僕がアトピーを完治するまでに行ったアトピー改善法を11個、僕が取り入れた順にまとめてみました!
いま現在、アトピー改善に取り組んでいる人も、これから始めようとする方も、ご参考にいただけると幸いです。
なお、過去に書いたアトピー改善の関連記事は以下のとおりです。
こちらも合わせて読んでもらえれば、これから書く内容の理解がより深まると思います。
この記事の目次
この『アトピー改善まとめ記事』を書こうと思ったわけ
先日また、いま現在アトピーを患っている友達に「どうやってアトピー治したの?」と聞かれることがあって、
そのときに「とりあえず悪いもの食べるのやめて水飲むといいよ」と答えたのですが、
実際はそれだけじゃないですし、悪いものやめて水を飲む習慣がついた後はこれをやるべき!ということもありますし、
何よりアトピー改善できてしばらく経つので、当時の記憶をちゃんと整理できていない(中には忘れかけていることもある)ので、
今後アトピーの治し方を聞かれたりしたとき「ここに書いたよ」と言えるように、僕のアトピー改善法を、順を追ってちゃんとまとめておこうと思い立ち、いまさらですが記事にしてみました。
というわけで、1ヵ月目~6ヵ月目以降まで、順を追って具体的に書いていこうと思います。
※なお、このアトピー改善法は、こちらのテキストも参考にしながら実践したものです。
個人差のあるアトピーですが、このマニュアルのおかげで僕は自分に合う(と思う)アトピー改善法がわかり、その上ですすめることができたので、高いけど買ってよかったと思います。
アトピー改善前と後のビフォーアフター
お見苦しい写真で申し訳ないのですが、僕のアトピー改善前と後のビフォーアフター写真もご紹介しておこうと思います。
顔~首もと
左はアトピー改善中の写真。赤く湿疹が広がっているのがおわかりいただけると思います。
そして、右がアトピー改善後の写真ですが、湿疹がスッキリなくなってます。
左の写真なんかは、ちょっと腫れてる感じもあって、当時はかゆくて、でも痛くて大変だったのを覚えてます。
左肩~腕
そしてこちらが左腕の上腕部あたりの写真です。
こっちの方がもっとわかりやすい比較になっていますね。
アトピー改善中の写真(左)は湿疹がぶつぶつと腕全体に広がっていますが、
改善後の右の写真はそれがスッキリなくなってますよね。跡もありません。
改善中は左腕とか肩をポリポリかく癖がついていたので、
かゆくてかいてしまっては「あ、やっちゃった」というのの繰り返しでした。
いやーあのときは本当に辛かったです…。
ここまでを振り返って
と、こんな感じでわかりやすい比較写真が撮れたのも、すべてはアトピー改善をがんばったから。
すっごく根気の必要なことなんですが、「あの頃は辛かったなー」と笑えるのも、全てはこれから紹介する改善法をがんばったから。
僕でもここまで改善できたんですから、きっと同じ方法を取れば、僕と同じように改善できる人は大勢居るはず。ぜひぜひ、お試しいただければと思います。
と、いうわけで、ここから先では、僕が行ったアトピー改善法を時系列でご紹介します!
※なお、このアトピー改善法は、こちらのテキストも参考にしながら実践したものです。
1ヵ月目にやったアトピー改善法
1ヵ月目にやったアトピー改善法は以下のとおりです。
1:皮膚科に通うのをやめる
まずは、皮膚科に通うのをやめました。
それまでは肌の調子が悪い(アトピーや結節性痒疹)と、
すぐに医者に行く→治療してもらう→薬をもらうことを基本にしてたんですが、
この医者に通うという行為ががよくないことがわかったので、まずはこれをやめました。
2:ステロイドや飲み薬(痒み止め)を使うのをやめる
※出典:さち皮ふ科クリニック
ステロイドや、患部に貼って使うシールのような薬、痒み止めの飲み薬などを減らしました。
薬は一時的には症状を抑えてくれますが、よくよく考えてみると、結局は治らずに何度も症状がぶり返してくることに気づいて、
どうしても我慢できないときや使わざるを得ないとき(肌を出すとき等)以外は、使うのをやめました。
3:ジャンクフードをやめる
