹部がこう語る。
「いわゆる『石原新党』が、立ち上げのための秒読み段階に入っています。石原氏の存在は、野田政権も官邸も最近まで『ただのロートルおやじ』と軽く見ていましたが、都による尖閣諸島の買い取り問題で、再び脚光を浴び始めた。
 この石原新党に合流を図っている民主党議員もおり、もし維新の会やみんなの党と連携しあえば、総選挙で合計100議席獲得は固いと見られています」
 永田町では、消費増税法案を巡る民主党内の意思統一が難航し、通常国会会期末になっても、内輪揉めを続けた。この光景に国民は呆れ果てており、どういうシナリオでも、求心力ゼロの野田政権の終焉が近づいていることは確かだ。
 衆院解散・総選挙が行われる時期は、遅くとも年内は確実。最速では9月までの会期延長の後、即座に衆院解散に至る、というシナリオも囁かれている。
 政治評論家の屋山太郎氏はこう語る。
「橋下氏と石原氏の共通点は、ともに『日本の統治機構を潰す気でいる』ことです。既得権に凝り固まった古ぼけたシステムを壊さないと、この国は潰れてしまうと叫び続けている。
 いまや官僚機構の守護者に変節した野田首相に対し、それを壊すことに挑戦する橋下氏と石原氏。次の総選挙では、そうした構図が明らかになるでしょう」
 他にも、自民党の安倍晋三元首相、民主党の前原誠司政調会長ら、橋下氏に秋波を送っている与野党の幹部クラスも多い。そして、公明党とは「大阪と兵庫で公明党候補がいる選挙区には維新の会から対立候補を立てない」ことで、水面下の同盟関係ができ上がっている。
 維新の会幹部の一人は、「いざ解散という号令がかかったときが勝負」としてこう話す。
「解散の際、いまはまだ既成政党に〝潜伏〟させている維新シンパの国会議員が、一斉にこちらに合流してくる。橋下さんは、そのチャンスが来るのをじっと待っています」
 永田町では、消費増税に「政治生命をかける」と言い放った野田首相が、結局は瑣末な党内抗争の収拾に四苦八苦している。自民党はそんな民主党に増税の責を押しつけ、政権を奪還することしか考えていない。
 これでは、この国は永遠に変わらず、新しい未来は開けない。既存の政治家たちが扉を固く閉ざすつもりなら、それを素手でぶち破ろうとする男に、期待してみるしかないではないか。

