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菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅

2011年03月16日 | news
菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅

 未曽有の大惨事となった東日本巨大地震をめぐり、菅政権の無策ぶりが次々と明らかになっている。

 放射能漏れや計画停電など、国民の安全に直結する問題では対策が遅れ、情報発信も不十分なため、国民の間には混乱と不安が広がる一方だ。

 菅首相が今なすべきことは、一刻も早く被災地復興に向けた全体計画を打ち出し、官民一体でこの国難を乗り越えるための強い指導力を発揮することだ、との指摘が政財界の各所から出ている。

 ◆どなる首相◆

 首相官邸の危機対応のほころびは、地震から一夜明けた12日午後、福島第一原子力発電所1号機で起きた水素爆発であらわになった。放射能漏れの可能性があり国民への一刻も早い周知が求められたにもかかわらず、菅首相は東京電力の技術者を官邸に呼びつけると、どなりちらしたという。

 「これから記者会見なのに、これじゃあ説明出来ないじゃないか!」

 テレビは、骨組みだけになった1号機の建屋から煙が勢いよく噴き出す生々しい光景を映し出していた。爆発が起きたことは明らかだった。だが、東電の説明に納得がいかない首相は、爆発直後の午後4時に設定していた記者会見の延期を宣言。自らの言葉での説明にこだわる首相への遠慮からか、午後5時45分から記者会見した枝野官房長官は「何らかの爆発的事象があった」と述べるだけで詳しい説明は避け、「首相ご自身が専門家の話を聞きながら(対応を)やっている」と語った。

 結局、首相が記者団の前に姿を現したのは、爆発から約5時間がたった午後8時半。「20キロ・メートル圏の皆さんに退避をお願いする」と述べたが、こうした指示はすでに首相官邸ホームページなどで公表済みだった。「首相が東電の技術者をことあるごとに官邸に呼びつけてどなるので、現場対応の邪魔になっている」。政府関係者は嘆いた。首相は避難所視察も希望したが、「迷惑をかける。時期尚早だ」と枝野長官が止めた。

 ◆政治ショー◆

 首都圏の計画停電への対応でも、首相をはじめ、政権の「政治主導」演出へのこだわりが混乱を拡大させた側面は否めない。

 計画停電の実施は当初、13日午後6時半から東電の清水正孝社長が発表する予定だったが延期された。「まず首相が国民に直接呼びかけたい」との首相周辺の意向が伝えられたからだ。

 13日夜、首相官邸の記者会見室では、首相が「国民に不便をかける苦渋の決断」と計画停電の実施を発表したのに続き、枝野長官、海江田経済産業相、蓮舫節電啓発相が次々と登壇し、国民に節電を訴えた。しかし、記者団から停電開始の時間を問われると、蓮舫氏は、陪席していた東京電力幹部に向かって「答えられます?」と回答を促した。

 こうした「政治ショー」が終わるのを待って東電が行った発表は結局、午後8時20分開始となり、スーパーや鉄道各社など多くの関係者は、対応に十分な時間がとれなくなった。

 ◆一夜で決行◆

 今回の大地震対応では、第1次石油危機時の1974年1月半ばから2月末まで実施した大口利用者の電力カット15%をはるかに上回る25%カットをめざしている。電力会社だけでなく、鉄道や病院関係など、官民の枠を超えた複雑な調整が必要だったにもかかわらず、政府内では精緻な議論もなく、停電は、決定からわずか一夜で決行された。

 こうした中、政府が本格的な復興計画作りに着手した形跡はない。

 政府は14日の持ち回り閣議で、被災地向け食料などの支援に2010年度予備費から302億円を支出することを決めた。だが、1995年の阪神大震災で組んだ補正予算は総額約3・2兆円。与党内では「今回は、どう見ても阪神大震災の2倍はかかる。10兆円でも足りるかどうか」(民主党幹部)との指摘が出ている。抜本的な復興戦略と財源対策が早急に必要になる。

 復興財源をめぐっては、民主党の岡田幹事長が14日、11年度予算案を成立させた後、減額補正で捻出することもあり得るとの考えを示した。政府・与党内には、自民党の谷垣総裁が示した増税論にも理解を示す声が出ている。

(2011年3月15日02時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110315-OYT1T00086.htm





この期に及んで責任転嫁とは… 首相、東電幹部に「撤退すれば100%潰れる!」 
2011.3.15 21:07

 東京電力福島第1原発のトラブルがこれほど悪化したのは、政府が初動時に事態を過小評価したからではないか。あるいは希望的観測に基づき、小さく扱おうとしたのかもしれない。そこに菅直人首相のいつもの政治パフォーマンスと責任転嫁が加わり、事態は混迷を深めている。

 「これ以上の放射線漏洩の拡大を防ぐように全力を挙げて取り組んでいる」

 首相は15日午前11時に発表した「国民へのメッセージ」で「ぜひ冷静にお聞きいただきたい」と切り出し、福島第1原発から半径20~30キロ以内の住民に屋内退避を指示した上でこう強調した。

 ところが、3号機付近で400ミリシーベルトという異常な放射線量が検出された「不都合な真実」には触れなかった。

 政府は福島第1原発の異常事態が発覚以来、「最悪の事態を想定して対応する」と強調してきた。にもかかわらず、避難指示の範囲は当初の半径10キロからじわじわと拡大。これが周辺住民の不安と混乱をもたらしたことは間違いない。

