こんにちは。西村 環(にしむら たまき)です。
前回、睡眠による美容法について、お伝えしました。睡眠の美容パワーはすごい!というお話をしましたが、睡眠は、美容に良いだけではないんです。
ダイエットにも効果的なのです。
これを聞いたとき、私も「寝るだけでやせられるの?」と思いましたが、科学的な理由が、ちゃんとありました。
私たちは、寝ている間も息をしています。(当たり前ですが)。息をしているということは、体が生命活動をしているということ。脳は休んでいても、細胞たちは動いているんですね。
眠っている間に、人の体が消費しているカロリーは、なんと300キロカロリー。ウオーキングが30分で100キロカロリーと言われていますから、寝ているだけで、1時間30分もウオーキングしたことになりす。
ラッキー~♪
さらに、1日300キロカロリーを1ヶ月続けると、体重を1㎏落とすのと同じ計算になるそうです。つまり、寝るだけで1㎏減。魅力的ですよね。
「でも、毎日ちゃんと寝ているのに、体重はぜんぜん落ちない」
そう感じている方、少なくないと思います。眠っているのにやせられない…。どうしてなのでしょうか。
その原因は「眠りの質」にあります。眠りの質が良くないと、細胞たちを元気にする「成長ホルモン」の分泌が少なくなってしまいます。
なんでも、しっかり眠れていないと、成長ホルモンの分泌は、70%も減ってしまうそうですよ。
でも、仕事などの関係で、睡眠時間をどうしても削らなければならない、という場合は、睡眠の「時間」ではなく「タイミング」に目を向けてみましょう。
成長ホルモンが最も分泌されるのは、眠りについた直後だそうです。ですが、3時間経って、眠りが「浅い眠り」に切り替わると、そのあとは、もうほとんど成長ホルモンは分泌されないそうです。
つまり、眠りについてからの「3時間」が勝負!この3時間、ぐっすり眠ることが大事なんです。
お布団に入ったら、すぐに深い眠りにダイブ!これを助けてくれるのが、就寝1時間前の入浴。入浴によって手足をポカポカさせると、体の深部温度(内臓の温度)が下がり、体は自然と眠る体制に入ります。
理想的なのは、就寝の1時間前までに、約38~40度のぬるめの水素水のお湯に、10分くらい、ゆっくり浸かること。水素水のお湯が、体のすみずみにまで働きかけることで、血流が良くなり、ポカポカいい気持ちが持続します。
睡眠時間を十分に確保できない方に、特におすすめですよ。