オリジナルブローオフ用インテークパイプ
ブローオフバルブの取り付けと、ターボアクチュエーターのホースの配管について。
●ブローオフバルブを取り付けるにあたって、最初は市販品でキットになったものをそのまま
つけようかとも考えたのですが、市販品はどれもブローオフに繋がるパイプ径が細く、あまり
抜けがよくなさそうなこと、また、ブローオフの取り付け場所がインタークーラーの上流である
ことなど、どうも感心しない点が気になりました。
そこで、多少手間はかかりましたが、インテークパイプの交換と同時に、この部分にブローオフ
バルブをとりつけることで、より自分の考える理想に近付けることにしました。
また、ターボのアクチュエーターに向かう圧力をターボコンプレッサーからこのインテークパイプ
に変更することで、ブーストの立ち上がりの向上および、安定性の向上を狙いました。
私のジムニーのノーマルインテークパイプ。 樹脂製で軽量です。
サージタンク周囲にスペースが充分あるので、ここにブローオフを取り付けます。
これが自作ブローオフ台座付きインテークパイプ。 パイプ自体はオノウエ自動車製の
ものを使用し、これに穴をあけ台座を溶接、クロームメッキにて仕上げました。
また、前方にはターボのアクチュエーターに行くホースを取り付け、ブーストの立ち
上がりの向上を狙いました。 ブローオフとの相乗効果により、アクセルのオン/オフ
でのレスポンスは飛躍的に向上しました。
ブローオフ本体はBLITZ製を使用。 660cc&ノーマルタービンには充分すぎる容量のため
ハーフアクセルからの戻しでもバックタービン音はしません。
今後は、現在大気解放になっている開口部をなんとかエアクリーナーまで戻そう
と考えています。
ちなみにノーマルのブローオフはすでにブースト1kかかった時点で漏れはじめ、1.35kで
完全に解放してしまいます。 つまりノーマルの時点ですでに若干の漏れがあります。
少しでもブーストアップする人は社外品のブローオフに交換しましょう。 ブーストの
立ち上がりが違います。