 そもそも、首相は東日本大震災発生直後から「低支持率を挽回するチャンス」とばかりに自らをアピールしてきた。

 地震発生翌日の12日午前に急遽「現場を視察したい」と言い出し、福島第1原発を訪問。放射線漏れ対策に追われていた東電の現場担当者らはさぞ困惑したことだろう。

 これに懲りず、首相はその後も被災地視察を望み、「かえって迷惑をかける」と周囲に引き留められた。「大将は非常時にはどっしり構えて指示を出さないといけない」(連合幹部)ことを理解していない。

 首都圏で混乱を招いた東電の計画停電に関しても東電社長は13日午後6時すぎに発表する予定だった。ところが、首相が「私が発表したい」と言い出したため調整に手間取り、国民への周知は2時間も遅れた。

 発表の際、首相は感極まり涙をにじませた。非常時に感情を抑えることができないような最高指導者では国民は心もとない。

 事態が悪化すると責任転嫁することだけは相変わらずである。

 「陣頭指揮に立ってやり抜きたい!」

 こう言って首相は15日早朝、統合対策本部立ち上げのため東電本店に向かった。もしかしたら、それまで陣頭指揮を執る考えはなかったのかと勘ぐってしまうが、到着すると居並ぶ東電幹部を「一体どうなっているんだ」と怒鳴り上げた。

 「あなたたちしかいないでしょ。覚悟を決めてください。撤退すれば東電は100%潰れます」

 首相にこの言葉をそっくりお返ししたい。反論できない相手にかさにかかっている場合ではないはずだ。互いの連携を密にできなかった責任は政府にもある。しかも、驚くことに首相は東電に3時間11分も居座った。これでは業務妨害ではないか。この間首相官邸を空けたことは職場放棄だともいえる。

 ニュージーランドのキー首相は、2月22日にクライストチャーチなどで大地震が発生すると翌23日に非常事態宣言を出し、被災地で夜間外出禁止などを呼びかけた。あれほど報道で取り上げられながら首相は何も学んでいなかったようだ。

 13日に蓮舫行政刷新担当相を節電啓発担当相に、辻元清美元国土交通副大臣を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命したことにも必然性は感じられない。

 蓮舫氏は事業仕分けで大津波対策のスーパー堤防の廃止を判定した。辻元氏は平成7年の阪神淡路大震災の際、被災地で反政府ビラをまいた。2人の起用はブラックジョークなのか。

 阪神大震災では、後手後手の対応を取った小沢潔国土庁長官が非常災害対策本部長を更迭された前例もある。首相もパフォーマンス以外に知恵が浮かばないならば他の人に代わってもらうしかない。(阿比留瑠比)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n1.htm


77 :名無しさん@十一周年:2011/03/15(火) 03:53:14.34 ID:G/KmTxfl0

コメ備蓄の仕分けしたゃった。まさかこんな事になると思わなかったと言い訳するのか?
http://www.videowired.com/video/2503919451/


石油不足だけど戦略石油備蓄は有事だけじゃ無く、災害時にも本来放出するんだが既に仕分け済み。
ロシアが天然ガス支援準備
http://muraji-zare.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02


また、ご存知の通り災害対策予備費と地震保険特別会計も仕分け
http://tokumei10.blogspot.com/2011/03/blog-post_854.html?m=1

そしてまさかの超絶大地震

結果論だけどR4の仕分けが見事なまでに全て綺麗に裏目に


R4さ~ん、街歩けますかー?

【地震】蓮舫に国民の怒り爆発 / ネットの声「あんたが削った分だけ死者が出てる」
http://news.livedoor.com/article/detail/5410104/





【東日本大地震】 ビートたけし批判 「国会議員がジャンパー着てるけど何の役に立つのあれ。襟立てたりしてさ、宝塚かよこの野郎」
http://ninja.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1300619428/101-200

タレントのビートたけしさんが、震災被災地での犯罪行為や、パフォーマンス的に振る舞う政治家を強く批判し、ネットで「よく言ってくれた」と話題になっている。

たけしさんの発言は、レギュラー出演しているTBS系情報番組「情報7days ニュースキャスター」(2011年3月19日放送)でのものだ。

政治家の作業着「何の役に立つの」

毎回冒頭で、1週間の出来事をたけしさんが司会の安住紳一郎アナと振り返るのだが、いつもは冗談をまじえて笑わせるたけしさんの様子がこの日は違った。

まず、大地震直後に、無人のコンビニなどで発生していたとされる盗難について、「日本人はいつからこんなにマヌケ、せこくなったのか。死体から何かとったり空き巣に入ったりさ、ああいうの撃ち殺していい」とキツイ一発。たけしさんにしてみれば、それくらい非道な行為に思えるということなのだろう。

次に、震災対応にあたる政治家の姿勢にホコ先を向けると、

「わざとらしいのは国会議員がジャンパー(作業着)着てるけど何の役に立つのあれ。だったら現地行けって。誰も行かないでさ、コンビニ行ってモノがないの確認してどうすんだ。みんな(物資がないのは)知ってるもん。襟立てたりしてさ、宝塚かよこの野郎」

とぶちまけた。政治家の具体的な名前は出さなかったが、たけしさんの怒りは、17日に作業着で都内のコンビニを視察した蓮舫消費者担当相に向けられたものではないかと一部ネットで議論を呼んでいた。蓮舫議員は地震発生直後、作業着の襟を立てる様子がテレビに映っていた。

http://www.j-cast.com/2011/03/20090914.html


蓮舫氏を節電啓発担当相に=大地震









首相は自衛隊員の気持ちを分かっているのか
2011.3.20 21:43

 菅直人首相は20日、神奈川県横須賀市の防衛大学校の卒業式で訓示し、東日本大震災や東電福島第1原発事故での自衛隊員の決死の活動について「危険を顧みず死力を尽くして救援活動を続ける自衛隊員を誇りに思い、ご家族に心から敬意を表したい」と述べた。