冷蔵庫に常備してあったゼロカロリーのコーラ(1.5ℓのペプシネ○ス)や、スナック菓子、コンビニやスーパーの弁当、アイスクリーム、カップラーメン系、インスタントラーメン系をやめました。
おやつは食べないようにし、できるだけ自炊に切り替えて、どうしても面倒くさくなったときは、定食屋さんなどでごはんを食べていました。
ちなみに、それでも大好きなお酒だけはやめずに飲んでいました。(といっても飲むのは週末くらいでしたが)
4:水を一日3リットルを目安に飲みはじめる
「肌をきれいにするには、代謝を上げるのが良い。
代謝を手っ取り早く上げるには、水を一日2~3リットル飲むのが良い。」
…と聞いたので、2日に一度くらい帰りにスーパーによって、2リットルのペットボトルを2本買って帰っていました。
会社には水筒や500mlのペットボトルに入れて持っていっていました。
そのうち2リットルのペットボトルを運ぶのも面倒になって、そして、ペットボトルの水も危ない(危険なものが入っている)ことがわかったのもあって、浄水器を買いました。
ちなみに浄水器はこの当時から、NSFをクリアしたものを使っています。
今考えると、はじめから浄水器にしていればよかったと思います。安全性も、買って運ぶ手間も、何より値段が安いので。
>>NSF認証の浄水器まとめ。安いし安全で美味しいのでおすすめです。
5:ボディソープとシャンプーを変える
ボディソープとシャンプー、特にボディソープは肌に合わないものがなかなかなくて、結局は牛乳石鹸を使っていたんですが、
それでもなんだか肌がカサカサ(特に冬は)してダメだったので、この機会にもういっかいちゃんと調べて選び直しました。
そして見つけたのがアバロンオーガニクスでした。
ブランド名のとおり自然の原料で作っていて、合成界面活性剤もなし。「これだ!」と思って買って使ってみたら、ズバリでした。
洗いあがりがサッパリしてる割には、余分な脂まで落とさずにカサカサしなかったので、今でもずっと愛用しています。
>>やっぱりこれ。世界で唯一NSF認証を受けたバスケアブランド『アバロンオーガニクス』
1ヵ月目のまとめ
便宜上、番号をつけて書いてますが、正確に言うと、
『1:皮膚科に通うのをやめる』と『2:ステロイドや飲み薬(痒み止め)を使うのをやめる』はほぼ同時で、
そのあとに、『3:ジャンクフードをやめる』と『4:水を一日3リットルを目安に飲みはじめた』を同時にやりました。
徐々に変えるのもアリですが、僕の場合はそういうのが苦手なので、それならできるだけ一気にやろうということで、できるだけ期間をおかずにやってみました。
というわけで、1ヵ月目は以下の5つのアトピー改善法を始めました。
- 皮膚科に通うのをやめる
- ステロイドや飲み薬(痒み止め)を使うのをやめる
- ジャンクフードをやめる
- 水を一日3リットルを目安に飲みはじめる
- ボディソープとシャンプーを変える
>>より詳しくは、僕も参考にした『アトピー改善マニュアル』を参照。
2ヵ月目にやったアトピー改善法
では、ここからは、2ヵ月目に行ったアトピー改善法をご紹介します。
ここで紹介する内容は、別途詳しい記事があるので、そちらをチェックしてみてください。
>>プロテインとファイトケミカル/1年でアトピーが治る食事法
6:プロテインを飲む
つづいて、植物性のオーガニック原料のプロテインを飲み始めました。
この頃に、人間の肌はタンパク質でできていることを知ったので、取り入れてみました。
植物性にしたのは、体を引き締めたい(ホエイなどの動物性は筋肉が肥大化して体が大きくなる)という理由と、ホエイ(乳タンパク)のプロテインは体に良くない可能性もあるからです。
朝と夜に1回ずつ、カレースプーン1杯くらいをぬるま湯に溶いて飲んでいます。
これは今でもずっと習慣化していて、かれこれ5年くらい経ちます。
アトピーが治ったのはもちろん、ダイエットもできて、抵抗力もついたので風邪もひきにくくなりました。
アトピー改善以外のオマケ効果もすごいので、植物性のオーガニックプロテインはほんとに自信を持っておすすめできます!
