朝鮮日報

女性信者8人に性的暴行、牧師に懲役15年

 教会の複数の信者に対し、常習的に性的暴行を加えたとして起訴された万民中央聖潔教会の牧師、イ・ジェロク被告(75)が22日、一審で懲役15年の判決を受けた。

 事件はいわゆる「MeToo」運動が盛り上がっていた今年4月、教会の女性信者が牧師を刑事告訴したことで発覚した。イ被告は2010年から約4年にわたり、8人の女性信者と42回のわいせつ行為や性行為に及んだとして逮捕、起訴された。

 ソウル中央地裁は、犯行の事実を特定することが困難な9件を除く起訴事実について、いずれも有罪とした。同時に80時間の性的暴力治療プログラムの受講も命じた。同地裁は「被害者が他の信者の批判や性的な羞恥心を顧みずに虚偽の告訴をしたとは考えられない」とし、被害者の陳述には信ぴょう性があると判断した。



ヤン・ウンギョン記者
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