 未曽有の大震災を受け、今や首相は自衛隊に「おんぶに抱っこ」となっている。自衛隊を称賛するのは当然だと言えよう。

 「私もかつてカンボジアを訪れ、自衛隊のPKO(国連平和維持)活動を視察し、現地の方々が自衛隊の真(しん)摯(し)な活動と規律正しさを称賛するのを目にした」

 こうも述べた。それならばぜひ聞きたい。なぜ辻元清美衆院議員を震災ボランティア担当の首相補佐官に起用したのか。

 カメラマンの宮嶋茂樹氏の著書によると、辻元氏は平成4年にピースボートの仲間を率いてカンボジアでの自衛隊活動を視察し、復興活動でへとへとになっている自衛官にこんな言葉をぶつけたという。

 「あんた!そこ(胸ポケット)にコンドーム持っているでしょう」

 辻元氏は自身のブログに「軍隊という組織がいかに人道支援に適していないか」とも記している。こんな人物がボランティア部隊の指揮を執るとは。被災地で命がけで活動している自衛隊員は一体どんな思いで受け止めているだろうか。

 いかに民主党が人材難とはいえ、自衛隊を「暴力装置」呼ばわりした仙谷由人代表代行を被災者支援担当の官房副長官に起用したのも理解できない。

 「どれほど自衛官が傷ついたか分かるか。自衛官の子供たちが学校でいじめられる可能性だってある…」

 自衛隊出身の自民党の佐藤正久氏が昨年11月22日の参院予算委員会で、言葉を詰まらせながら仙谷氏を指弾したことを、首相はすっかりお忘れのようだ。

 しかも首相は被災者生活支援特別対策本部の事実上のトップ(本部長代理)に仙谷氏を充てた。被災地への支援物資輸送を担っている自衛隊員の士気を大きくくじいたに違いない。

 首相は18日、笹森清内閣特別顧問との会談で「自衛隊、消防、東電も含め意思疎通がもう一つうまくいっていない」と不満を漏らした。自衛隊や消防などが円滑に活動できるように調整するのが政府の役割ではないのか。

 「首相の言うことは支離滅裂で、隊員たちの気持ちを逆なでするばかりだ」

 ある幹部自衛官はこう嘆いたが、無責任な最高指揮官の指示に黙々と応える自衛隊員に心から敬意を表したい。(阿比留瑠比)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110320/plc11032021460029-n1.htm


防衛庁「省」昇格法案が採決へ――国民をだましうちにする自衛隊の「本来任務」: 辻元清美ブログ: つじともWEB

人道支援はNGOなどの民間の活動に委ねるのがもはや世界の主流。もちろんそれには理由があって、ピースボートで世界の紛争地を支援して回っていた私には、軍隊という組織がいかに人道支援に適していないかがよく分かる。

http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2006/11/28-1109.html








福島原発設計 元東芝の技術者 「津波全く想定せず」
(03/17 10:22)

 東京電力福島第1原発を設計した東芝の元技術者、小倉志郎さん(69)=横浜市=が16日、東京の外国特派員協会で記者会見し「1967年の1号機着工時は、米国ゼネラルエレクトリック社(GE)の設計をそのままコピーしたので、津波を全く想定していなかった」と明かした。

 三陸沿岸は津波の多発地帯だが、津波が比較的少ない米国技術が今回の被害の盲点となった可能性がある。

 日本の原子力発電は英米の技術輸入で始まり、福島原発はそのさきがけ。小倉さんは1、2、3、5、6号機の冷却部分などを設計し「1号機は、日本側に経験がなく無知に近い状態だった。地震津波の多発地帯とは知っていたが、批判的に検討、判断できなかった」と話した。2号機からはGEの設計図を改良したが、「マグニチュード8以上の地震は起きない、と社内で言われた。私の定年が近くなってやっと、地震対策の見直しをしたが、それでも大地震は想定しなかった。責任を感じる」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/278890.html

米GE製の福島原発原子炉、安全上の問題を35年前に指摘


2年前にIAEAが警告か 米公電を基に英紙報道
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110316/dst11031622470108-n1.htm
これにより日本政府は警告を受け、原発の安全性を高める約束をしたという。


麻生総理が原発安全対策予算を盛り込む
http://www.bb.mof.go.jp/server/2009/dlpdf/DL200911001.pdf
ページ:59/995に記載


政権交代・民主党政権へ


枝野(当時:行政刷新担当大臣)に仕分けされる
http://www.47news.jp/news/2010/10/post_20101019225402.html
http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake3/details/2010-10-29.html


民主党政権が今年2月に福島原発の延長使用を承認
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011020700679





