パリ=新田哲史、半田尚子
2018年11月24日01時05分
2025年国際博覧会(万博)が大阪市で開催されることが決まった。博覧会国際事務局(BIE)の総会が23日、パリで開かれ、BIE加盟国(170カ国)の代表による2回の投票で、日本がロシアとアゼルバイジャンを抑えた。
国内での大規模万博の開催は05年の愛知万博以来、大阪では1970年以来55年ぶりとなる。
25年万博には、日本のほか、ロシア(エカテリンブルク)とアゼルバイジャン(バクー)が立候補していた。投票は、パリのOECDカンファレンスセンターで行われた。初回の投票でどの国も投票総数の3分の2に届かなければ、上位2カ国で決選投票になる仕組み。初回の投票で日本は85票を獲得。48票のロシアと23票のアゼルバイジャンを上回った。ロシアとの決選投票では日本が92票を獲得。ロシアは61票だった。
提案によると、大阪万博は25年5月3日~11月3日に開催。大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」が会場で、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。愛知万博を約600万人上回る2800万人の来場を見込んでいる。
25年万博を巡っては、当初フ…
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