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[2818] ゼロの使い魔 『サイトの日記』
Name: 剣◆c8942e10 ID:ccee5e0d
Date: 2008/03/22 16:07


○月○日晴れ

おっす、おいら平賀才人、ルイズから日記貰ったんで書いた見ようと思う。

秋葉のど真ん中で変な鏡が現れたんだ!唐突にだぞ!
何事かと触ったら、気づいた時は何故かファンタジーの世界だった。
何か魔法が如何こう、使い魔が如何こう言ってるし、何言ってるんだこいつらって思っていたら行き成りキスされた。
折角俺好みの美少女だったので、舌を入れたら真っ赤の顔で思いっきりローリングソバットを食らった。
悪いことをしたかもしれない。
しかしこの子、こんな完璧にピンクに髪の毛染めて痛まないだろうか…
後で聞いたところ、地毛だった…ありえねえ。

女の子の部屋に連れて来られついたと同時に『あんたは使い魔なんだから!』とか言い出だした。
っとは言っても使い魔とは雑用の事らしい。
それも一生付き合っていくらしい。
結婚した方が早くね?
そうそう、この子はルイズと言うらしい。
貴族の娘で偉いらしい。
俺は平民と言う種類に入るらしい、なんだか魔法が使えるか使えないかで分かれるとか…さすがファンタジーな世界。
俺が異世界から来たと言うのはまったく信じてもらえず少々凹んだ。
帰れないと言う事なので、まあいいかという気持ちで置いてもらった。
何せ俺好みだし、顔も体も。
「着替えさせて。」何て言うもんだから、跳びついたら八卦掌回転を食らった。
こいつ間違いなく魔法使いじゃない。
結局俺が気を失っている間に、自分で着替えたらしい…チッ

朝起きた時、ベットに潜り込んでいた俺を見て悲鳴をあ出た後、真っ赤な顔でストンピングを食らわしてきた。



○月○日曇り

ルイズは魔法が使えないらしい。
錬金魔法を唱えたら、石と共に先生も吹っ飛んだ。
ルイズを退学にしろとか言ってる豚貴族に俺が「じゃあ貴様もルイズと同じ失敗してみろ…失敗という形でこれ程の爆発出来るのか?」
とか言ったら何も言えなくなっていた。
ルイズが「ありがとう」って赤い顔で言ってくれた。
やはりルイズはツンデレだ。
可愛すぎたんで調子に乗って抱きしめようとしたら、俺も爆殺された。

知り合ったシエスタって言うメイドとケーキを配っていると、キザな貴族が小瓶を落としたので拾ってやったら
二股が発覚、「あほ」って言ったら「決闘だ!」とか言い出した。
シエスタが殺されるとか言ってるけど、決闘なんてめんどくさい物受ける訳がない。
あのキザ貴族はどっか行ったし、なんか凄い形相でこっちに来るルイズの手をつかんで部屋に戻った。
何だか良く分からないけど「それでこそ私の使い魔」って褒められた。
その後暇だから故郷の話をしてあげたらずいぶんと喜ばれた。

キザ貴族は夜まで待っていたらしい。
その夜、俺がトイレに行ってる間にルイズの部屋に乗り込んで
丁度着替え中のルイズに爆殺されたらしく部屋に転がっていたから俺が簀巻きにして
『私は変態です、レイプ魔です』ってルイズに書いてもらった紙を貼り付けて廊下につるしておいた。

朝見たら、女子全員にタコ殴りにされていた…アーメン



○月○日曇り

この前知り合ったルイズの天敵、キュルケが使い魔を使って俺を拉致した。
「ルイズの物は私の物!」とか言ってた。
趣味じゃないしまじ泣きしてルイズに助けを求めたら直ぐに来てくれた。
状況を直ぐに見るないなや、キュルケが爆殺された。
本気で怖かったので、ルイズの膝で思いっきり泣かせてもらった。
子供みたいに慰められたのは少し凹んだ。



○月○日晴れ

キュルケに襲われた時の為に、ルイズが剣を買ってくれた。
デル公とか言う喋る剣、面白い奴なんで更に気に入った。
見てくれはぼろいけど丈夫そうだし、ルイズからのプレゼントという事で嬉しかった。
しかし何か剣を持つと体が軽い…何故に?