≪事業仕分けされていた 放射線計測調査費≫
・行政刷新会議 WG 「 事業仕分け 」 平成 22年 10月 29日(金) 
【 議事録より 抜粋 】

○ 市川評価者
  放射能の水準について地方公共団体が調査を実施をするということになっていますね。

  毎年47都道府県、すべての都道府県でやる必要性というのを 教えていただけますか。

  例えば、沖縄県でも年に2回、はからないと いけないのですか。

○ 文部科学省
  やっています。 基本的に やっています。

○ 三村衆議院議員
  それは 2年に1回だと どういう問題が起こるのですか。

○ 文部科学省
  これは先ほどチェルノブイリの話をしましたけれども、原子力発電所で 何か事故があったときに・・・・

○ 三村衆議院議員
  もういいです。

 ttp://utukusinom.exblog.jp/d2011-03-19/




日本の原発は「コスト優先」=米外交官が06年に疑念-ウィキリークス

 【パリ時事】22日発行の仏紙ルモンドは、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電を基に、在日米大使館の外交官が2006年の時点で、日本の原発について、コスト削減を優先し安全性をおろそかにしているのではないかと疑念を抱いていたと報じた。
 同紙によれば、米外交官は公電で、電力各社にコスト削減を強いる電力自由化の問題点を指摘し、日本政府が原発の安全性に関してルーズなのではないかと疑念を示した。また、原発の耐震性に関心を寄せ、地震が多い地域で原発建設への反対運動が増加していると指摘した。
 外交官はさらに、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用する「プルサーマル発電」に関して、東京電力の事故隠しで延期されたものの、日本政府が推進すると決めた以上、電力各社に選択の余地はないとする関係者の話を紹介。「われわれは経費節減と生産性向上を合言葉に、安全が犠牲になる例をあまりに多く見てきた」と報告したという。(2011/03/23-06:42)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011032300090









爆発で警察官ら3人被ばく、陸自隊員4人けが

 爆発した東京電力福島第一原子力発電所の周辺で活動していた自衛隊員や警察官らも、ケガをしたり、被曝
ひばく
したりする事態となっている。

 14日午前11時ごろに起きた同原発3号機の爆発で、核生物化学兵器の汚染などの対処にあたる陸上自衛隊の中央特殊武器防護隊員ら約30人のうち4人が首や足を負傷した。

 防衛省によると、4人は原発の建屋に近づいて、冷却水を注入する作業にあたっていた。ごう音とともに建屋が吹き飛び、外壁が防護服で身を固めた4人の隊員に降りかかった。うち1人は防護服が破れたため、千葉市の放射線医学総合研究所に運ばれ、被曝が確認された。軽症だという。現場で使っていた大型タンク車2両も大破した。

 自衛隊は、福島第一、二原発周辺に隊員約200人のほか、化学防護車などを投入。また、同県二本松市と川俣町には、住民たちの体から放射性物質を洗い流す「除染」を行う除染所を開設している。

 一方、福島県警では、地震発生後の11日夜から警察官が住民らの避難誘導にあたっていたが、12日午後、同原発1号機が水素爆発を起こした際に約4~9キロ離れた場所で住民を誘導していた2人の警察官から、微量の放射線が検出された。ほかにも12人が同様に屋外にいたため、被曝の恐れがあるとして検査機関で被曝線量の検査を受けた。

 警察庁によると、自力避難が難しい病院の入院患者らはヘリコプターやバスで搬送しているが、警察官の戸別確認でまだ家に残る人が見つかることもあるという。

(2011年3月15日03時09分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00081.htm





安全のはずが命がけ…怒る自衛隊・防衛省

 放射能汚染の懸念が一層高まる事態に、自衛隊側からは怒りや懸念の声が噴出した。関係機関の連携不足もあらわになった。

 3号機の爆発で自衛官4人の負傷者を出した防衛省。「安全だと言われ、それを信じて作業をしたら事故が起きた。これからどうするかは、もはや自衛隊と東電側だけで判断できるレベルを超えている」。同省幹部は重苦しい表情で話す。

 自衛隊はこれまで、中央特殊武器防護隊など約200人が、原発周辺で炉の冷却や住民の除染などの活動を続けてきた。東電や保安院側が「安全だ」として作業を要請したためだ。

 炉への給水活動は、これまで訓練もしたことがない。爆発の恐れがある中で、作業は「まさに命がけ」(同省幹部)。「我々は放射能の防護はできるが、原子炉の構造に特段の知識があるわけではない。安全だと言われれば、危険だと思っていても信じてやるしかなかった」。別の幹部は唇をかんだ。

(2011年3月15日14時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00496.htm






保安院職員らも福島原発から退避

 政府は、原子力安全・保安院の職員らを福島第1原発からおよそ5キロのところにある「オフサイトセンター」で待機させていましたが、15日午前、第1原発からおよそ50キロ離れた郡山市まで退避させました。

 これは北澤防衛大臣が明らかにしたもので、政府は、第1原発周辺での作業にあたるため現地からおよそ5キロの「オフサイトセンター」に原子力安全・保安院の職員と自衛隊員らを待機させていましたが、当面、作業の実施が難しい状況となりました。

 このため、第1原発から20キロ以内の住民に対し、避難するよう指示を出している中、保安院の職員らの安全にも配慮し、退避させたものです。

 また北澤防衛大臣は、福島第1原発の4号機の冷却について「当面、消防と警察が地上から放水する」と述べました。今後、自衛隊が冷却のためにヘリコプターで放水する可能性はあるとしながらも、安全性を考慮する姿勢を示したものです。(15日22:16)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4674605.html







被曝の恐怖、余震…真っ暗な建屋で決死の作業

 高濃度の放射性物質の放出が続く福島第一原発。放射能汚染の恐怖と闘いながら、決死の作業が続く。

 15日朝に大きな爆発が起きた2号機。

 東電や協力企業の作業員ら800人が水の注入作業を行っていたが、爆発に伴い、「必要最小限」という50人を残し、750人が一時、現場から離れた。被曝
ひばく
を避けるため、放射線量が高くなると作業を中断しなければならない。15日午前、隣接する3号機付近で観測された400ミリ・シーベルトの環境下で作業できる時間は15分が限度。津波による被害で、停電も続く。