飯田哲也元大阪市特別顧問 山口県知事選出馬
「橋下維新」で脱原発を目指す

橋下徹・大阪市長は都市計画や公務員改革、財政などのスペシャリストをブレーンとして活用している。その一人が橋下氏の元を巣立ち、7月12日公 示の山口県知事選に挑む。飯田哲也氏(53歳)。NPO法人・環境エネルギー政策研究所所長で、脱原発の急先鋒だ。その飯田氏が橋下市長に学んだ政治手法 について語った。
 特別顧問辞任の挨拶をした際、橋下さんからは『よくやっていただきました』とこれまでの労をねぎらってもらいました。しかしその場では、選挙や政 治の話は一切しませんでした。橋下さんは今、自分が微妙な立場に置かれていることを知っていますし、私にもわかる。万が一、私が選挙の話など口にしてし まったら、困ってしまうでしょう。
 ただ、もし当選したら、お互いに協力して一緒にやっていくことで意見が一致しました。協力の中身についてはまだ白紙ですが。
 橋下さんの元では原発やエネルギー問題について自由に意見を述べさせてもらいました。各分野のエキスパートをブレーンにする橋下さんのやり方は私 の考えと共通しています。どんなに優秀な人間であれ、一人だけで膨大な議題を適切に処理するのは難しい。私も知事になったら、橋下さんのやり方を参考にし て、ブレーンの力を借りるつもりでいます。
 橋下さんはリアルな変革にこだわり、現実を動かす政治をやっています。原子力の問題を変え得る唯一の政治家ではないでしょうか。その姿は、私の考える政治家のイメージに近い。
 もちろん政治家でないと社会が動かせないわけではありません。逆に政治家になると、時間などの縛りや制約も多く、必ずしも効率的ではない。だから6月17日に出馬表明する直前まで悩みました。
 しかも山口県は保守王国で、県選出の国会議員6人のうち、5人が自民党。安倍晋三さんは元首相だし、他の人も高村正彦さん(元外務大臣)や河村建 夫さん(元官房長官)、林芳正さん(元防衛大臣)といった大物ぞろい。高校卒業まで過ごした故郷とはいえ、そんな土地での知事選出馬ですから、自分でもま だ不思議な感じがします。
 しかし、だからこそ当選すれば山口から日本を変えられるかもしれない。3・11以降、一時は脱原発とエネルギー革命の流れに向かいながら、政治は 民意を無視して大飯原発の再稼働を決めてしまい、安全神話に基づく原発依存に戻りつつあります。その流れを食い止めなければならない。
 ドイツの「緑の党」は6月13日、野田佳彦首相に書簡を送りました。書き出しは「恥を知れ、国民の声に耳を傾け、責任のある行動を取れ」で、大飯 原発の再稼働に反対しています。私も同感です。いまだに多くの人が避難生活を強いられている福島第一原発の事故原因すら明らかになっていないのですから。
 それにもかかわらず、山口県知事選には脱原発の選択肢がありませんでした。すでに出馬を表明している、自公推薦の山本繁太郎さん(元国交省審議 官)も、民主党議員の高邑勉さんも原発推進派です。私が立候補することで、今ならまだ歴史を変えられるかもしれないと思ったのです。
 これからの時代は、電力会社にとって原発が巨大な不良債権になる可能性が高い。中国電力は上関原発(山口県熊毛郡)の建設をあきらめてはいませんが、冷静に考えれば作らないのが正しい選択です。
 原発は20年動かさなければ初期費用を回収できない。しかし、その間に発送電分離などが行われ、原発で作った電気が売れなくなってしまえば、投資費用が回収できなくなって倒産しかねません。
 電力会社は既得権益の固まりです。橋下さんの嫌いな『競争がない』『秘密主義』『高コスト、非効率』の三つにドンピシャでした。
 もし私が知事になることができれば、現実的に変革を起こせる自信があります。橋下維新の会ではありませんが、明治維新を生んだ土地でもう一度、維新を起こしたい。長州と会津が争った前回とは違い、今度は山口が福島を助ける維新にもなるはずです。

真柄昭宏 政策研究者
「橋下徹 人の心を掴むコツ」

私は「政策研究者」として28年間、日本の政治を見続けてきましたが、橋下徹大阪市長は間違いなく新しい時代の政治家像です。
 彼はツイッターを巧みに利用する。ネットの世界の住人は、「作り物」や「偽物」に非常に敏感で、疑い深い目を持っています。だから、本心と違う上辺だけの言葉はすぐに見抜かれてしまう。国民は、ストレートで、人格の表れる言葉を欲しているのです。
 それに対し橋下さんは本心を赤裸々に語ります。例えば、テレビ番組のコメンテーターやマスコミの記者バッシング。時には実名を挙げ、ツイッター上 で堂々と批判します。こんなこと、従来の政治家では考えられなかった。皆、マスコミを敵に回すことを恐れていますからね。しかしこれが、マスメディアに対 して不信感を持っている人たちの気持ちを猛烈に刺激し、彼らの目を釘付けにする劇的な効果を生んでいるのです。
 また、橋下さんは政策的概念を大勢の人にわかりやすく説明するための手段としても、ツイッターをうまく活用しています。
 例えば6月4日の朝6時台から7時台にかけての1時間に、彼は20本の「つぶやき」を投稿しました。テーマは、大飯原発の再稼働問題について。停 電リスクと再稼働リスクのバランスを考えたうえで再稼働を支持したという自身の見解について論じたものですが、これがなかなか高度な議論なんです。普通に 説明しただけでは、なかなか理解するのが難しいくらいの内容なんですが、ツイッターは一度に140字しか書けないので、必然的に少しずつ噛み砕くように説 明することになる。だから、スッと頭に入ってくるのです。
 また、橋下さんは言動の歯切れの良さや力強いリーダーシップから、「劇場型」という点で小泉純一郎元総理との相似性をよく指摘されます。確かに、私もそうだと思う。
 小泉さんは郵政民営化に際して、「自民党の支持基盤を失ってでも俺はやる!」という意気で郵政選挙に持ち込んだ。一方、橋下さんで言えば、大阪都 構想を掲げた先の大阪ダブル選挙がそれですね。選挙期間中、彼には多くのSPがついていた。恐らく、身の危険を感じる場面もあったのでしょう。「それでも 俺はやる」という橋下さんの覚悟が、劇的効果を生んだのです。
 かつては、「命懸けの決意」というのがなかなか国民に伝わりませんでした。しかしテレビの時代になり、さらにネットの時代になると、その本気度合 いが即座に伝わるようになった。以前、鳩山由紀夫さんが首相時代に言った「命を守りたい」という施政方針演説は有名劇作家の手によるものでした。しかし東 日本大震災の際に、民主党政権は命を守ることを最優先にしたとは評価されていません。単なるパフォーマンスは、ネットの世界ですぐ化けの皮が剥がされてし まいます。
 橋下さんが多くの支持を集めている理由。それは、ネットを巧みに使いこなしているだけではなく、偽物ではない、魂から発した言葉を、きちんと国民に訴えかけているからなのです。
「週刊現代」2012年7月7日号より