何かノックもせずに部屋に飛び込んで来たであろうキュルケを、カウンターの如く爆殺していた。
最早『ゼロのルイズ』じゃなく『爆殺のルイズ』になりつつある。
そして何かツンデレからヤンデレに変わりつつある。

夜、ドッシンドッシンと外が五月蝿いので、ちょっち好奇心で出て行ったらでっかい変なのがいた。
ゴーレムとか言うのらしくて、30メートルはあった。
肩に乗ってる人を発見したルイズが、ピンポイントで爆殺した。
落ちてきた人を見ると、爺さんの秘書だった。
一応爺さんに報告したら、秘書さんは盗賊だった。
破壊の杖改めロケットランチャーを盗む気だったらしい。
俺の世界の武器といったらビックリしていた。
ルイズはシュバリエって言う称号を貰えるみたいで喜んでいた。
しかしこの瞬間から「ゼロ」ではなく「爆殺」の二つ名になった。
本人は不服らしい。



○月○日曇りのち晴れ

ダンスパーティーがあった。
そこでタバサと言う子と、壮絶なフードバトルを繰り広げていると「餌上げてないみたいじゃない!」
って言われて久しぶりに爆殺された。
気が付くと膝枕されていた。
パーティーは終わってしまったので、月の下、二人だけでダンスを踊った。



○月○日晴れ

風最強!かかってこいや!って言ってるギトーとか言う先公をルイズが爆殺した。
何故か爆発の規模が確実に初期の4倍位にはなっている。
よどみない拍手がルイズに贈られた。
風最強君は一ヶ月の重症だった。

姫様も見に来る、使い魔見世物大会と言うのがあるらしくて俺も参加しなければならないらしい。
舞台でルイズとコントをしたら何故か大うけだった…姫様だけに。
どうやらつぼを付いてしまったらしい。
大丈夫かトリステイン。

ここの所やたらとくっ付きたがるルイズ、俺も悪い気はしない。
いやこれは良い物だ、調子に乗って肩に手を回しても怒らない。
むしろ擦り寄ってくる。
さっきその事聞いたら「この学院で私の事分かってくれるのはサイトだけ」だってさ!
こんな事聞いて惚れない奴いないだろ!
唯でさえ一目惚れだってのに!
良い雰囲気になったので、キスしようとしたら空気嫁ない誰かが入ってきた。
姫様だった、空気嫁ない姫様だな…
流石に固まったね、真っ赤になって唇があと少しの所で…俺もルイズも。
姫様も真っ赤になって「続きをどうぞ」何て言ってるし。
出来るわけないじゃん!

アルビオンとか言う戦地へと皇太子様から手紙をとってきて欲しいという依頼を受けた。
そんな危険な任務を親友に行かせるなよな…本気でトリステインが心配になった。
キザ貴族が性懲りもなくルイズの部屋を覗いていたからボコしてまた簀巻きにしてやった。
この子は俺んだ。



○月○日快晴

何かひげ生やしたおっさんが「ルイズ、僕のルイズ」なんて軽々しくルイズを抱き上げてるのにブチキレ
デル公を抜いたら新品になった…何故に?
斬りかかろうとしたら、おっさんがルイズに爆殺された。
「私はサイトのものよ!」とか言ってるのが聞こえて、もう俺まじ泣き!
本当に消し飛んでしまったのか、おっさんの姿が無い。
早馬で二日かかるらしいので、おっさんの置いていった変な鳥で向かう事にした。
空でずっとイチャイチャしていた。
腹が減ったら、シエスタに作ってもらったサンドイッチをぱくつきながら和む。
そうそう途中弓矢で襲われたんだけど、ルイズが下に向かって爆殺魔法4発…崖が瓦礫に変わったYO!
新しく連射機能が付いたらしい爆殺魔法…もうね四系統とかイラネこの子には。
しまいにゃ「爆殺」から「ドラまた」に変わるかもね。
ドラグスレイブを会得する日も近いかも。
ってか俺って役に立ってない…ご主人様が強すぎるんだYO!
俺にもガンダムの能力が備わったとか爺さんから聞いたけど…使うとこなし。
折角ニュータイプになれたのにお披露目出来ないな。
凹んだ。

宿を取って、夜は…ちゅー一杯して寝た。
それ以上はやってないぞ! ホントだぞ!

次の日になったけど面倒なんでこのまま書くことにするよ。
昼はデートした。楽しかった。
ルイズも「今までこんなにはしゃいだのは、子供の時、姫様と遊んだとき以来」とかいってた。
周りは本当にルイズの何を見てきたんだろう…唯一、真ん中のお姉ちゃんが優しくしてくれたって言ってたけど
学院じゃ落ちこぼれとかゼロとか言われて、一人で絶えてきたんだよな。
まあ「これからは俺がずっと一緒にいてあげる」って言ったら思いっきり泣かれた。
しかしまあ、四系統よりルイズのオリジナル爆殺連続魔法の方が強いと思うのは気のせいか?

夜、宿が傭兵どもと、秘書のねーちゃんのゴーレムに襲われた。
ここは見せ場だと思ってデル公抜いたらルイズが例の連続魔で全てをなぎ払った。
確信した、スクエアメイジでもこの子にゃ勝てん。
最早、魔法と言うより、パレットガンだなありゃ。
ドガガガガガガガガガ!って感じ。
ゴーレムも三発位で消し飛んだ。
戦いにて俺は要らない子けてーい!

