こんにちは、西村 環(たまき)です。
私の夢の一つに、水素水での水耕栽培があります。
水素水での水耕栽培には様々な利点があります。
しかし、今日はその前にタネのことをお話ししたいと思います。
実は日本の農業生産で使われている種、苗のほとんどはF1品種と呼ばれるタネです。
F1品種とは、一代だけの収穫で終わってしまうタネ。採れたタネを植えても発芽しません。
農家は毎年タネや苗を購入する必要があります。なぜ農家はF1品種のタネを買うのか。成長が早く、一斉に成長し出荷に手間取らないので、生産者には非常に都合が良いのです。
そのF1品種の元締めが悪名高いモサント社。ちょっと過激な言い方ですけど、日本の種、苗屋さんのほとんどが既にモサント社の傘下。ベトナム戦争で枯葉剤を製造した会社です。
その中孤軍奮闘、古来からの在来種の種を守って死守してくれているのが野口タネ店
野口タネ店は、自家採種をすすめてくれるタネ屋さん。自家採種したら、翌年買わなくて済むので、タネ屋さんとしては困るんじゃないかと思うのですが、タネを自家採種することで、その土地にあったタネが採れるそうです。
固定種とF1(一代雑種)そして種苗店やホームセンターで販売されているタネはほとんどがF1。
農家は一斉に生育して、機械洗いしても傷がつかず出荷しやすいF1種を使う。そしてF1は自家採種できないから、毎年タネ苗を買うしかない。(→モサント支配ススム)
固定種というのは古来からあるタネですが、スーパーに並ぶ野菜はF1野菜。小蕪、小松菜といっても、昔の小蕪や小松菜はもうスーパーでは買えないんですね。
なら、家で栽培する家庭菜園は、古来からある固定種で栽培したいなと思うワタシです。