7:オーガニックのサプリを飲む
そして、マルチビタミン、マルチミネラルのサプリメント(もちろんこっちもオーガニック)を飲み始めました。
「栄養はチームではたらくので、タンパク質だけとっても、他の栄養素が足りてないとちゃんと吸収されない」と聞いて、プロテインと同時に飲み始めました。
ちなみに僕のおすすめはニューサイエンスの『マルチミネラルビタミン』。
日本の栄養療法の第一人者で、“まごわやさしい”の提唱者でもある山田豊文先生が監修をしたサプリメントです。
有機栽培の野菜や果物を使っているので、ファイトケミカルが満載(ここが大きなポイント!)。
何より、山田豊文先生が横綱・白鵬の食事指導や、数々のプロ野球球団の栄養指導などを担当していることを考えれば、これ以上信頼できるサプリメントはないと思います。
なお、ファイトケミカルとプロテインを使ったアトピー改善の記事も書いています!詳しくは下記をチェックしてください。
>>プロテインとファイトケミカル/1年でアトピーが治る食事法
2ヵ月目のまとめ
1ヵ月目が悪いものを減らす方向に重きをおいていたのに対して、
2ヵ月目は本当に良いものを摂ることを意識しました。
オーガニックのプロテインとサプリメントを摂る!これは大事です!
6ヵ月目以降にやったアトピー改善法
最後に、アトピー改善をはじめて6ヵ月目以降に行ったものを書いていきます。
8:食物繊維を摂る
アトピーの改善には腸が大きく関係していることを知り、それなら食物繊維を摂ろうということで、食物繊維を摂り始めました。
野菜を意識して食べるようにして食べ物から摂ったのはもちろんですが、ファイバーパウダーを摂るようにしました。
ファイバーパウダーは読んで字のまま、食物繊維を粉末状にしたもの。
僕が摂っていたのはイヌリンというファイトケミカルを含む食べ物をパウダーにしたものです。
イヌリンは腸を掃除する他に、腸内の善玉菌を増やしてくれる作用もあるらしく、当初〜最近まではアガベを原料にしたこのパウダーを愛飲していました。
最近は、アガベも甘味料の一種で、そんなに積極的に摂らない方がいいのかな?と思い直し、菊芋のパウダーに変えました。
プロテインと一緒にぬるま湯に溶いて飲んだり、食事を摂る前に飲んだりしています。
9:お風呂にも浄水器を導入する
8までをこなす頃には、実は割と肌の状態は良くなってました。だいたい8ヵ月〜10ヵ月くらいだったかと思います。
そうなったときに気になったのが、お風呂で浴びるシャワーでした。
割と体質改善が進むと、不思議なことに、肌の感覚だけじゃなくて嗅覚とか色んな感覚がシャープになってくるんです。
そしたら気になったのがシャワーの強烈な塩素のにおい。
ある日急に「気持ち悪っ!クサッ!」と思ったことを今でも鮮明に覚えています。
そこで、お風呂用の浄水器を導入してみました。
こちらも、僕は飲料水用のと同様にNSF認証のものを使っていますが、
ここまでの品質のものでなくても、シャワーヘッドを交換するタイプのやつでも十分です。
水道水の何が一番ダメかって、やっぱり塩素なんです。
だから、塩素を取り除くだけでもぜんぜん違います!
僕は旅行用にこのシャワーヘッドを持ち歩いてますが、これでも必要十分。
かんたんに付け替えできるし、水圧も十分だし、塩素がちゃんと取り除けるのでお湯の肌触りがやわらかくなります。
お風呂用の浄水器は個人的にはかなり良かったです!
これはもっと早く導入すればよかったなーと今でも思います。
>>愛用品。三栄水栓の浄水シャワーヘッド(実はNSF認証!!)
10:パルシステムで安心・安全な食材を手にいれる
パルシステムで有機野菜やこだわりの食材を手に入れるようにしました。
これは僕というより妻がやってくれたことで、しかも僕のためというより当時まだ妻のお腹の中にいた長男のために始めたもの。笑
宅配サービスはたくさんありますが、妻いわくパルシステムは値段と品質のバランスがいいんだとか。
近場で育てられた有機農産物だけじゃなくて、調味料や肉・魚もこだわったものを届けてくれるので、我が家では(妻が)使い倒してます。
子どものためにということで始めたんですが、なんだかんだパルシステムの恩恵に一番与ってるのは僕のような気がします。妻に感謝です。
自炊してる段階から、こんな品質の良い食材が揃ってれば、
もっと早くアトピーは改善してたかもしれないですね。
11:調理器具を変える
最後は、調理器具。
テフロン加工のフライパンや雪平鍋がヤバイことを知ってから、
子どものためということもあって、調理器具を一新しました。(こちらも妻の発案)
※テフロンも雪平鍋もコーティングが剥がれて料理に溶け出して体内に入ります。もちろんどちらも有毒なもの!
>>テフロン加工がNGな理由。デュポン社は本国アメリカで多額の損害賠償訴訟に合っています。
具体的には、ステンレス製のフライパン・無水鍋に買い替えました。
ステンレス製の無水鍋は、栄養が損なわれず、コーティングがはがれるような心配もないので安心。
あとは、栄養も残るし、水分も逃げないし、調味料もちょっとで済むので料理が美味しいです!
