福島第一原発3号機 核燃料取り出し延期

 東京電力福島第一原発3号機で3月以降、使用済み核燃料プールから核燃料を取り出すために使う設備のトラブルが相次いでいる。その影響で「11月中」としていた取り出し開始の時期は先延ばしされ、未定になった。模擬の燃料を用いて設備の動作を確認しているが新たな不具合も。実際の核燃料の取り出しが始まったときに、トラブルが起きる恐れはないのか−。事故発生から7年半余り、東電の姿勢が問われている。 (松尾博史)

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