 では、そのハジモドを持ち上げた木村に聞く。
 大阪はハジモドの独裁政治によって何もかもおかしくなったではないか。教育でも人心の荒廃が進み、何もかもが金。共産党が2015年地方選挙で躍進したのはそういうことへの批判の表れだったのではないか。
 その結果は、大阪からの人口流出への歯止めをかけられないことで明らかだ。歯止めをかけたければ、まずは福祉や教育に金を費やすべきなのは誰の目からしても明快。だが、こういうことには金を出し惜しみしておきながら、財界へ金はホイホイと出すのだから、アホも甚だしい。
 つまり、ソフト不在の行政そのものなのである。そのことを放置してきた木村こそ、旧時代財界人そのものではないか。そんなミキハウスの商品をなぜ勧める気になるのだろうか。私は大きな疑問と違和感を感じた。

2016年3月10日木曜日

矛盾も甚だしいピエロ 今井絵理子

 今回の書人両断は、完全なるピエロである。
 たとえ若かろうが、ネオナチジャパンの共犯者である以上、私は容赦なく書人両断の牙にかけて断罪する。それが、護憲保守主義者としての意地である。

 

SPEED・今井絵理子「参院選出馬決定」に早くも批判殺到!

2016年2月10日 17時58分 (2016年2月12日 21時01分 更新)



 90年代後半に人気を博した女性4人のダンス・ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子が、参院選でいわゆる自民党ことネオナチジャパン(国際的極右政党)から比例代表で出馬することが決まった。聴覚障害を持つ息子を女手ひとつで育てていることとボランティア活動に積極的に参加していることなどから推薦を受けたとされる。
 毎回「知名度優先」の立候補者選びが批判を浴びている参院選。やはり今井の立候補にも“客寄せパンダ”と指摘する声が、ネット上には多数書き込まれている。しかし、今井に対する批判はそれだけではない。
「出馬報道が出た際に、事務所が否定していたことには『立候補前からウソつくんだな』、昨年8月15日に安保関連法案に反対の趣旨のツイートをしていたことには『ネオナチジャパンから立候補する意味わかってんの?』など、賛同の声はほとんど見られませんね」(芸能ライター)
 とはいえ、過去を振り返ってみると芸能人の知名度をフル活用して当選した議員は枚挙にいとまがない。ネット上には「100%当選。日本人のアホっぷりを甘くみるな」というあきらめとも取れるコメントも見受けられる。
「比例代表での立候補、今のネオナチジャパンの悪質な企業ぐるみ選挙による違法選挙を考えれば、当選の見込みは高いのではないでしょうか。しかし、当選した場合、参議院がこれまで以上に“人気投票”と批判され、参議院の存在意義を問われる際の矢面に立つ存在であることも間違いありません」(政治部記者)
 聴覚障害を持つ息子を育てるシングルマザー。「お子さんのそばにいてあげて」というコメントが、彼女に届くことはあるのだろうか。