 照明がつかないため真っ暗な建屋内で、作業の効率はあがらない。余震が続く中、津波警報で作業の中断を余儀なくされることもある。400ミリ・シーベルトを記録したのは、作業員が携帯する放射線監視装置だった。

 12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃がすための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ・シーベルト以上の放射線を浴び、吐き気やだるさを訴えて病院へ搬送された。

 もともと、この作業では、大量の放射線を浴びる危険があった。このため、1号機の構造に詳しいベテラン社員である当直長が作業を担当。「タイベック」と呼ばれる特殊な全身つなぎ服とマスクを身につけ、手早く弁を開けたが、10分超で一般人が1年に浴びてもいい放射線量の100倍にあたる放射線を浴びた。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発で注水作業に当たる東電職員らは約70人。ポンプなどを制御しつつ、交代しながら格納容器付近の現場で活動している。

 本来、中央制御室で監視できる計器も、被災後、故障し計測不能なものがある。遠隔制御も不能で、原子炉冷却のために弁を開く作業も現場で手作業するしかない。福島第一原発は1971年に1号機が稼働した古い原発で、通路などが狭く作業しにくいことも足を引っ張っている。

 注水が進めば原子炉内の圧力が上昇し、炉の崩壊の危険性が高まるため、弁を開いてガスを外部に放出しながら進めなければならない。ガスは放射性物質を含むため、放出自体は最小限に抑えなければならない。東電の担当者は「バランスをみながらぎりぎりの選択の連続だ」とため息をつく。

(2011年3月15日20時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00701.htm





東日本大震災:「配管倒れ動けず」福島4号機作業中の男性

 水素爆発が度重なり、放射能漏れが深刻化している東京電力福島第1原発。東日本大震災が起きた時、定期検査のため運転を停止中の4号機の地下で作業をしていた男性作業員が15日、激しい横揺れとともに配管が外れて倒れるなど施設内で起きた被害の一部を証言した。毎日新聞の取材に答えた。

 4号機は15日、屋内の使用済み核燃料プールで爆発を起こし、高濃度の放射能漏れの原因となった。男性によると、最初の揺れはわずかだったが、約1分後に突然大きな横揺れを感じた。

 「上から物がたくさん降ってきて、周囲の配管が倒れて10~20分ほど身動きが取れなかった」と揺れのすさまじさを語った。倒れた配管がどのような機能を持つかは分からないという。

 その後、サイレンが鳴り「地震なので早く避難してください」という施設内放送を聞いて地上に逃げた。1時間半ほど待機し、放射性物質を浴びていないことを確認したうえで敷地の外に出た。

 地震発生直後、津波に関する放送などはなく、浸水した形跡も見当たらなかったが、建物の一部が陥没したり、タンクが損傷するなどの被害があったという。

 男性は「詳しいことは東電の社員ではないので分からない。でも心配している」と話した。【太田誠一】

毎日新聞 2011年3月16日 2時30分
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110316k0000m040160000c.html


3 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:06:32.65 ID:FEWVXIs/0
おい…

4 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:06:34.71 ID:RE8PYORX0
こいつも東電社員じゃないのかよ。どんだけ下請けにだしてんだ

12 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:07:48.63 ID:xATZjpCd0
福島原発の冷却水問題は以前から指摘されていたようです。                          
2007年7月24日
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html

より引用
----------------------------------------------
福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。
これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、
この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。
そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に
抜本的対策をとるよう強く求める。
---------------------------------------------

14 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:09:08.82 ID:db+O3mZW0
現場作業員ってほんと使い捨ての下請けなんだな
今度の事故でこういう問題を表に出せよ

16 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:09:31.24 ID:1Yl+u/T10
何で発電所で不審な火災事故とかが起こるのかよくわかった

下請け社員の中に工作員がいるからだ

19 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:09:49.38 ID:QrUTzaWe0
この人、インタビュー聞く限りこの人なんじゃね

必死チェッカーもどき ニュース速報+ > 2011年03月12日 > 4H+avxtM0
ttp://hissi.org/read.php/newsplus/20110312/NEgrYXZ4dE0w.html

20 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:09:54.65 ID:DetiJA9u0
>>7
東電の社員は民間人よりも遠い50km圏外まで避難してるよ
今原発に残ってるのは自衛隊や下請けの実働部隊だけ

45 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:13:38.70 ID:OwQb41NH0
>>14
http://www.amazon.co.jp/dp/4275019466
20年前の本で悪いが...

