【一般スポーツ】長崎ベストドレッサー連覇 トヨタが主役!ソフト表彰式2018年11月27日 紙面から
ソフトボール日本リーグ女子の表彰式が26日、東京都内のホテルで開かれ、2年ぶり10度目の優勝を遂げたトヨタ自動車からは最高殊勲選手賞のモニカ・アボット投手(33)ら6選手が表彰された。ベストナイン賞の長崎望未外野手(26)は、日本協会の徳田寛会長が昨季から番外で設けたベストドレッサー賞に2年連続で選ばれた。 女王に返り咲いたトヨタのオフは華やかだった。黒地に赤い花柄のフェミニンなドレスで登壇した長崎は、2年連続でベストドレッサー賞に輝いた。「まさか今季もいただけるなんて」と驚いた様子。京都西山高時代の恩師の古希祝いで着る予定のドレスで賞を射止めた。 18日まで行われた決勝トーナメントは、「絶対に優勝したかった」と左肩痛を押して強行出場。決勝犠飛や好守備で優勝に貢献した。年内の日本代表合宿参加を辞退し、現在は治療に専念している長崎は「シーズン通してみんなが結果を残した成果」と胸を張った。 もう1人のドレススタイルは打点王の山崎。首位打者と外野手のベストナインをダブル受賞した塚本と、三塁手のベストナイン賞に選ばれた鈴木は、ちょうネクタイのボーイッシュスタイルだった。 最高殊勲選手賞に加えて最優秀防御率、最多勝利、ベストナインと投手4冠のアボットと、指名選手でベストナイン賞のアギュラーが米国に帰国。両選手の代理を務めた古沢主将は「5度も表彰される選手は私だけ。代理なので目立たないよう、黒のスーツにしました」と笑いを誘った。厳しい練習でつかんだ栄冠のご褒美を、選手は心行くまで楽しんだ。 (伊東朋子)
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