2017年6月30日金曜日

排除の論理に疑問も持てない段階で奴隷だ~奴隷国家・ニッポン~

「障害児を生んだ親は反省しろ」で炎上の医師も...広がる生の選別と障害者差別の思想

2015年6月25日 13時30分
LITERA(リテラ)

 先日、ある医師がFacebookに投稿した記事が大炎上を起こした。内容は以下のようなものだ。

〈障害の子どもさんが生まれるというのは、いかに産む前妊娠前に両親が食と生活が乱れているかの証、それは一生かけて反省しなければなりません。それを抱えてその子を一生守り続けていくことが、真の親に課せられた試練なのです♪〉

 障害をもった子どもが生まれた責任は親にある──。こう書き記したのは、自ら"キチガイ医"と名乗る、NPO法人薬害研究センターの理事長であり精神薬の断薬を行うTokyo DD Clinicの院長である内海聡医師。以前から"抗うつ剤は覚せい剤と基本同じ"と言ったり、生活保護受給者を"クレクレDQN"と評するなど、ネット上で炎上を繰り返してきたが、今回の彼の主張には産婦人科医の宋美玄氏が〈障害児を産むことは『親のせい』『不摂生』などではないことは改めて説明するまでもありません〉〈産婦人科医としてはっきり否定いたします〉と反論。
 一方、乙武洋匡氏もTwitterで「うちの親にも深く反省するよう、よく言っておきます(笑)」と反応し、こちらも話題を呼んだ。
 しかし、内海医師は炎上後も〈障害者の親は一生反省してもらってけっこう〉と述べるなど、発言をますますエスカレートさせている。自らのオカルト的信仰を主張するためには、障害者を差別し、傷つけることもいとわない。そのメンタリティは「障害者は前世の因縁」などというインチキ新興宗教の教祖とほとんど変わりがない。
 さらに愕然とするのは、この内海医師に対して「障害があるとわかって産むのもおかしい」「言ってることは間違ってない」「一生国に迷惑かけるんだからね わかっていて生む奴は批判されて当然」などという肯定的な意見が目立つことだ。
 こんな差別丸出しのグロテスクな意見が大手をふってまかりとおるとは......。しかし、こうした「障害児は生むな」という反応は、近年、とみに増えている。とくに、妊婦の血液を採取して胎児の染色体や遺伝子を調べる「新型出生前診断」が2013年4月から導入されるようになってからは、"異常が分かれば中絶すればいい"という意見が散見されるようになり、事実、導入開始から1年半で1万2782人が出生前診断を受け、羊水検査などで異常が確定した176人のうち、人工妊娠中絶をしたのは167人、妊娠を継続したのは4人という。
 内海医師は障害のある子を育てることを〈試練〉と表現したが、出生前診断の結果による中絶率の圧倒的な高さを見ても、多くの人が「障害をもった子は生めない」と考えていることがわかる。だが、なぜ障害をもった子を生めないと思うのか、その社会的背景が論じられることは少ない。
 今年3月に発売された『「共倒れ」社会を超えて 生の無条件の肯定へ!』(筑摩書房)は、こうした問題と真正面から向かい合う。著者である野崎泰伸氏は自身も〈肢体に先天的な障害〉をもち、現在、立命館大学大学院で教鞭をとる倫理学を専攻とする学者だ。
 野崎氏は、この出生前診断について、〈じつはこの社会は、「新型」検査が、生命の選別を行うツールであるということから目を逸らしているのではないか〉と指摘。そして、問題の本質は〈費用対効果の良し悪しをひとつの判断基準とする制度設計をし、障害があるとコストがかかるという理由で〈望ましくない生命〉であるとする優生思想にあります〉と述べる。
 まず、よく知られているように、ナチスドイツにおいては優生思想に基づいて〈「生きるに値しない」重度の障害者や遺伝病、あるいはアルコール依存の人たちをガス室に閉じ込め、抹殺した〉という歴史がある。他方、日本でも同様、戦中に「国民優生法」を施行し、障害をもつ人々への不妊手術を実施した。さらに戦後には「優生保護法」と名を変え、〈「不良な子孫」を産ませない〉政策がとられた。しかも、「遺伝性疾患」に加えて、精神病や精神薄弱、ハンセン病なども対象となり、本人の同意もなく行われた不妊手術の件数は、法改正がされた1996年まで約1万3000人にのぼる。「障害をもつ人は、いないほうがよい」......このような考えには〈優生思想が深く関わっています〉と野崎氏は述べる。だが、ここで忘れてはいけないのは、「優生保護法」が運用された理由は「不良な子孫を産ませない」だけではない、ということ。そこには戦後の人口増加を減らしたい、福祉による経済負担を減らしたいという思惑もあったのだ。いわば、国家の経済的な都合を、「産んでいい子ども、産んではいけない子ども」という"命の選別"の問題にして広めたのである。
 そして、いま、新型出生前診断の導入によって、国家による〈直接的な管理〉から、〈個人やカップルが、障害をもつ胎児を「自発的」に中絶するように〉変わった。なかには、当事者に選択権が与えられるようになったのだからいいのでは?と思う人もいるかもしれないが、むしろ、いま浮き彫りとなっているのは、"当事者への責任の押しつけ"だ。

〈「新型」検査を利用するかどうかを、カップル、とくに妊婦の選択にゆだねることによって、つまり、「妊婦の自己決定」とすることによって、大半の責任を当人たちに押しつけているように思えるのです〉

 しかも、検査によって障害が認められ中絶を選択する人は、前述したように圧倒的な数字だ。なぜ中絶を選ぶのか、その理由を野崎氏はこう分析する。

〈(検査結果によって中絶を選ぶ人は)心のどこかで、障害をもっていることは、いのちの質が劣っていることだと思っているはずです。ここで言う「いのちの質」は、多くの場合、育児に要するコストに見合うだけの成果が見込めるかどうか、で決まっています。つまり、ここでは、より多くのコストをかけて育てなければいけない生は、資源を無駄遣いする劣った生であると捉えられているのです〉

 コストの問題ではなく、障害をもって生まれれば、その子が苦労するから産まないのだ──そう反論する人もいるだろう。だが、それでも野崎氏は〈しかしそれは、あまりに一面的な考え方ではないでしょうか〉という。

