住宅に6遺体 家の中から“ナタ”凶器か

写真拡大

26日、宮崎県高千穂町の住宅で6人の遺体が見つかった事件で現場の家の中から凶器とみられるナタのようなものが見つかっていたことがわかった。

26日、宮崎県高千穂町の飯干保生さん(72)の住宅から飯干さんなど住人の男女5人と、知人の男性1人の遺体が発見された。その後の捜査関係者への取材で、現場の家の中から凶器とみられるナタのようなものが見つかっていたことが新たにわかった。死亡した被害者のうち実穂子さんは、屋外で見つかり、首は切断された状態だったという。

事件後、飯干さんの42歳の二男と連絡がとれなくなっている。現場から2キロほど離れた橋の下から男性とみられる遺体が発見されていて、警察はこの遺体が二男の可能性が高いとみて、遺体を引きあげるなど身元確認を進めている。

一方、亡くなった飯干さんの孫で、小学2年生の唯さんが通う小学校では27日朝、校長が全校児童に事件の説明をした。校長が説明した際、涙を流す児童もいて、学校では県の教育委員会にカウンセラーの派遣を要請したという。