特にごはんは絶品!もう炊飯器には戻れません…。
悪いものを入れず、栄養素も逃さない。
ステンレス無水鍋は重宝してます!
6ヵ月目以降のまとめ
6ヵ月目はさらにたたみかけた感じです。
さっきも書いたように、ここまで継続してくればそれなりに体質改善ができてアトピーも改善するんですが、やっぱり早く治したかったので、「他にできることはなんだろう?」とさらに貪欲になっていた気がします。
それもやっぱり、アトピーが改善してきた!という実感がここまでの時点で持てていたからだと思います。
- 食物繊維を摂る
- お風呂にも浄水器を導入する
- パルシステムで安心・安全な食材を手にいれる
- 調理器具を変える
とはいえ、4つのうち2つは妻がやってくれたもの。
妻の協力なしではここまで継続もしてこれなかったので、本当に感謝してます。
現在やってるアトピー再発防止対策!
最後におまけですが、現在僕が『アトピーの再発を防止するため』にやってることも書いておきたいと思います。
その1:化学物質のない洗濯洗剤を使う
一番身近で、しかも常時、肌に触れる下着や洋服。
なので、これらを洗っている洗濯洗剤って実はすごい大事なんです。
アトピー改善中に症状が良くなってきたのに、これだけで悪化したことも…
たとえば、実家に帰省した時。
普段と違う洗剤で洗った洋服を着て、肌が痒くなってしまったことがありました。
なので、洗濯洗剤ってほんと大事。
界面活性剤とかの化学物質の入ってるものはやめるべきです。
ちなみに僕が現在使っている、洗濯洗剤はこちら。
『ふわっしゅ』という商品で、原料がぜんぶ自然原料でできているもの。
妻が「こんなのあるよ」と見つけてくれました。
ちなみにこれは赤ちゃん用のもの。つまり、僕のようなアトピーになるほどの敏感肌でも使える安心な物なんです。
自然原料なので肌に優しいだけじゃなくて、洗い上がりがふわっと仕上がるのも、この洗剤のお気に入りのポイント。
柔軟剤を使わなくても洗い上がりがやわらかくて気持ちいいです。
ってことは、柔軟剤を使わなくてもいいので、肌への刺激のリスクが減るということ。
自然原料ってのも大事なんですが、アトピー肌だと、肌触りも気になるポイントですから。
正直、安くはないです。30日分で2300円って、普通の粉洗剤の10倍くらいしますからね。
でも、その分、皮膚科に通うとか、家族全員のアトピーとかのリスクを減らすのには、僕はいいかなと思います。
見つけてくれた妻に感謝です。
>> 高い!けど本当に肌に気持ちいい。我が家で愛用している『赤ちゃん用 ふわっしゅ』はこちら!
アトピー改善は、一気に始める&継続!!
と、合計11個をご紹介してきましたが、何もこの順番で始めることはありません。
1と2と3は絶対に最初に始めるべきとは思いますが、あとはどれから始めてもいいと思います。
※1と2と3が絶対に最初の理由は、すべてがアトピー改善にとって一番ダメなことだからです。
ただ、一気にぜんぶ変えてしまう方がアトピー改善が早くできるだろうことは明らかです。
ぜーんぶ僕が実際にやってアトピー改善に効果があったものだけですし、人によって効果が出やすいかは変わると思うので。
そして、継続することも大事!
ちょっとやっただけでは絶対に効果は現れません。
継続しないとアトピーは改善しません。
僕が今こうやってアトピーに悩まされず過ごせているのも、ここ数年、上記の11個をずーっとやり続けているからです。
最初はつらいかもしれませんが、習慣化してしまえば普通です。
むしろやってないと気持ち悪くすらなります(僕の場合は)。
アトピー改善ってけっこう長い道のりで、痒みはつらいし、ときには夜も寝られないときもあります。
しかし、本人の努力と根気が何より大事です。
というか、それがないとアトピー改善は絶対に無理です。本当に無理です。
僕が治ったのだから、きっとアトピーに悩むあなたも治ります!
アトピー改善、諦めずにコツコツがんばってみましょう!
>>アトピーを一日でも早く改善したいなら、『アトピー改善マニュアル』がおすすめです。
※アトピーの症状には個人差がありますので、僕が行ったアトピー改善法がすべての人に効果があるわけではありません。改善できなかったり、効果がなかったとしても責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。
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