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患者数最多…まん延する梅毒 地方都市で激増しているワケ


 国立感染症研究所は先日、主に性的接触でうつる梅毒の今年の患者報告数が5811人になったと発表した。昨年の速報値5770人を超え、現在の方法で集計を始めた1999年以来で最多の年になることは確実。放置すると最終的には脳や心臓に合併症を起こし、妊婦の場合は流産や胎児の障害につながる恐れがある梅毒。厚生労働省は検査を通じた早期発見や、コンドームによる予防を呼び掛けている。

 梅毒の患者は女性が20代、男性は20~40代に多い。都道府県別では東京が1474人と突出している。次いで大阪997人、愛知375人、神奈川305人、福岡256人。増加傾向は2011年から続いているが、原因ははっきりしていない。

 医療ジャーナリストは「梅毒患者の急増の要因として考えられるのは、出会い系サイトによるセックス感染。梅毒流行国からの訪日外国人の増加が要因に挙げられてます。どちらも日本が今、直面している課題。もはや梅毒患者の急増は、政府が真剣に取り組まなければならない社会問題ですよ」と指摘する。

 20代女性の梅毒患者の急増は複数の人と性行為する人の増加が要因として挙げられる。

「20代女性の急増は、フリーセックスによるもの。数年前から、出会い系サイトで次々に男性とセックスする女性が増加している」(都内の感染症専門医)

 その梅毒患者が大都市だけではなく、地方都市にも急増。深刻な社会問題に発展している。

「地方都市は風俗が少ないために、出会い系サイトによる出会いが重要な“性処理システム”になっているんです。梅毒患者が過去最多の福井県では、地元紙の福井新聞が『梅毒患者が増加』とセンセーショナルに報道して危機感を募らせている。去年の倍近くまで増えた鹿児島では県が注意を呼び掛けてますよ」(前出ジャーナリスト)

 これ以上、梅毒患者を増やさないためには、徹底した啓蒙運動が求められる。

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