〈百歩譲って、障害をもつ人がこの社会で生きようとすれば苦労が絶えず、かわいそうなこと──私はそう思いません──だとしても、そうした見方は、今の社会はけっして変わりはしないという前提に立っています。そこまで障害者に苦労を強いて、かわいそうな存在にしてしまうこの社会とは、いったい何なのでしょうか。(中略)そこを問わないまま、妊婦やカップルによる「自発的」な選択の是非を論じても、問題の本質は何も変わりません。障害があるというだけで、障害者が犠牲の構造に巻きこまれていることこそが問われなければならないのであって、それこそが出生前診断に関する真の問題なのです〉

 選別される生などない。障害をもつことが"生きづらい"、その社会のあり方そのものが問題なのだ。しかし、一方で社会は、このような意見に耳を貸さない。〈現安倍政権は、異質な人間を排除し、同質な人間をのみ成員とする社会を作ろうとしているように思えてなりません〉と野崎氏も言うように、排他的な〈閉じた社会〉化はよりいっそう進んでいる。

〈この社会において私たちは、「生そのもの」を一般化・抽象化していく圧倒的な権力に巻きこまれています。しかも、その状況は、「どうせこの社会は、すぐには変わらない」「そんなことをしても仕方ない」と口にしてしまいたくなるほど、深刻なところまできています。福島第一原発が起きても原発がなくならないのは「仕方ない」、ヘイトスピーチがあるのは「仕方がない」、この社会の役に立たない人間に社会保障なんて必要ないし、死んでいったとしても「仕方がない」......。こうした風潮が、「生そのもの」を一般化・抽象化し、私たちに「犠牲」を強いたり、自ら率先して「犠牲」を受け入れるよう仕向けたりするのです〉

 いまの日本の社会では、〈社会のあり方に疑問があっても何も言わないのが美徳〉とされ、〈異論が出ても黙殺されてしまい、社会の「同質性」はそのようにして保たれ〉ていく。言っても無駄、言わないほうが得......そう思い込ませる社会は、無論〈権力の作用〉によってつくられている。これを突破するのに必要なのは、このお手盛りの構造に抗うことなのだ。

「障害をもった子どもの責任は親にある」という主張や、「障害をもった子は産まれなくていい」という論調がまかり通る、現在の社会。それがいかに思考停止の状態か、ぜひ本書を読んで多くの人が考えてみてほしい。
(田岡 尼)


 私はこの自称医師について書人両断した。
 それぐらい彼は人道上やってはいけない暴言を吐いたのである。だが、問題はこの種の粗暴な人間が堂々と大手を振っていられることにある。

http://wing-of-icarus.blogspot.jp/2014/05/blog-post_8.html

 上記リンクの医師もどきはごく末端で、実際はすさまじいまでに薬を与えて再起不能にまで落とし込んでしまったケースもある。その他にも医療過誤事件を起こして逮捕されたのにもかかわらず裁判で詭弁を講じて無罪を騙し取り、いまだに医療行為を行っている『医師』もいるのだから、呆れ返ってくる。
 発達障がいを持って生まれてしまったことに対して私は何とも思わない。次世代に同じような苦しみを残さなければそれだけでいいと思っている。そのために今できるだけのことはする。
 だが、ネットは差別の渦だ。それが変な意味でリアルになっているから問題なのである。その象徴が相模原施設襲撃殺傷事件であり、『聲の形』上映強行事件であることは言うまでもない。
※なお、聲の形については以前から述べているような統括で締めくくっているのでコメントは差し控える。

2017年6月26日月曜日

社会の未熟化を象徴する「ソロウェディング」と格差社会


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若者の恋愛離れ、「自分らしく生きたい」欲求が背景に

マイナビニュース 2015年2月14日(土)22時8分配信

 草食系男子や絶食系男子などの言葉は、もう聞き慣れたものとなり、男性の中には恋愛に消極的だったり、興味がなかったりする人がいる、と考えられていることが当たり前のようになってきました。
 そんな中、結婚相談所「オーネット」が2015年1月に成人式を迎える全国の独身男女計600名を対象に調査を行ったところ(調査実施は2014年12 月)、これまで誰とも交際したことがないと回答したのは、男性では50.0%という結果でした。また、交際相手がほしいという男性は、64.6%。一見、 そんなに低い割合ではないように感じますが、15年前の2000年の調査では91.6%だったことを考えると、大幅に低下していることがわかります。
 今回は、日本男児が恋愛に興味を失いつつある理由について考えてみましょう。

○異性とのコミュニケーションが苦手な男性、増加
 まずはじめに、私自身は、男性が恋愛に興味を失ったとは考えていません。ただ、恋愛以上に優先したいことが現代の男性たちにはあるのだと考えます。それ は、「自分らしく生きたい」という欲求です。実は前述のオーネット調査で、自分がどんなタイプかを聞いてみたところ、「ひとからペースを崩されたくない」 が92.2%で過去最高。その他、「不安な気持ちになりやすい」(75.3%)、「気持ちが滅入りやすい」(74.2%)という結果になっていました。
 これに加えて、「異性とのコミュニケーションが苦手」という男性は前年の調査に比べて増加し、66.3%となっています。つまり現代の男性たちは、コミュ ニケーションへの自信のなさや不安を抱えており、なおかつマイペースだということが見えてきます。マイペースだからコミュニケーションが苦手なのか、コ ミュニケーションが苦手だからマイペースになっているのかはわかりません。
 ですが、恋愛というのも人間関係構築の一つです。相手とコミュニケーションをとり、お互いを理解し合わなければ関係は上手く維持できません。恐らく現代の 男性は、自分のことを我慢してまで恋人と関係を維持していくことに、煩わしさを感じているのでしょう。自分らしく生きたいからこそ、誰にも邪魔をされない よう恋人をつくらないのかもしれません。
 しかし、なぜこのような現象が近年強くなっているのでしょうか。それにはやはり、現代社会における"個"を重視する風潮が影響しているかもしれません。個性を重視し、自分らしくあることを求めた結果、それがネガティブに作用してしまっているのでしょう。
 そして、よくいわれるように、少子化や核家族化によって幼少期に他者とコミュニケーションを計るトレーニングが少なくなっていることで、コミュニケーショ ンへの苦手意識を生み、恋愛関係を維持していくコミュニケーションスキルの欠如を生じさせています。結果、男性は「他人との人間関係で煩わしさを感じてま で、自分らしく生きることを失いたくない」と恋愛から遠ざかってしまっているのです。

