▽25日、宮崎市・宮崎CC(6471ヤード、パー72)▽晴れ、20・8度、西南西1・9メートル▽賞金総額1億円、優勝2500万円▽29選手▽観衆5701人
3打差2位からスタートした申ジエ(韓国)が通算11アンダーで並んだペ・ヒギョン(韓国)とプレーオフの末、優勝を飾った。今季4勝目。9月の日本女子プロ選手権からのメジャー戦2連勝で、今季メジャー4戦中3勝を果たし、2025年までの7年シードを獲得した。10アンダー3位に鈴木愛(24)=セールスフォース=と比嘉真美子(25)=TOYO TIRES=が入り、勝みなみ(20)=明治安田生命=は9アンダー5位だった。
申ジエは正規のラウンドを68で追い上げ、プレーオフに。1ホール目のパーセーブで優勝を決めた。「途中から自分の中にいい雰囲気が出てきて、集中力を持続して戦えた」。年間4試合の国内女子メジャーで3勝は史上初の快挙。規定で来年から7年間の特別シードが与えられた。「これで37歳までプレーできます。メルセデスランキング1位(年間最優秀選手賞)になれたのもうれしい。今年は自分のレベルアップを感じた1年だった」とスマイル満開だった。