アフィリエイトフレンズ祭り2018秋のASP総選挙に参加しました。
今回の最後のイベントはFaber companyのSEOセミナーでした^^
自分は、今はブラックSEOのペラサイト量産だけではなく、ホワイトハットの中規模サイト戦略にも取り組んでいます。
そんなホワイトハットのSEOに取り組むにあたって、今回のアフィリエイトフレンズのFaber companyのSEOセミナーは非常に勉強になりました!
自分の備忘録として、Faber companyのSEOセミナーについてまとめておこうと思います。
今後もSEOで生き残っていきたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents [hide]
2019年に生き残るアフィリエイトサイトとは
今回のFaber companyのSEOセミナーの内容のテーマは「分析」で、2019年に生き残るアフィリエイトサイトとは何かというお話でした。
主にアフィリエイトで飯を食っている中級者以上向けのお話でした。
やはり、2017年12月の健康アップデート以降、いわゆるYMYLのジャンルは「地獄」というお話がありました^^;
アフィリエイトサイトに限らず、gooヘルスケアなどのサイトも苦戦しており、代わりにメディカルノートというサイトが伸びているようです。
メディカルノートというサイトは、医師が会社として運営しているサイトなので、そういった専門的なサイトというのがGoogleには評価されているのかもしれませんね。
いずれにしろ、アフィリエイターは健康や医学といったYMYLのジャンルには参入しないほうが無難というお話でした^^;
一方で、同じYMYLでも「消費者金融」や「お金 借りる」といったクエリでは、まだまだアフィリエイトサイトが多く残っているようです。
今回のテーマは「分析」ということで、Faber companyの古澤暢央CEOが、YMYLを除いたビッグキーワードを分析して、上位表示に必要そうなことの「気付き」について解説してくださいました^^
2019年に生き残るアフィリエイトサイトとして、必要なこととは何か考えさせられる内容でした。
自分の備忘録として一つずつまとめておきます。
気づき①「社会とのつながり」
今のSEOにおいて、ビッグキーワードの上位表示に必要なことの視点として「社会とのつながり」があげられるとのこと。
現在、ビッグキーワードで上位表示しているサイトの傾向は下表のとおりとのことでした。
S: | 上場企業、大手企業、Wiki掲載企業 |
---|---|
A: | 強力な被リンク or 狡猾な被リンク |
A: | 指名検索+メンション+(再訪問) |
B: | 運営者情報に企業名を記載 かつ 企業活動実態がオンライン上にある |
C: | 上記いずれもなし |
あくまでもビッグキーワードで上位表示させる場合ですが、今後はサイト上に運営者情報の掲載が必須ということのようですね^^;
実際問題として、ビッグキーワードで検索したときに上位表示されているサイトで、運営者情報に記載が一切ないような、いわゆる匿名のアフィリエイトサイトは2018年現在すでに殆どありえないということのようです。
あくまでもビッグキーワードのお話であって、僕が狙うようなニッチなキーワードであれば、運営者情報もないような匿名サイトでもまだまだ大丈夫かと思いますけどね。
なお、Wiki掲載企業というのは、ウィキペディアに掲載されるぐらいの規模の企業という意味であって、ウィキペディアからリンクを貼られることに意味があるということではないそうです。
また、「指名検索」というのは、サイトがブランド化することによって、そのサイト名などで検索されるということ。
「メンション」というのは、そのサイト名やURLが他のサイトで取り上げられるということになります。
この「指名検索」や「メンション」があれば、企業活動実態を掲載できないような匿名サイトであっても、ビッグキーワードで上位表示しうるということみたいです。
アフィリエイターにも希望がまだありますね^^
気づき②「個ではなくチーム」
今後もアフィリエイトで生き残っていくためには、以下の4つのポイントがアフィリエイトサイトには必須ということでした。
以下の4つのポイント全てを一人でこなすことが難しいのであれば、それを満たせることが出来る人とチームを組んでやっていきましょうということです。
アフィリエイトというのも、もう個人でやる時代ではなくなってきているのかもしれませんね・・・・^^;
1.SEOの視点
キーワードのSEO難易度を見立て、攻める手順を考えること。
ライバルの攻め方を分析するということが重要になるということでした。