* * * * *

○著者プロフィール
平松隆円
化粧心理学者 / 大学教員
 1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理に詳しい。
 現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は「化粧にみる日本文化」「黒髪と美女の日本史」(共に水曜社)など。

“おひとり様”の最終型「ソロウェディング」をどうとらえたらいいのか?ono mihoko
http://wdress.exblog.jp/21201653/


ぼっち飯なんてまだまだ甘い! 究極の“おひとり様”は……結婚式!? - LAURIER(ローリエ)

 好きなウェディングドレスを着て、プロのヘアメイク&カメラマンに写真撮影をしてもらう――。ウェディングではよくあるフォトプランなのですが、今回ニュースになっていたのは、このウェディング撮影を1人でやってしまうというもの。つまり、相手がいなくても、1人でウェディングドレスを着て記念写真を残すプランです。
 おひとり様のためのウェディングプラン。その名も「ソロウェディング」。
 ひとり焼き肉、ひとりカラオケなど、何でも1人で楽しむ“ソロ活動”も、ついにココまできたか!といった感じです。
 生活トレンド研究所の「20~40代の恋愛・結婚・家庭観」に関するアンケート調査では、「1人でいることが大きなハードルでなくなってきた」のではないかという指摘がありましたが、これはまさにその究極。
 2人で新たなスタートを祝うはずのウェディングを、たった1人でやっちゃうなんて、どえらいハードルを飛び越してる!と思ったのは、私だけじゃないはず。
 その一方で未婚だろうと(そして既婚でも)、「ウェディングドレスを着てみたい!」という乙女心はとってもよく分かります。
 20代~40代女性の「結婚したいと思わない」、「結婚はしたくない」と思う理由の上位は、「結婚の必要性を感じていないから」、「今の自由さを失いたくないから」、「他人と暮らすのが面倒だから」というもの(生活トレンド研究所より)。
 結婚のメリットを感じないし、他人と一緒に暮らすのは面倒だけど、でもウェデングドレスは着たい。
 だから「ソロウェディング」をしましょう! 流行ってるから、みんなやってるから、大丈夫、1人でウェデングドレス着ましょう、ということなのよね。
 ここのハードル下げるなら、結婚したい人が結婚できる社会にする、シングルマザーや養子縁組の社会的な受け入れを進めなあかんでしょ、と。ウェディングに関わる人間として、なんだか気になるニュースや統計が目についた今日でした。
 1人で焼肉を食べたり、カラオケしたり、今まで「誰か」と一緒じゃなきゃできなかったことを1人でやっていても、受け入れてもらえる社会は懐の大きさを感じさせたけど、まさか「ウェディング」まで1人でやることを受け入れようと進んでいるとは……。反対とかそんなんじゃなく、とても何というか奇妙に感じます。


ぼっち飯なんてまだまだ甘い! 究極の"おひとり様"は……結婚式!?
LAURIER(ローリエ)
http://www.excite.co.jp/News/laurier/mariage/E1412817671320.html

 最近、親友が結婚し、結婚式に出席することに。ウエディングドレス姿の親友はとてもキレイで、女の私が見てもうっとりしてしまうほど。とても幸せそうな花嫁姿に思わず見とれてしまいました。結婚式なんて、ましてやウエディングドレスなんて、と、それまでウエディングドレスや結婚式にさほど興味もなかった私。でも、親友の花嫁姿に感化され、ふつふつと欲求が……。「私も結婚したい! ウエディングドレスが着たい!」と興奮気味に一緒に結婚式に参列していた友人に伝えるも「んじゃまずは彼氏を作るところからだね」と、ばっさり。
――そうだ。まずは、相手がいなきゃ話にもならない。友人からの現実的な指摘で目が覚め、一度高まった結婚願望が落ち着き始めたそんなとき、ネットで面白いサービスを発見。その名も「ソロウエディング」。ウエディングなのにソロ? ……なんとなく、ぼっちな私にぴったりな気が。これは気になります。

ぼっちでもウエディングができる?
 ソロウエディングとはその名の通り、おひとり様のための究極のサービス。相手がいなくても、ひとりでウエディングを体験することができるというサービスのことなんだとか。自分の好きなウエディングドレスを着て、素晴らしいロケーションのもと、プロが写真をとってくれるんですって。もちろんヘアやメイクもプロがばっちり素敵に仕上げてくれるんだとか。
 たとえば、私のように結婚したくても相手がいない女子はもちろん、入籍はしたけど結婚式は出来ずにいる……という方にもおすすめ。彼氏や婚約者はいるけど、式には乗り気じゃないなんて男性も多いというから、乙女心を理解してくれない男性を説得するよりも、まずソロウエディングをしちゃった方が話がはやいなんてこともあるのかも。
 本当の結婚式のように大掛かりな準備も必要ないし、というか、なんなら相手すらいらなくてもいいわけだから、気軽にトライできるってところがいいですよね。
 女性は誰でもウエディングドレスに憧れを持っているはず。結婚式ができなくてもウエディングドレスだけは着たい! どうせなら若くてきれいなうちに写真におさめておきたい……なんて願望を秘めた女子もきっと多いですよね。
 そんな女子からしてみたら、ソロウエディングは確かに魅力的。だけど、相手もいないのにひとりでウエディングドレスを着るなんて、ぼっちにはかなりハードルが高い。ぼっち飯やぼっち旅行を飛び越えて、ぼっちウエディングですからね……。
 不安も感じて当たり前。でも、実際にソロウエディングを体験した人の話によると「さみしさなんて一切感じない」とのこと。むしろすがすがしいくらいで、照れやさみしさよりも、憧れのウエディングドレスを着れたうれしさが上回るみたい。
 そもそも、自分の欲求を満たすのに、周りの目なんて関係ないんですよね。ぼっちだからといって、やりたいことを諦める必要はなし。自分の夢は自分でかなえなきゃ! 実際、体験者からは「最初は気恥ずかしかったけど、始まればそんなことも忘れて無邪気に楽しめた」なんて声も。きっかけさえつかんで吹っ切れてしまえば後はこっちのもん。必要なのはちょっとの勇気です。
 幸せは歩いてこないのと同じように、結婚式も歩いてはきません。だったら、ソロウエディングで夢をかなえてみてもいいのかも。結婚に憧れのある全国のおひとり女子や、訳あって結婚式を挙げられずにいる女性のみなさん、結婚式をやってみたい・ウエディングドレスを着たいという気持ちがあるなら、ぜひ「ソロウエディング」を試してみては?  世の中に、もっとぼっちが楽しめるユニークで素敵なサービスが増えてくれたらいいのにな~なんてことを考えた筆者なのでした。
(ゆかきりんこ) 2014年10月9日 11時00分


