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【ドラニュース】

加藤、大島に弟子入り 大阪合同自主トレに初参加

2018年11月30日 紙面から

大島の合同自主トレに参加することにした加藤=中日ドラゴンズ屋内練習場で(谷沢昇司撮影)

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 強肩が持ち味の中日・加藤匠馬捕手(26)が自らの殻を破るため『大島塾』の門をたたいた。大島洋平外野手(33)が毎年1月、大阪で行っている合同自主トレに来年は初参加することを決断。「来年は勝負の年。何かを変えなきゃ」と決意を語った。

 自ら動かなければ、何も変わらない。意を決した加藤は「一緒に自主トレさせてください」と大島に頼み込んだ。

 「毎年、オフはナゴヤ球場で一人でやってきた。ウエートトレも嫌いじゃないので、自分なりにやってきたつもりだったけど結果が出ていない。結果につながらないことを続けていてもダメ。結果を出している人から何かを吸収したい。身近にすばらしい先輩がいるから大島さんにお願いした」

 三重高から青学大を経てドラフト5位で2015年に入団。ただ、1軍の壁は厚く1年目は3試合、2、3年目は1試合ずつしか出場がなく、4年目の今季は一度も1軍に上がれなかった。「来年は5年目。年齢的にも勝負の年になる。新人も入ってくるし、危機感はある」と背水の覚悟だ。

 誰にも負けない武器がある。盗塁阻止率4割2分9厘は今季のウエスタン・リーグで断トツ。強肩は誰もが認めるところだ。非力な打撃がネックとなり一軍定着を阻まれてきたが、今季は同じく鉄砲肩のソフトバンク・甲斐が「甲斐キャノン」と称され大ブレーク。育成枠から侍ジャパンにまでのし上がった同い年の存在に刺激を受けた。

 

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