55 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:14:51.33 ID:AlgzEuNy0
やはり素人が作業しているという噂は本当だったか。。。

66 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:16:45.57 ID:xATZjpCd0
>>45
隠された被爆労働~日本の原発労働者

1-3 http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus
2-3 http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8&NR=1
3-3 http://www.youtube.com/watch?v=mgLUTKxItt4&NR=1

イギリス channel4 1995年 放送

8 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 03:20:49.37 ID:v3qCPfsu0
>男性は「詳しいことは東電の社員ではないので分からない。でも心配している」と話した。
やっぱり下請けや請負や派遣や日雇いなんだろうな

日本の原発奴隷
ttp://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm




5 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 04:23:16.58 ID:mtyXX9Pq0
http://job.j-sen.jp/hellowork/job_3373229
募集職種 作業員(福島第1・第2原発) 整理番号 07120-00584811
仕事内容 *原子力発電所内の定期検査・機械・電気・鍛冶溶接及び足場作業 雇用形態 正社員以外
郵便番号 〒 975-0056 勤務地(住所) 福島県双葉郡楢葉町福島県双葉郡大熊町
最寄駅 未登録 勤務時間 1)08:00~17:00
給与 日給9,000円~11,000円
a 基本給(月額平均)又は時間額189,000円~231,000円 b 定額的に支払われる手当 a + b189,000円~231,000円
c その他の手当等付記事項
皆勤手当 8,000円 休日・休暇 休日: 土 日 祝 週休:毎週 年間休日:113日
募集年齢 不問 応募資格 不問 特徴 学歴不問 年齢不問 通勤手当あり 各種保険あり マイカー通勤可能 スキル・経験 不問
育児休暇取得実績 無 通勤手当 支給なし
雇用期間 雇用期間の定めあり(4ヶ月以上)又は12ヶ月契約更新の可能性の有無あり 求人条件にかかる特記事項 ・増員募集・正社員登用への可能性あり
・賃金〆切末日、支払い翌月末となります。
備考
企業情報会社名称 株式会社高山総業 本社所在地 〒975-0056 福島県南相馬市原町区鶴谷字南谷地152
従業員数 当事業所10人(うち女性1人)
企業全体10人 事業内容 発電所関係の建設及び設備メンテナンス業務並びに一般建築業務、土木工事業務と農業代行請負等
本社地図 地図データ c2011 ZENRIN - 利用規約地図航空写真地図+写真
株式会社高山総業の掲載情報掲載 2011年02月03日~2011年04月30日 採用人数 1人


20 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 04:26:34.95 ID:b5yXR6sBP
ttp://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20070620/508891/

高山総業

廃棄物の不法投棄で高山総業を指名停止
2007/06/20
 国土交通省関東地方整備局は6月13日,高山総業(千葉県市原市)を指名停止にした。



46 :名無しさん@十一周年:2011/03/16(水) 04:31:37.57 ID:swy71X7a0
東京電力ホームページ

原子力発電所では、敷地周辺で過去に発生した津波の記録を十分調査する
とともに、過去最大の津波を上回る、地震学的に想定される最大級の津波を
数値シミュレーションにより評価し、重要施設の安全性を確認しています。
http://www.tepco.co.jp/nu/knowledge/quake/index-j.html

「 地 震 学 的 に 想 定 さ れ る 最 大 級 の 津 波 」
「 数 値 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 」
「 安 全 性 を 確 認 」


現実:発電機が停止しただけでメルトダウンwwwwwwwwwwwwwww
   幹部は「想定外」で逃亡宣言wwwwwwwwwwwwwwwwwwww







東電、協力会社社員3人死亡 2人不明 福島と茨城
2011.3.12 09:00

 東京電力によると、12日午前8時現在、東北大震災の発生後に東電の協力会社社員3人が死亡し、2人が意識不明となっている。

 死亡したのは福島第2原発で作業中だった協力会社「国勇工業」の社員、ハヤカワオサムさん(54)のほか、常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)で煙突工事中だった「アサジマ組」のハネシロさん、「フジモト工業」のモトシゲリョウヤさんで、いずれも年齢不明。常陸那珂ではアサジマ組のアサジマタカヒロさん、フジモト工業のオリタコウキさんも意識不明の重体。

 一方、福島第1原発では東電社員で当直勤務に当たっていた小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)が地震発生直後から行方不明になっている。

 このほか、同日朝までに東電関連施設で5人が重傷、7人が軽いけがをした。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110312/fks11031209070025-n1.htm




福島第二原発で作業員1人死亡 第一では2人が不明
2011年3月12日8時0分

 東京電力は12日未明、地震の発生直後に福島県の福島第二原発で協力会社の作業員が死亡し、第一原発で社員2人が行方不明になっている、と発表した。

 死亡したのは国勇(こくゆう)工業(同県相馬市)の男性作業員(54)。東電によるとハヤカワオサムさんで、詳細を確認している。クレーンを使って第二原発の排気筒の耐震工事をしており、地震後にクレーンの操縦室に閉じこめられていたという。別の作業員が、頭部から血を流しているのを発見した。脈や呼吸は確認できなかったという。

 行方不明の2人は、いずれも第一原発第一運転管理部の社員で小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。第一原発4号機から蒸気を受けて電気をおこすタービン(羽根車)の建屋にいたらしい。

http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120197.html









被曝線量の限度引き上げ…福島第一の作業員限定

 厚生労働省は15日、東京電力福島第一原子力発電所での事故に対応するため、同原発での緊急作業時に限り、体に受ける放射線の被曝線量の限度を現行の100ミリ・シーベルトから250ミリ・シーベルトに引き上げたと発表した。


 同原発では、炉心を冷やす作業などが続いているが、現行の基準だと十分な作業時間がとれないため、省令を改正して基準を緩和した。同日夜に記者会見した小宮山洋子厚労副大臣は、「応急の対策として、やむを得ない判断」と説明した。

 放射線の専門家でつくる「国際放射線防護委員会」が示す国際基準では、緊急作業時の例外的な被曝線量の限度は約500ミリ・シーベルト。厚労省によると、250ミリ・シーベルト以下で健康被害が出たという明らかな知見はないといい、同省は「被曝した作業員の健康管理には万全を期す」としている。