 私は社会の未熟化を感じる。
 絶食系男子は、結婚には全く興味もないし男女交際も関心も持っていない。それほど、あほらしいとしか思っていない。
 無責任な人間によって私は人生の大切な時期を奪われた。その痛みや悲しみを傍観者は何一つ理解しなかった。そんな愚か者に時間を費やす必要は私には必然的になく、一匹狼として生き延びるしか選択肢はなかった。
 まさに社会の未熟化を象徴する「ソロウェディング」であり、恥ずかしいとしか思えない。


「独身大国」日本 単身者に「お一人婚」提供も
——中国メディアが見る日本
人民網日本語版 2014年11月13日09:44
http://j.people.com.cn/n/2014/1113/c94473-8808281.html

 11月11日は、幾千万の独身男女が主人公となる中国伝説の「独身の日」である。国内の各デパートはこれに乗じた割引セールを行い、しがらみなく心置きなく自分買いできる独身者にお祝いムードを演出。婚活サイトも早くから各種の出会いイベントを準備する。中国の独身男女はこの日だけは寂しさを感じずに過ごせるというわけだ。お隣日本の「独身事情」を見てみよう。中国日報が伝えた。
 
▽その名に違わぬ「独身大国」
 日本はまさに「独身大国」である。日本の経済誌「週刊東洋経済」は、日本はすでに「超独身社会」に入っていると見る。日本国土交通省が発表した2012年の「国土交通白書」によると、日本の若い男女の未婚率はここ40年右肩上がり。2010年のデータで、日本の25歳から29歳までの男性の未婚率は71.8%、女性の未婚率は60.3%にのぼった。

▽政府も社会も婚活支援
 結婚適齢期の男女が独身者の主力となり、結婚率や出生率が年々低下するため、日本政府の不安は高まっている。若者の結婚を促し、出産育児を励ますため、2014年には30億円の予算を計上した。
 日本の新幹線にも、恋愛をイメージしたピンクに彩られた「婚活列車」が登場した。日本の各界が独身の若者たちに心を砕いている様子がわかる。

 ▽独身女性のお一人婚
 ウェディングドレスを着るのはすべての女性の夢。日本のある企業はこれに目をつけ、「単身婚」サービスの提供を始めた。ドレスの試着、メイクの決定、さらには花束の選択まで、単身の女性はこの企業の計画の下、結婚式の新婦をひと通り体験することができる。
 日本では就職活動が「就活」と略されるが、「結婚活動」の略として「婚活」という言葉もはやっている。厳しい就職状況と同じくらい結婚が難しくなっている現状を象徴している。「絶食系男子」や「草食系女子」が増えているという日本では、独身軍団もますます広がっていくことだろう。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年11月13日

 今後、このことに目をつけて花嫁移民が増えていくのは間違いない。
 だが、人によっては結婚はしなくてもいい。それに割り振るほどの許容量はない、それなら世の中に役立つ何かを一つでも小さくてもいい、それを残して死ぬのも悪くはない。


格差広げておいて…婚活対策にバラマキ「60億円」の本末転倒


「少子化社会対策白書」(2015年版)で若者の恋愛・結婚観が浮き彫りになった。平たく言うと、カネがないほど恋愛にも結婚にも興味が湧かない悲しい現実だ。

 調査対象は全国の20~39歳の男女7000人で、〈未婚で恋人なし〉は全体の28.8%。このうち〈恋人が欲しくない〉は37.6%を占め、〈交際経験なし〉だと50.3%にも上った。対策として役所が考えたのが、お決まりのバラまきだ。

 政府は13年度補正予算で「地域における少子化対策の強化」として30.1億円を組み、ヤル気のある自治体に交付金を出した。上限は都道府県6000万円。政令指定都市や中核市、特別区2000万円、市区町村800万円。各地で婚活イベントが催された。

「13年度は全都道府県と244市区町村が交付を受けています。14年度補正でも同額の30.1億円がつきました」(内閣府少子化対策担当)

 つまり2年で60億円超である。14年度補正では上限が都道府県7500万円、政令指定都市など2500万円、市区町村1000万円に引き上げられた。白書では、低年収ほど〈恋人が欲しくない〉傾向が強く、年収400万円の男性の37.5%、年収200万円未満の女性の46.5%にのぼったが、本当に役 立っているのか。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。

「公務員の発想には本当にあきれます。出会いの少なさが未婚率上昇を招いているのではなく、経済的問題や将来への不安が恋愛や結婚から遠ざけているのです。フランスは婚外子を認め、母子家庭手当を厚くし、学費を無料にするなど、子育て支援の拡充で出生率を回復させた。片や日本は子どもの存在が負担になり、子どもを持つと不幸になる国になった。派遣法改悪で庶民の首を絞めながら、少子化対策にカネを振る舞う。やってることがアベコベですよ」

 美しい国づくりって一体なんなんだ。
 結婚を増やしたければ、まずは非正規労働者で希望者は全員正規雇用化すべきだ。
 費用は内部留保で賄わさせればいい。やらない大企業には罰金をがっぽり取ればいい。それが政治の仕事なのだが、その大企業や資産家から賄賂をもらって現実とあべこべな政治をするからこのようなツケが回るのである。

2017年6月24日土曜日

人の心を置き去りにした臆病者 谷本正憲

 今回の書人両断は緊急両断だ。
 いくらなんでも嫌な国であったとしても、民衆へのヘイトは許す訳にはいかない。

石川県知事「北朝鮮国民を餓死させねば」…激しい批判に発言を撤回
2017年06月23日10時33分
[中央日報日本語版]

