はるばるニュージーランドから、キャノワームが到着しました。
キャノワームとは、オーストラリア製のミミズコンポストです。生ゴミをミミズに食べてもらい有機肥料を得るんですね。
ミミズのフンがすごく良い土になります。土以外にも、液肥が出来るので、水耕栽培実験に使いたいと考えています。
以前、屋上農園を借りていた時、その貸し農園は無農薬、有機栽培だったのですが、それまで土にさわって肌が荒れたりしたことのなかったわたしは、嬉々として素手で土いじりをしていました。
すると3日目に、まず半ズボンで、出ていた太ももの皮膚が赤くなり、とにかくかゆい。かきむしると血が滲みました。
太ももからどんどん上半身に皮膚の異常が上がっていました。手が次に血だらけになり、顔まできました。顔がかゆい、熱い、目が充血して真っ赤になりました。
皮膚科に行きアレルギー検査をしてもアレルゲンがわかりません。
飲み薬を飲み、ステロイドをつけ、でもかゆいんです。かゆみどめを塗りすぎて今度は全身寒い!!
一番かゆみに効いたのは、生のアロエでした。アロエの皮をはいで、透明な実をタッパにいっぱい入れて顔に貼り付けながら仕事をしていました(笑)
3ヶ月でアレルギーはおさまりました。それ以降は、完全防備で屋上農園の作業をしました^ ^
その時に、土と肥料に対する恐怖心は埋め込まれました。
有機肥料というのは、家畜のフンですが、今の家畜は抗生物質をいやというほど投与されています。餌の穀物には農薬がたっぷり。
アレルギーの原因は検査では特定できませんでしたが、土の管理というのは、汚染物資も含め非常に難しいと、思います。
その点では、水質管理がよっぽど簡単です。土壌が汚染されている可能性は日本中どこも農薬、抗生物質、化学肥料で、安全な土がどれなのか、わからない、というのが本当のところ。もう水耕栽培しかないだろう、と思ったわけです。
水素を使った水耕栽培が夢の一つになりました。