(2011年3月15日22時31分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00826.htm






米紙、原発作業員の献身伝える 「勇敢に立ち向かう50人」

 【ニューヨーク共同】15日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、高濃度の放射性物質が漏れた恐れのある福島第1原発で、炉心を冷却するため原子炉に海水を注入する作業を続けた人々の献身ぶりを「最後のとりでの50人」「放射線と火災に勇敢に立ち向かっている」と伝えた。

 記事は「何千トンもの放射性のちりが上空に飛んで自国の数百万人もの人々を危険にさらすことを防ぐため」の作業であることを詳しく説明した。

 さらに、対策に当たる作業員の放射線の被ばく線量限度が引き上げられたことに触れ「暗にしか示されていないが、犠牲的行為の拡大を求められている」と指摘。日本で仕事とは「命令への忠誠心を生み出し、炎のような献身を呼び起こすものだ」とも述べた。

 一方、東京電力が50人の「名前も、他のどんな情報も開示を拒否した」とし、50人をたたえる文脈の中で「彼らは顔を隠した無名の作業員たちだ」と表現した。

2011/03/16 16:24 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031601000614.html









大塚厚労副大臣が医療機関に対する計画停電の影響に言及
「停電に伴う患者さんの移送は医療機関の責任で」

 大塚耕平厚生労働副大臣は3月14日の記者会見の席上、同日から始まっている計画停電への厚生労働省の対応についてコメント。自家発電の保有状況を厚労省が把握しているべきかどうかについては、「自家発電については、持っていても使えるかどうかが分からない。自家発電が機能しなかった場合にどこの医療機関に搬送するかを、個々の医療機関が計画を立てていなければいけない」との考えを示した。

 また、有事の際にどの医療機関に移送するかの互いの取り決めについても、「今回の話は国家全体の話であり、『自家発電が立ち上がらないときは国が何とかしてください』という姿勢では困る。自らエマージェンシープランを組んでもらわないといけない」として、個々の医療機関が、高い意識の下で行うべきだと訴えた。

 東北地方太平洋沖地震の影響で電力需給が逼迫していることから、東京電力は14日17時より計画停電を実施。東北電力管内においても計画停電が検討されている。

2011. 3. 14
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/int/201103/518889.html








1都4県で過去最高の放射線量…核実験時除く

 文部科学省は15日、都道府県で実施している放射線量の測定で、同日午前9時までに栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川の1都4県で、近隣国で核実験があった時などを除くと調査開始以来、過去最高の放射線量を観測したと発表した。

 同省によると、最も高かった栃木県は毎時0・864マイクロ・シーベルトで、東京都の同0・147マイクロ・シーベルト、埼玉県の同0・129マイクロ・シーベルトと続いた。中国の核実験の時より低く、胃のX線検診600マイクロ・シーベルトの500分の1に満たないが、栃木では平時(0・03マイクロ・シーベルト~0・06マイクロ・シーベルト)の30倍の値だった。

(2011年3月15日15時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110315-OYT1T00552.htm








本格的な食料支援を開始=米海軍と共同で3万食輸送-救助者9700人に・自衛隊

 東日本大震災で災害派遣された自衛隊は13日、各地で孤立した被災者の救援活動を続けるとともに、現地からの要望に基づき、食料の本格的な輸送支援を開始した。地上活動も本格化し、同日だけで約6500人を救助。地震発生からの救助者数は約9700人になった。
 三陸沖に展開した空母「ロナルド・レーガン」を含む米艦艇も同日午後から支援活動に参加。派遣規模は1週間以内に現在の5万人態勢から、関東直下型地震発生時並みの10万人規模に移行する予定で、復興支援も含めた活動に当たる。
 防衛省によると、現地からは「加工しないで食べられるものを運んでほしい」との強い要望が上がっているという。このため、三陸沖に展開中の補給艦「ときわ」に搭載した非常食の缶詰約3万食をヘリコプターで宮城県内3カ所の避難所に運んだ。輸送は海自のヘリ1機と米海軍のヘリ2機が実施した。(2011/03/13-22:35)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031300390&rel=j&g=soc







政府無策の6日…緊急本部、具体案示せず

 東日本巨大地震の被災地に十分な食料や生活用品が届いていないことについて、政府の取り組みの不十分さを指摘する声が出ている。

 菅首相らは東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に忙殺され、十分な手だてがとれていないのが実情だ。

 16日に開かれた政府の緊急災害対策本部で、首相は「食べ物、水、燃料に関して各地から不足の声が上がっている。全力を挙げてその原因を取り除く努力をしてもらっているが、一層の努力をお願いしたい」と述べた。首相は12日の国民へのメッセージで、「避難所に食事、水、毛布、暖房具を送り届ける態勢を進めている」としていた。しかし、実際には発生から6日目の16日になっても、物流が滞ったままであることを認めざるを得なかった形だ。

 被災者対策の司令塔である同本部は11日の発足以来、計11回の会合を開いた。しかし、会合後の枝野官房長官の記者会見で、物流正常化に向けた具体策が発表されたことはない。

 枝野氏はそのほかにも何度も記者会見に臨んでいるが、大半は原発事故の現状と政府の対応の説明に終始しているのが現状だ。与党内でも「首相も枝野氏も原発の事故に集中し過ぎて、被災者支援が手薄になっている」(民主党中堅議員)という声が出ている。