  石川県知事が「北朝鮮国民を餓死させなければならない」という妄言で激しい批判を受けている。
  谷本正憲自称知事は21日、金沢市のホテルで開かれた県内自治団体長会議で「兵糧攻めで北朝鮮国民を餓死させなければならない」と述べた。北朝鮮が石川県にある北陸電力志賀原発を攻撃の狙いにする暴挙を犯すならどのように対応するかを説明する過程で出た発言だ。
  東海と接している石川県は、北朝鮮の弾道ミサイルの挑発にともなう脅威が高まることを受け、それに備える訓練を今年中に実施する計画だ。谷本被告は該当会議が終わった直後、記者会見で「北朝鮮の行動は暴挙を越えている」とし、「(北朝鮮の)国民が痛みを感じる制裁を加えないといけない」と発言の趣旨を説明した。
  だが、発言が過激すぎるという批判の声が出ると、谷本被告は22日「餓死という言葉が過激すぎるということであれば反省し、撤回しなくてはいけない」とし、「人命は尊重しなければならない」と強調した。その一方で「東ドイツも不満が国民内部から溢れでた。(北朝鮮国民に決起を促すという)私の発言の全体的な趣旨を把握すれば(私の意図を)理解できるだろう」と述べた。谷本被告は72歳で、1994年から24年間石川県知事を『務めている』。



 はっきり言ってやろう。
 国への怒りは表明する権利はあっていい。しかし、民衆はその体制を支持している以外、何の落ち度もない。その体制を支持することに対して『残念である』という価値観を感じるのはいいが、相手に死ねと暴言するのはいかがなものか。
 バカ殿様をまさに絵に描いたような愚か者としか言いようがない。
 この暴言に対して批判が相次ぎ、暴言を谷本は撤回したが、撤回だけに終わらせてはいけない。今すぐ石川県知事を木村吉伸・正統石川県知事に譲渡し、警察に自首するよう命じる。石川県はこんな呆れた人の心を置き去りにした未開人をトップにおいていることを恥じるべきではないか。
 木村正統知事の前に完膚なきまでに論破されて泣きべそをかいて、組織票であぐらをかぐようなこの愚か者を私は保守派とはみなさない。臆病者というしかない。


2017年6月18日日曜日

アメーバブログにおける『ネトウヨ』からみるサイバー空間の荒廃

 私は今までネット空間を見てきた。
 ネット空間の使い方を知らない輩が最近増えてきている。そういった輩にとってFacebookも、ブログも、Twitterもオモチャ感覚なのだが、そこによって発せられた言葉に翻弄されて人生をずたずたにされている人達が多くなってきている。
 しかも、その中には悪質なヘイトスピーチを繰り返してコメント数が3000以上も殺到するほど突っ込まれているケースが有る他、ヘイトスピーチ狙いで無断で漫画の肖像権を引用し、アメーバブログを連続18回強制退会処分になってもまたしても再入会というなんとも信じられない実態がある。しかもそのバカウヨはどこに住んでいるのか、本名までも自分から暴露するというなんとも信じられない醜態を披露する始末である。
 明らかな学習障がい(発達障がいの一つ)の疑いがあるのだが、周りの取り巻きのバカウヨ共は彼に対して『お前、まずいよ』とたしなめることが出来ていない。そういう意味で彼は不幸としか思えない。もし、彼の周りにたしなめる人がいればここまで暴走することはない。最近では高校教師を自称し、ヘイトスピーチを放置するブログが有るのだからどうしようもないほどだ。
 その一方でサイバーカウンターにしても、一部の過激派によって暴力が正当化されているのだからやるせない。それに引きずられるようにリベラルの中からも「お前の愛国は中国製」「どっかの国の独裁者」などと差別を先導しかねない発言が相次いでいる。

 それほど、サイバー空間が荒廃しているのだと言わざるをえない。
 言葉には力がある。
 その言葉の怖さや重みをあまりにも軽く見ているとしか今の人達は思えない。私は大今良時の『聲の形』を厳しく批判してきたが、バカウヨ共はただ単に言葉で遊んでいて信念のない批判もどきに終止していた。
 だが、彼らは批判によって何を得たのだろうか。何も得られていないのが現実だ。何も得られていないのに彼らは不平不満ばかりを口にする。
 ならば私から言おう。『君達の手で何かを作ったことはあるのか』と。私はあるNPOと出会い、イベントの実現に協力したり、ボランティア活動に参加したりしている。だが、それを私は誇りには思わないし鼻高々とは思いたくもない。当然のことをしたまでの事にすぎない。
 自分の行動で何が生まれるのかを踏まえて、自分の行動信念と照らし合わせて行動すべきなのが民主主義のもとで許される振る舞いだ。サイバー空間における言動も、同じことが言える。
 その言葉によって何が生まれるのかを考え、行動すべきではないか。
 山口県光市で起きた『母子殺害事件』(事件の実態が暴行致死事件であるため、拙ブログでは光市母子暴行致死事件と指摘)で多くのバカウヨ共が被告人を死刑に処すべきと喚いていたが、その事件の背景に発達障がいがあるとわかった段階で、明白に死刑にする理由はなくなったと言わざるをえない。それが国際法の常識なのである。ましてや殺人事件ではなく暴行致死・性的暴行ならばどう考えても死刑ではなく終身懲役刑が最高刑である。
 大阪市で起きた姉妹殺害放火事件でも逮捕された被告が発達障がいだった。彼は死刑判決を何もためらいなく受け入れ、反省することなくいわば鼻歌を歌いながら絞首台に登った。被害者遺族は彼を死刑にするよう要求していたが、結果として虚しさしか残らなかった。それで憎悪と虚しさ以外の何が遺族に残ったのだろうか?
 それを煽ったのはバカウヨたちなのではないか。バカウヨ共や死刑を存続させるべきだと言った輩達は被害者遺族の死ぬまで残る虚しさにどう向き合うのか、真剣に考えてもらいたい。

 ネットが開放された時、市民たちは情報を自分たちの手に取り戻せるという希望を持っていた。
 しかし、今のネットは明らかにヘイトとデマ、下半身、ギャンブルなどの欲望が大手をふって歩いている。それで何がいいのだろうか。何も得られないまま終わってしまう。

