23日
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中国の大学でTBS奨学金授与式
中国のメディアで働く人材を育成する大学で、TBSから学生に奨学金が授与されたほか、ドラマ制作についてのセミナーが行われました。
22日、北京市にある中国伝媒大学で奨学金の授与式が行われ、TBSテレビの佐々木卓社長から14人の学生に奨学金が授与されました。
授与式に続いて行われたセミナーでは、ドラマ「コウノドリ」や「カルテット」などを手がけた演出家の土井裕泰氏がドラマ制作への思いを語りました。
「うまく社会の流れに乗れないところで、自分て何なんだろうと悩んでいる人はたくさんいると思う。僕は、そういう人たちに向けて、あと何年、自分がこの仕事をしていくかわからないが、ドラマを作りたい」(演出家 土井裕泰氏)
会場にはテレビ業界を目指す学生らおよそ160人が詰めかけ、熱心に聞き入っていました。
「日本のドラマの脚本家と監督がどう仕事をしているかがよく分かり、とても役に立った」(学生)
「ドラマ『カルテット』の有名なセリフ、『泣きながらご飯食べたことがある人は生きていける』がとても印象的だった」(学生)
TBSテレビは、2006年から中国伝媒大学とさまざまな交流事業を行っていて、将来、中国のメディアで活躍する人材の日本に対する理解が深まることが期待されます。