 今回の巨大地震で鉄道がストップし、港湾施設も被害を受けたが、緊急輸送道路となる東北自動車道などは利用可能だ。各地のトラック協会などが物資輸送に協力すると申し出ても、政府が被災地から帰るための燃料の確保に策を講じようとしないため、断念するケースもあるという。「優先的に燃料を補給する措置を取ることなどで、輸送を増やす手だてはまだある。物資が足りていないわけではない」という指摘もあり、政府の対応が問われる状況となっている。

(2011年3月17日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110317-OYT1T00105.htm




ようやく届いた物資は棺200個、原発事故も重なる悲痛な福島被災地、東日本大震災
11/03/16 | 20:56

 福島県相馬市。東日本大震災で甚大な被害を受けた同市に、昨日(15日)、ようやく届いた最初の物資は、遺体を入れる棺、200個だった。

 地震が発生し、10メートルを超える大津波に襲われた相馬市では、30カ所以上の避難所があるが、廃校となっている旧県立相馬女子高校には、公式発表の死者数を大幅に超える百数十体の遺体が運び込まれており、海側の浸水地域などには、少なくとも300~400体の遺体が回収できず浮かんでいるもようだ。

 各避難所によれば、食料、ガソリン、灯油、医薬品、生理用品などが不足しており、救援物資を1日も早く届けてほしいと県など各関係方面に連絡しているという。だが、地元の関係者によれば「昨日ようやく届いたと思った物資は、棺200個。東京の葬儀会社が運んできてくれたようだが、原発事故のあとだけに、棺を届けたあとは、すぐ帰って行った」。

 福島県中通りの国道4号線から福島市と相馬市を結ぶ国道115号線を通って、その東京の業者は10トンの大型トラックで棺を運んできた。

 「道路は寸断されているわけではなく、救援物資は十分、輸送できる。なのに、なぜ棺だけなのか。食料もガソリンも一切、支援物資は届いていない」と地元の関係者は怒りを隠さない。

 しかも、原発事故後、南相馬市から相馬市の避難所へ移ってくる人も多く、一部避難所は満杯状態。トイレなども満杯状態で衛生状態もよくないという。「とにかく早く救援物資を送って欲しい」。地元からの悲痛な叫びがあがっている。
(木村 秀哉 =東洋経済オンライン)

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/498bb625e6b24c8b0ff7542c90461dbc/






野党から要望相次ぐ…各党・政府合同会議

 東日本巨大地震への対応を協議する「各党・政府震災対策合同会議」の初会合が16日、国会内で開かれ、野党側から政府の物流対策に対する注文などが相次いだ。

 党側は与野党9党の幹事長や政策責任者らが、政府側は松本防災相、玄葉国家戦略相らが出席した。

 物流対策については、公明党の井上幹事長が燃料を運ぶトラックの高速道路通行の制限緩和のほか、物資を送りたい人と受け取りたい人の要望を合致させられるようなサイトを政府が設置するよう求めた。社民党からは「物資が避難所や病院に行き渡るようにしてほしい」という意見が出た。政府は現状の取り組みを説明したが、共産党の市田書記局長は会合後の記者会見で、「『鋭意対策に努めている』と言うだけで、ガソリン、軽油といった個別の問題でこんな手を打っているという話が一切ない」と不満をあらわにした。

 会合ではこのほか、自民党の石破政調会長が、地震と東京電力福島第一原子力発電所での事故の指揮命令系統を分けて対応すべきだと主張した。政府は各党の要請に関し、18日の次回会合で回答するとした。民主党の岡田幹事長は会合後、記者団に、「会議は将来的に復興対策、補正予算などを議論する場になっていくのではないか」と述べた。

(2011年3月17日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110317-OYT1T00103.htm





緊急通行車両標章の交付手続きを簡素化
2011.3.16 19:24

 警察庁緊急災害警備本部は16日、被災地の物資不足を解消するため、緊急交通路に指定している東北道などの通行に必要な「緊急通行車両確認標章」の交付手続きを簡素化した。今後も交通事情や状況に応じて柔軟に対応する方針。

 同本部によると、深刻な不足に陥っているガソリンなどの燃料を輸送するタンクローリーは、警察署ではなく、インターチェンジなどの検問所でも交付を可能にする。

 大型車であれば警察署での積載物の確認を不要にしたほか、複数台分の一括申請も受け付けるという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110316/dst11031619360085-n1.htm



92 : 名無しさん@十一周年 [sage] 2011/03/17(木) 02:24:55.58 ID:c1UD5KWB0
津波被災地へ食料運ぶ車が一般道逝けと追い返されたり
避難範囲へは外から入れないから運ぶ人間遣してくれとか言い出されたり
電池はこぶにも現地から要請が無いとか言って、メーカー任せ

政府が本気で懸命に働いてると思えない情報ばかり

933 名前: 名無しさん@十一周年 投稿日: 2011/03/16(水) 04:51:51.74 ID:NoIQ3rjU0
NHK
救援物資の大量の電池がほとんど被災地に送られていないことが判明

政府「自治体からの要請が無いので届いた救援物資送ってません」

---------

「緊急通行車両標章の交付手続きを簡素化」産経新聞
3月16日(水)19時56分配信
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000682-san-soci

河野太郎Twitterより
ガソリン続報。青森港に海路運び、南下始めます。被災地向けのタンクローリーは緊急車両の許可証がすぐ出るようになりました。
各県と経団連のホットラインを立ち上げ、官邸を通さずに直接要望が産業界に入り、対応できるようになりました。


【東日本大震災】 政府、被災地用の電池190万個準備も送られたのは僅か 「自治体から要請はない」と説明★2
http://ninja.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1300536939/-100



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