英ロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーさんの波乱に満ちた半生を、名曲と共に描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしている。希代のボーカリストがエイズの合併症により45歳でこの世を去って27年。専門家はヒットの要因に、あせることのない楽曲の輝きと映画の王道的構成、同性愛への認識の変化も挙げる。
映画が11月9日に全国公開されて以降、週ごとの興行成績は伸び続け、28日までに観客動員数は180万人、興行収入は26億円を突破した。
宣伝担当者は「クイーンファンは50代以上の中高年が中心だが、映画館には若い世代も足を運んでいる」と言う。