日本政府が誘致している2025年万博の開催予定地である大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)。長らく「負の遺産」だったが、万博が来れば「夢の島」になれるのか。誘致合戦が佳境を迎える中、埋め立て工事が進む島を巡った。島やそこに続くトンネルは、まるで「ワンダーランド(不思議の国)」のようだった。
政府は13日、パリで開かれる博覧会国際事務局(BIE、170カ国)の総会で大阪万博誘致に向けた3回目のプレゼンテーションに臨む。11月に成否が決まる。
開催予定地の夢洲への鉄道アクセスは、大阪メトロ中央線を延伸する予定。終点「コスモスクエア駅」(大阪市住之江区)近くから「夢咲トンネル」の鉄道部分に降りると、線路のない空洞に着く。
地下15メートルほどの深さ。明かりはなく、懐中電灯が頼りだ。ほこりっぽい。並行する自動車用部分は2009年に開通したが、「夢洲駅(仮称)」までは完成していない。残り約1キロを残し、工事は中断している。「未完のトンネル」と言われるゆえんだ。
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