2017年6月15日木曜日

共謀罪押し付け犯罪を犯したネオナチジャパンへ

 まず、ネオナチジャパンに警告する。
 今回の共謀罪押し付け犯罪は、国際法からしても無効の議決となり、ネオナチジャパンの主張する『議席』は全て無効となった。それを裏付けるのは、日本国憲法第99条、憲法遵守規定である。
 憲法を遵守するから議席や公権力が与えられるのだが、守らないものにはその権利はない。すなわち、憲法違反の段階で、議決権は全面無効となり、国民与党であられる民進党、日本共産党、自由党の反対が殆どを占めることになり、共謀罪は全面無効となったのである。それが『可決』ということは、権力犯罪の何者でもない。断じて許されない行為であり、殺人事件よりも重大な犯罪であることは論を待たない。
 この異常な事態を黙って見逃す訳にはいかない。我々にはまだまだ出来る戦いがある。国連への訴えを続けると同時に、民進党内部にいるまともな国会議員や共産党、自由党との建設的な意見交換だ。
 更に国連や海外メディアへ打って出ることで、日本の異常さを暴き立てることになる。

 ネオナチジャパンの権力犯罪は加計学園グループだけではない。
 植草一秀氏への痴漢容疑でっち上げ・不当有罪押し付け権力犯罪、沖縄県に米軍基地を押し付ける権力犯罪、戦争協力法押し付け犯罪とありとあらゆる罪を犯した。これらは全て憲法を舐めてかかっている証だ。
 国際法でこの犯罪を厳しく糺すことが今こそ大切なのである。

2017年6月12日月曜日

ネット同時配信をやるなら、24時間放送をテレビ局はやめるべきである

テレビをネット同時配信へ 総務省、NHKに解禁方針

総務省は19日、テレビ番組のインターネット同時配信をNHKに解禁する議論を本格的に始めた。NHKの業務範囲を制限する放送法を改正 し、民放各社の積極的な配信も促す。2020年の東京五輪までの実現を目指すが、地方の民放は視聴者離れを懸念して反発しており、調整が難航する可能性も ある。
 NHKはネット配信でも受信料を徴収したい意向で、総務省は料金を巡る議論も進める。
 スマートフォンが普及し、米ネットフリックスやアマゾンといった海外の大手事業者が国内でも動画配信サービスに相次いで参入した。


 NHKは膨張に膨張を重ねており、遂にネットフリックスと提携してドラマの制作までに踏み込んでしまった。
 では、私から言おう。
 24時間放送の是非もそもそも検討すべきである。そもそも今の若い人たちはテレビに対してそれほどの魅力を感じていない。ただダラダラと芸能人のくだらない話題ばかりを口にしていて、安倍自称首相の権力犯罪はまともに報道しない段階でメディアはメディアではなくなった。
 格安SIM業界を見てほしい。今、格安SIMは強烈な競争時代にある。中国製の格安スマホが出てきていて、Appleやサムスンもうかうかできない時代なのである。そして通信料がLINEモバイルの登場で安くなっている。日本のメディアの閉鎖性は記者クラブ制度にあるのは誰の目からしても明らかだ。
 そこで、記者クラブを市民に格安で開放させるべきである。まず、ネット配信を市民放送局から解禁し、コミュニティ放送局、ミニ放送局、地方放送局と段階を踏んで限定すべきだ。そして最後に大手とし、NHKと読売新聞、WAC、ウェッジ、産経新聞は断じて認めてはいけない。その中で、24時間放送を禁止するべき段階にあるのは明らかである。
 NHKらを認めてはいけないと指摘する理由は、今の体制が安倍自称首相べったりであることにある。公平な放送が期待できない以上、認める訳にはいかない。そもそも、24時間放送でどれだけの電力が無駄遣いされていて、どれだけの人達に負担をかけさせて、過労死の危険性とギリギリなのかを真剣になって議論した形跡がない。
 NHKの分割がネット同時配信の交換条件になることは言うまでもないし、更に地方放送局と海外メディアが合弁でニュース専門チャンネルを立ち上げるべきではないか。例えばアルジャジーラと北海道文化放送が提携してアルジャジーラニュースジャパンをCSやウェブサイトで立ち上げていいのではないか(北海道文化放送は記者クラブ会員権を共有するだけでいい)。
 そもそも報道の基本は権力監視である。民主党政権ではあれだけ出来ていたのにネオナチジャパン政権になるとまるで出来ていないのはどういうことか。ジャーナリズムを果たしているのはしんぶん赤旗や日刊ゲンダイ、月刊日本、週刊金曜日、月刊創、月刊世界、月刊デイズジャパン、週刊東洋経済、中日新聞、琉球新報・沖縄タイムスだけという大変不幸な状況にあると言わざるをえない。これは大変異常な事態なのである。
 私は日本のメディアの分割が必要だと考える。つまり、協同組合が大手新聞の各都道府県版を受け継いだり、スポーツ新聞やタブロイドの分割による新聞の設立により競争を行うべきだと考える。

 NHK分割と同時に、市民記者が使いやすい記事の配信会社を設立するべき時期に来ていると私は見ている。

2017年6月11日日曜日

男性脳と女性脳

 作家の伊藤浩士先生のブログにおけるコメントの混乱に際し、私はその場を直接見ていたわけではない。
 なので、どちらが悪いかについては判断に苦しむのだが、ブログ運営者である伊藤先生が判断を下した以上、それに従う。
 ただ、何故このトラブルが起きたのか。

 私は男性脳と女性脳の違いが生んだトラブルなのではと見ている。
 男性と女性の考え方はそもそも異なる。そのことを踏まえて私は事前に投稿規定を作成した。
 ただ、どう違うかについてはまとめサイト(http://ure.pia.co.jp/articles/-/35196)を引用する。
 これについてはどこまで信用に値するかは保証できない。一つの参考として考えてほしい。

 買い物の時、一度気に入ったら同じメーカーやブランドものにこだわるのが男性脳。
 女性脳はその逆で、自分がその時に気に入ったら、メーカー・ブランドを問わないという。
※ただ、私の場合は男性にしては基本的にはどちらもありと考えている。逆に女性だが男性脳的な人もいることは事実だ。
 「子どもの頃にハマった電車や車やプラモデルを、大人になっても趣味として続けているのは圧倒的に男性です。大人になった今も『ドラゴンボール』のアニメや漫画を見るのも男性です。ところが、女性の場合、大人になったらもうバービー人形で遊んだりすることも、『セーラームーン』のアニメを見ることもありません」(『男女脳戦略。』DaiGo著 ダイヤモンド社より)
 今回のトラブルの要因になった一つとして、DaiGo氏の著作から引用したい。
 女性脳の例の一つで、「ネガティブストーリーを作り上げてしまう」というものがある。
 友人や同僚がヒソヒソ話しをしているところを見かけた時、「私のことをウワサしてるんじゃないかしら」「もしかして私の悪口を言ってるのかも」と感じてしまったら、DaiGo氏いわく圧倒的に女性脳にありがちな傾向だそう。
 「あそこのヒソヒソ話、絶対に私のことだ」→「そういえば、この前、あの○○さんとケンカした」→「だから、あのときのことを怒って悪口を言っているに違いない」と自分のなかでネガティブなストーリーを作り上げてしまう。
 逆に男性脳は「自己完結」のタイプだそう。遠くでヒソヒソと話している姿をみても、人は人、自分は自分と切り離して考えることができる。勝手にネガティブストーリーを考えることもなく、程良い距離感のままでいられる。
 つまり、結果としてこじらせてしまったがために大喧嘩になったのではないかと思われる。