今回のセミナーでは、主にこの1のSEOの視点について詳しく解説して下さいました。
2.ユーザー理解
悩みとニーズを網羅すること。
そのためにはリサーチに一次情報は必須であり、ユーザーの検索コストをどう下げるかが重要。
3.伝える力
分かりやすく読みやすい文章できちんと伝える。
デザインはユーザー行動に影響を与え、それはSEOにも影響を及ぼす。
ネットで拾えるようなフリー素材の画像ではなく、わかりやすく工夫して作成した図解、独自に撮影したオリジナルの写真、分かりやすくまとめた表組みなどが非常に重要。
4.企画広報力
サイトをブランド化して、指名検索やメンションを増やすための企画や広報をおこなうこと。
↑これはかなり難しいですが、今後ビッグキーワードで戦う場合には、出来るかどうかは別にして企画を考えて作っていくことが必須になっていくのでしょうね。
今回のセミナーでは、1のSEOの視点について、さらに詳しく解説して下さいましたので、次にまとめていきます。
今後も生き残っていくためのSEOの視点
今後も生き残っていくためのSEOの視点というのは、下の表にまとめられるとのこと。
ドメインの強さ | 指名検索数 | コンテンツ | |
---|---|---|---|
難易度(高) ビッグキーワード 比較クエリ 商標 | ahrefsのDR:30以上 | 100以上/月 | ・質 ユーザー理解+伝える力 ・量 キーワードガバレッジ |
難易度(低) 複合語 HowToクエリ 新ジャンル | ー | ー | ・質 ユーザー理解+伝える力 |
上記の表のうち、コンテンツというのはキーワードの難易度によらず絶対に必要。
一方、難易度(高)のビッグキーワード、比較クエリ、商標などを狙う場合には「コンテンツ」以外にも、「ドメインの強さ」あるいは「指名検索数」のいずれかが必要ということでした。
逆に言うと、ビッグキーワードや比較クエリ、商標といった難易度(高)のキーワードを狙わないのであれば、ドメインの強さや指名検索数などは不要であり、コンテンツの質だけを考えればいいということですね^^
セミナーの中でも言われていたのですが、個人のアフィリエイターが今後も生き残っていくためには、3語などの複合語で悩みが深くコンバージョンに近いキーワードを丁寧に狙っていくのがいいのかもしれません。
↑これ、弱者の戦略というか、まさに丸山塾の戦略かなと思います。
丸山さんのペラサイト量産戦略というのは、今後もSEOで生き残れる可能性の高い弱者の戦略といえるかと思います。
ライバルサイトの分析方法
以上のSEOの視点から、自分が参入すべきキーワードを見極めていく必要があるということです。
その際のライバルサイトの分析方法についても、自分の備忘録としてまとめておきます。
ライバルサイトを分析する際に、調査すべき項目は以下の通りです。
ドメインの強さの指標
- AhrefsのDR
- はてブ数
- バズ企画
- メンション
- 指名検索数
コンテンツの指標
- キーワードガバレッジ
- 対応URL数
- インデックス数
運営者の指標
- 運営者規模
- 社名検索URL数
これらの項目の調査方法について、備忘録として以下まとめておきます。
ahrefsのDR
これはahrefsのサイトに行ってURLを入力するだけです。
ahrefsは年間で確か10万ぐらいだと思いますが、本気でSEOをやるつもりなら使っておいたほうがいいかと思います。
なお、アフィリエイトB会員限定で少しお得に使えるはずです。
アフィリエイトBの会員登録はこちらからどうぞ↓
はてブ数
こちらもはてなブックマークに行って、URLで検索するだけですね。
バズ企画
はてなブックマークでURLを検索して、突出してはてブがついているページがあったら目視してみましょう。
もしかしたら、意図的にはてブをつけさせるような、何らかのバズ企画がおこなわれているかもしれません。
メンション
メンションというのは、そのサイトのことが、ネット上でどれぐらい言及されているかということです。
例えば、僕のブログ(https://www.saboten-affiliate.com/)のメンションを調査する場合は、Googleで以下のような検索式で検索します。
「-site:https://www.saboten-affiliate.com/ “saboten-affiliate.com”」
僕のブログ以外で、”saboten-affiliate.com”のことを書いているサイトのことが検索結果に出てきますので、そのサイト数がメンションの数値となります。
このメンションというのは、いわばナチュラルリンクのようなものとして、Googleにも評価されると考えられます。