 かつて今井は戦争協力法に対し、批判していた。

いわゆる安保法案(戦争協力法) SPEEDの今井絵理子さん、「戦争はダメ」

戦後70年の節目に感じる不安と平和への願い。いわゆる安保法案こと戦争協力法の成立が迫る中、沖縄出身の歌手、古謝美佐子さんは「国民の思いが通る時代になってほしい」と語り、SPEED(スピード)のメンバー今井絵理子さんは「戦争は何があってもダメ」とツイッターに思いをつづった。
 「みんなが声を上げているのに、なんであの人たちだけで決めてしまうんだろう」。戦争協力法案が参院特別委員会で可決された17日、歌手の古謝美佐子さんは腹立たしげに話した。
 前日の16日に平和な沖縄や日本、戦争のない世界の実現を願う新曲「弥勒世果報」を女性4人の民謡グループ「う ないぐみ」の一員としてネット配信した。坂本龍一さんの曲「アンダークールド」にうちなーぐちの歌詞を付けてカバーした楽曲で、CoccoさんやUAさん らミュージシャンともコラボしている。売り上げは経費を除き辺野古基金に寄付される。「何万人もが国会前でデモをしている。沖縄でもデモがある。政府は何 も思わないのかな。独裁政治になりつつあるのかな」と、懸念する。「少しずつ自分の周りで思いを分かっている人を増やせればいいと思う」
 一番下の孫は3歳だという。「この子が成人して働きに出るまでは私はこの世にいないかもしれない。国民の意見が通る時代になってほしいと思うから、残った歌の時間をそういう風に使いたい」と語った。
 県出身の歌手でSPEEDのメンバー今井絵理子さんは、公式ツイッターで「今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成!みたいに見える」「戦争は何があってもダメ」などとつづっている。
 終戦記念日の8月15日にアップされた内容で「テレビでもネットでも戦争のことが流れている。体験者が語る戦争の怖さ、苦しみ、悲しみ。目の前で仲間が死んでいく、我が子が戦地にいく、その想いを想像するとわたしは生きていけない」などと書き込んでいる。
 ファンなどから、戦争協力法案に絡めた書き込みもあり、17日現在リツイートは3400件を超えている。
沖縄タイムス 2015年9月18日

 このようなコメントと、戦争協力法に賛同とは、矛盾も甚だしいではないか。
 まさしくネオナチジャパンに相応しいではないか。 私は今井にはっきり言ってやろう。
 「あんたの軽率な行動は、我々障がい者を侮辱し、真面目な運動をやっている人達に泥を塗っただけだ。今すぐ出馬を取りやめて責任を取り芸能界も引退しろ!!あんたに相応しいのは、アベシンゾー共を道連れに福島第一原発で無償で放射能除去作業をすることだ!!」
 ここまで厳しい言葉をつきつけねば、この女は己の犯した権力犯罪の重大さを知るまい。



2016年3月6日日曜日

自分で自分の場所を作る努力が問われている



http://logmi.jp/33108

 女優のサヘル・ローズさんは児童養護施設で7歳まで育てられています。
 その後彼女は血のつながりのない母親に引き取られ、愛情深く育てられたおかげで今の自分があるといいます。つまり、彼女もある意味自分の居場所を持っているのです。私は、今ある人と出会い、自分の居場所を徐々に作るよう動き出しています。
 ネットの世界観は明らかにそれぞれずれがあります。それ故に大きな誤解が生まれてしまうのです。そこに私はネットとの関係を見直す動機を持ちました。

 自分の世界は、自分で小さな場所でもいいので作るべきです。
 ですが、小さな部屋でもいいんですよ。そんなに大きな家でなくてもいいのです。


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