 私の場合は男性脳の傾向が強いが、そのことについては何とも言えない。
 場合によっては、合理的な判断を下すことだってある。 

 また、はっきり伝えておくことがある。
 私は発達障がい当事者であるが、『この人は発達障がい当事者を侮辱した』というのなら、確たる証明がなければ信用しない。
 それだけのことだ。逆にないのに主張する人については信用がないと言わざるをえない。

※今回は緊急コメントとして、掲載させていただきたい。

2017年6月9日金曜日

第4回 のりこえ祭り! 開催のお知らせ

第4回 のりこえ祭り  ワンコインで、「いま、ココ→」開催のお知らせ

2017年6月18日(日) 14時~(受付は13:30から)
快・決“良い会議室”(地下鉄・東新宿駅徒歩1分 新宿区歌舞伎町2-4-10 3F)
参加費:500円/終了後、懇親会を開催します。
開催予定プログラム(内容の変更もありえます)
※のりこえねっと2017年総会
※カウンター報告会/司会;野間易道・安田浩一
「NO HATE TVコーナー」「モデルコミュニティ川崎」「はりきって渋谷」「闘う弁護士ここにあり」「ベルクで一休み?衝撃の一枚」「嗚呼 男組ってなんだ」「打倒ニュース女子 沖縄ヘイトを許さない」「高江特派員報告」「リカちゃん登場」「マークだよ!」
映画「カウンター」紹介
※新規啓発活動「Voice of Identity」紹介
※共同大業は吠える

そして、一緒に、未来を作っていきましょう 
のりこえねっとも、気がつけば4周年。

山あり谷あり、奈落の底ありで、それでも浮いているのは、反ヘイトを希求する人達がいるから。
ときには後ろから、ときには並んで、一緒に走る仲間がいるから。ありがとう。4周年。
一年間の活動報告と、いま反へイトの流れはどこにあるのか、をみんなで語り合うそんな場にしたいと思います。
そして、「いま、ココ→」一緒に、未来を作っていきましょう。
*日本の未来を築くカウンター親睦会。飲み物、食べ物、用意しました。持ち込みも大歓迎。
■問合せ のりこえねっと   
WEB:http://www.norikoenet.org/   
FAX:03-5155ー0383
なお、参加者多数の場合はお断りすることもありますのでご承知下さい。
https://www.norikoenet.org/mail_form/contact2.html

2017年6月8日木曜日

他国下げ、日本上げはやめなさい

 朝日放送制作・テレビ朝日系列放送の『世界の村で発見!こんなところに日本人』の2017年5月9日(火)19:00~21:48にて、重大な人権侵害があった。
 断固として見逃す訳にはいかない。スポンサー各位に対し、番組の実態とスポンサーの商品を売り込む場にはそぐわない旨を伝えるべきだ。
 人権侵害の被害を受けたのは女優の原日出子氏である。彼女はビルマ(いわゆるミャンマーと自称する国だが、軍部極右により改名させられた名称のため、国際法上無効)の首都ラングーン(いわゆるヤンゴン/軍部極右時代に別の地方に首都を移転させたとなっているが事実上の首都はラングーン)から、ティータマー村に暮らす日本人を探す旅をすることになった。
 ティータマー村のあるロイコーは、ヤンゴンから北に約330kmの山間部にある町。しかし約330kmながら、夜行バスで1泊2日かかるという。タウンジーという町を経由し、ロイコーへ移動した。その日にロイコーは水かけ祭りというビルマの伝統行事中で、水かけ祭りの期間中は、道という道で水をかけられる。原女史も水をかけられてずぶ濡れになった。
 問題なのは、この日程に重ねたスケジュール設定のほか、原女史のずぶ濡れを嘲笑する姿勢だ。これは明らかに東南アジアへの偏見を招きかねない内容であると同時に電波を悪用したセクハラの疑いが濃厚であり、絶対に容認してはいけない。
 スポンサーのJP かんぽ生命、P&G、ニトリ、SUBARU、キッセイ薬品、キリンビール、アース製薬、SUZUKI、小林製薬、サントリー、アデランス、ダイハツは明らかに自社のイメージを下げかねないのではないか。
 私がプロデューサーなら、放映すらためらいかねない代物だ。これでは他国のマイナスを嘲笑し、自国に優越感を感じかねない代物だ。
 それでは良いとは思えない。
 他国の文化から日本はもっと学ぶべきだ。例えば、韓国の民主主義を学ぶべきだし、今の日本の状況では、数十年後には韓国に併合されてもおかしくないほど国の力は落ちている。
 そうなりたくないのなら、韓国の民主主義を守ろうとする民衆や北欧諸国の社会保障から学ぶしかないし、アムネスティから人権を学ぶしかない。
 「逆命利君(ぎゃくめいりくん)」を我々は噛みしめるべきだ。前漢の学者・政治家だった劉向(りゅうきょう)という人が編纂した「説苑(ぜいえん)」の中の一説で、「たとえ主君の命令であっても、主君の利益にならなければ、その命令に従うべきではない。あえて命令に逆らってでも、主君にとって本当に利益になることを追い求めること、それこそ、真の忠義というものだ」という意味だが、今の日本人には最もこの言葉が欠けている。

命に従いて君を利する、之を順と為し、
命に従いて君を病ましむる、之を諛(ゆ)と為し、
命に逆らいて君を利する、之を忠と謂い、
命に逆らいて君を病ましむる、これを乱と謂う。