指名検索数
Googleキーワードプランナーにて、サイト名、ブランド名などで検索して、月間検索数を調べます
キーワードガバレッジ数
キーワードガバレッジ数というのは、そのサイトがどれだけ関連キーワードでヒットするかという目安といえます。
例えば、「全身脱毛」のサイトのキーワードガバレッジ数というのは、「全身脱毛+○○」というサジェストキーワード、関連キーワードで、どれぐらいのキーワードで順位がついているかということを表す指標といえます。
当然のことながら、ページ数が多いサイトのほうが高くなる傾向があるといえます。
対応URL数
キーワードガバレッジに対応したURL数となります。
そのサイトのどれぐらいのページ数が、関連キーワードで順位がついているかという指標ですね。
インデックス数
これはGoogleの検索窓で「site:URL」と検索して、検索結果に出てくるページ数です。
Googleのデータベースに認識されているページ数ということですね。
ただ、「site:URL」と検索して、検索結果にすぐに出てくるページ数は信憑性がないので、必ず最後まで検索結果をめくっていって、それ以上めくれなくなった検索結果ページで表示される数値を確認しましょう。
運営者規模
これはサイトを目視で確認するしかありません。
社名検索URL数
例えば、「-site:https://www.saboten-affiliate.com/ “さぼてんアフィリエイト”」と検索して、出てくるページ数ということですね。
ドメインランクの上げ方
ビッグキーワード、比較クエリ、商標などを上げる場合には、やはりドメインをある程度強くしていくことが必要です。
まずはAhfersのDR20以上を目指しましょうということでした。
自作自演のリンクなどをしなくても、以下のような努力をコツコツと続けていけば、DR20ぐらいであれば到達できるとのことです。
会社名を公開、HNでも丁寧な運営者情報を掲載
以下のような取り組みが有効です。
- 会社の公式サイトを作って企業活動実態を見せる
- 求人サイトに掲載することで被リンクをもらう
- インタビューや取材に応じることで被リンクをもらう
- Twtter、Facebookアカウントを作成して運用する
取り上げてもらう努力
- 記事を寄稿してもらい、その寄稿者のサイトで紹介してもらう
- Yahoo知恵袋や教えてGooの回答となるようなページを作り被リンクをもらう
- はてブからTwitterへとバズらせる
自ら企画広報する
- プレスリリースを出す
- ASPなどのサイトコンテストに応募する
フローか、スタティックかで運用戦略は異なる
そのサイトがフローか、スタティックかでドメインランクを上げるための運用戦略は異なってくるということでした。
フローか、スタティックかというのは、要するにサイトのジャンルのことと言っていいかと思います。
新しい商品とかニュースがどんどん出てくるジャンルであれば「フロー」、とくに新しいものが出てこないジャンルであれば「スタティック」ということです。
「フロー」のジャンルというのは、書店でムック本が出るようなジャンル、例えばスマホとかクレジットカードといったジャンルです。
一方、「スタティック」のジャンルというのは、例えばウォターサーバーとか脱毛とか、そんなに新しい商品やサービスが次々とは生まれないジャンルになります。
フローなら読者を作れ
で、サイトが「フロー」であるならば、ドメインランクを上げるためには「読者」を作るのが重要とのこと。
そのサイトを定期的に読みに来てくれるようなリピート客を作り、サイトをブランド化して、指名検索を増やすことでドメインランクを上げていけばOK。
この戦略には、はてブやTwitterなどを上手に使っていくことが大事とのこと。
スタティックなら企画を作れ
一方、「スタティック」の場合、新しい商品やニュースが生まれてこないので、読者を作るのはなかなか難しいとのこと。
そのため、スタティックの場合は仕方がないので、自ら企画していくしかありません。
プレスリリースをうったり、意図的にバズらせたりすることが重要ということですね。
fa
以上、アフィリエイトフレンズ秋祭り2018のFaber companyのSEOセミナーでした。
自作自演リンク一切なしのホワイトハットでのSEO戦略のお話でしたが非常に勉強になりました^^
僕は今はペラサイト量産だけではなく、ホワイトハットでの中規模サイト戦略にも取り組んでいるので、今回のFaber companyのSEOセミナーはとくに勉強になりました^^
2019年もSEOで生き残っていくために日々勉強あるのみですね。
コメントを残す