2017年6月6日火曜日

法律の基本を全くわからない老害 岡村勲

 今回の書人両断は完全に許しがたい老害である。
 この男が『人権派』だったから、レイシスト共にやりたい放題されてしまうのだ。

2016/10/07(金)   「殺したがるばかどもと戦って」 瀬戸内寂聴さんの発言に犯罪被害者ら『反発』 日弁連シンポで死刑制度批判 (産経新聞/一部記事内容を訂正)

 日本弁護士連合会(日弁連)が6日、福井市内で開催した死刑制度に関するシンポジウムに、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(94)がビデオメッセージを寄せ、死刑制度を批判したうえで「殺したがるばかどもと戦ってください」と発言した。会場には全国犯罪被害者の会(あすの会)のメンバーや支援する弁護士らもおり、「被害者の気持ちを踏みにじる言葉だ」と「反発」した。
 日弁連は7日に同市内で開く人権擁護大会で「2020年までに死刑制度の廃止を目指す」とする宣言案を提出する。この日のシンポジウムでは、国内外の研究者らが死刑の存廃をめぐる国際的潮流について報告。瀬戸内さんのビデオメッセージはプログラムの冒頭と終盤の2回にわたって流された。
 この中で瀬戸内さんは「人間が人間の罪を決めることは難しい。日本が(死刑制度を)まだ続けていることは恥ずかしい」と指摘。「人間が人間を殺すことは一番野蛮なこと。みなさん頑張って『殺さない』ってことを大きな声で唱えてください。そして、殺したがるばかどもと戦ってください」 と述べた。
 瀬戸内さんの発言について、あすの会顧問の岡村勲『弁護士』は「被害者はみんな加害者に命をもって償ってもらいたいと思っている。そのどこが悪いのか。ばか呼ばわりされるいわれはない」と暴言した。

http://www.sankei.com/west/news/161007/wst1610070012-n1.html

 ハッキリ言ってやろう。
 瀬戸内氏の発言には一部問題はあったとは言え、岡村の暴言を断固として見逃す訳にはいかない。
 『被害者はみんな加害者に命をもって償ってもらいたい』という暴言こそ重大ではないか。私が知っている限りにおいては犯罪被害者の中に死刑制度を廃止すべきという声が高まっていることは事実なのである。
 そもそも法令遵守の観点からも、法律を我田引水で引用するふざけたマネは絶対に許す訳にはいかない。そもそも、岡村は妻を企業舎弟に殺された事がきっかけで『人権派』から人権弾圧一味に成り下がったのだが、所詮その程度の小物に過ぎなかった。
 犯罪被害者及び遺族がなぜ法廷に入っていけないのか。それは国際法で公平な裁判の実現のためには当然の事である。そして、法廷侮辱罪も国際法上当然の事なのである。今の裁判は犯罪被害者と遺族の主張ばかりが優先され、公平性が著しく奪われている。
 その結果は人を感情で断罪する取り返しのつかないヘイトスピーチの場に裁判が成り下がったのではないか。岡村は結果として加害者と一緒に妻を殺したのに等しいのである。
 妻は冥府で岡村の歪みを嘆いているに違いないのではないか。岡村に対して言える事はただ一つ。『あなたは今すぐ弁護士の資格を返納しなさい。これは国民及び国際法の命令です』と。中坊公平氏も冥府で呆れているに違いない。

2017年6月1日木曜日

新たな規制を導入します

 管理人の倉野でございます。

 今後、多忙につきブログの記事の更新は遅くなりますので、新たな禁止事項を追加及び明確化致します。

1.拙ブログを掲示板同様に短時間に言葉の応酬を繰り返すような投稿を行うこと。
 ブログ運営者に過大な負担をかけるような行為であり、厳粛に慎むべき行為であることは明らかです。
2.拙ブログの設置とは何ら関係ない書き込みを行うこと。
3.拙ブログ及び友好ブログで書き込み禁止処分を受けた者が拙サービス及び友好ブログまたはその管理人・コメンテーター等についての言及を行う他、友好ブログで出入り禁止処分を受けた者が拙サービスの利用を行うこと。

 以上、この三点を新基準に追加します。
 また、1616BBSを使い、掲示板を設置することになりましたのでお知らせ致します。
 それに伴う追加運営方針も合わせてお伝え致します。
URL: http://wingoficarus13.1616bbs.com/bbs/

(損害の免責)
日々格闘記・イカロスの翼掲示板を利用することにより、利用者に発生するいかなる損害も一切の賠償の責を負わないものとします。本サービスにより発生しうるリスクは全て利用者が負うものとします。利用者の設定ミスによる損害等も、利用者の故意過失に関わらず含まれます。

(セキュリティ)
インターネットの性質上、システムの信頼性とセキュリティには限界があります。契約関連、金銭授受の確認情報等重要な情報、および第3者に絶対知れてはならない情報(個人情報等)は非公開掲示板であっても一切載せないでください。その場合の責任については損害の免責に沿って対応致します。

(データの紛失・改ざん)
データの紛失・改ざんによる損害賠償にも応じられません。当方ではシステム・トラブルが原因であっても当方はデータの回復義務を負いません。また、本サービスのシステムトラブルに関しての苦情等は一切受け付けません。

(サービスの保証)
本サービスの継続的な提供は保証できません。1616BBSが突如サービスを停止することもありえます。

(投稿責任)
投稿者には、いかなる理由を問わず掲示板の投稿内容に全責任をお持ちいただきます。また、以下の内容を含んだ投稿は禁止します。
・日本国およびそれ以外の国の法律、法令、条例に違反するような内容。
・知的所有権の侵害、プライバシーの侵害、その他の権利を侵害する内容。
・他人への誹謗中傷や、不快感・精神的悪影響を与えるような内容。
・特定の個人や企業、団体、国、人種・障がい・出生等への誹謗中傷を含む内容。
・宗教関係の利用。
・内省干渉行為。
・社会に重大な迷惑行為を行うことを画策する内容。
・アダルト、カジノなどのギャンブル、その他公序良俗に反する内容。
・詐欺、強迫、MLM、マルチ商法、ネズミ講、その他の違法取引行為に関する内容。
・宣伝のみの利用、SEO目的と判断される利用。
・掲示板のチャットとしての利用など、サーバーに著しく負荷を与えるような使用。
・その他掲示板管理者が不適当と判断した一切の行為。
・ヘイトスピーチ及び優生主義を正当化する内容。
悪質なケースについては公開情報であるIPアドレスを強制開示します。

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