取り合えず船は明日なので違う宿に移って寝た。



○月○日飛空船の上&空飛ぶ島

ありのままを書くと、空賊とか言うのにつかまった。
何か分からないけど、その空賊は王子様の船だった。
意味わかめ…

姫様の手紙は空飛ぶ島にあるらしい。
後何だか知らないが、例の髭のおっさんも乗っていた。
ルイズに異様に引っ付こうとするんで、見せ付けとばかり目の前でルイズにちゅーしてやった。
「これで勝ったと思うなよ!」何て、情けなく陳腐な台詞を残してどっかいった。
何度も言うが、この子は俺んだ。

付くと直ぐに姫様の手紙をくれた。
何でも明日、300VS50000なんて馬鹿げた戦争をして王子様は真っ先に死ぬらしい。
もう馬鹿かと…阿呆かと…
俺が一言

「アルビオン王族の血筋が絶えたら、その後どうするんだ? 誰がレコン・キスタから取り戻した後王様やるんだ?
今は亡命して地下にでももぐって、後の事を考えろよ。 死ぬなんてただの逃げだ。」

その夜、パーティーが開かれた。
会議の結果、王子様と若い貴族合わせて180人は亡命して何処かに身を隠すらしい。
残りの王様と老貴族たちはここに残り、一矢報いるとの事。
そうそう、何か王子様から髭のおっさんとルイズが結婚すると言う話を聞いた。
その為、神父さん役で王子様も付き合ってくれとのこと…
そんなの嘘だからシカトしておけって言っておいた。
ルイズもそんな話は知らなかった。
髭のおっさん…そこまで女に困っていたのか、少し泣けた。




○月○日飛空船の上

城で髭のおっさんが暴れだした。
嫉妬こえー
分身の術なんて面白い事やったけど、ルイズの八卦掌回転と爆殺連続魔法のドッキング何て器用な攻撃で
城ごとぶっ飛ばした。
気が付いたら城が更地になっていた。
俺も少し巻き込まれて痛かった。
しかし相変わらず俺やデル公の出番が無い。
五万の軍隊よりルイズの方が強いかも。
そうそう王子様たちは逃がしたから
一応王子様から姫様への手紙も預かった。



○月○日曇り

姫様に事のあらましを話したら泣いて喜ばれた。
手紙を見て更に大泣きになった。
秘密の依頼という事で何も称号はもらえなかったが、王家の指輪を貰った。

久日ぶりに学院に帰ってくると、何か俺とルイズは駆け落ちしたなんて事になっていた。
学院で公認カップルになってしまった。
しかし何故か俺は同情な眼差しで見られていた。
身分違いって言ってるけど…なるほど。
ルイズは公爵家の娘、対して俺は平民。
あぁ、忘れていた。
ルイズは関係ないもんって言ってるけど、如何したもんか。

取り合えず考えるのかったるいから寝る。



○月○日晴れ

俺とルイズとシエスタとコルベール先生4人で、タルブの村へと来た。
そこでとんでもない物を発見してしまった!
シエスタの曾じーさんの乗っていたと言うゼロ戦だ。
マジかよ…どーやって来たんだあれ。
シエスタに聞いた所、日食の時突然現れた二機のゼロ戦。
そして何でも二機いたゼロ戦の内、一機は日食に消えて、もう一機のこれは間に合わなくて
そのままこっちに残ったそうだ。
って事は、日食の時に同じ事をすれば、俺も帰れる訳か…
コルベール先生も同じ結論らしい。


-----帰る? 何処へ? ルイズを残して?-----


如何するかは流石に決めかねた。
ずっと傍に居るって言っちまったし。
何より俺がルイズが好きだ…
ルイズも俺を好きだと言ってくれた。

縋り付いて、行かないで何て言ってるルイズを置いていけるわけ無い。

取り合えすゼロ戦は学院預かりらしい。
まあ地球にルイズを連れて行くってのも…



○月○日雨

今、地球からこれを書いている。
結局俺は地球に帰ってきた。
地球を離れて八ヶ月くらいたっていたらしい。
親父に殴られ、おかんに泣かれた。
まあ神隠しみたいなもんだから、どうにもならなかったんだけどね。

帰ってきて、一週間ぶりにこれを書いている。
まあ色々あって、あっちでは書けなかったし。

戦争があったんだよな…レコン・キスタVSトリステインの。
それも日食の日に、空気嫁
ルイズも戦争に参加するって、俺には来るな何て言って。
そんな事出来るわけも無く、俺もゼロ戦で参加。
空中の竜やら船やらを落とす事に専念したんだよ。
丁度マシンガンの弾も満タンだったし…しかし、あれなんだよ。
一緒に乗ってるルイズがピンポイントで竜を爆殺するもんだから、またもや俺の出番なし。
そう、その後だよ!
いきなり目が光った思うと、今まで見た事もない威力の爆発を飛空船にかましたんだ。
デル公が「虚無だ!」とか言ってたから、ルイズの系統は虚無らしい。
船は跡形も無かった。
しかしルイズはぴんぴんしていた。
たしか魔法は精神力ってのが切れると疲れなかったっけ?
まだ10発は打てるとか言ってたな確か。
日食が始まって、ルイズがいるし、別れたくないし、んなもんで帰るわけにも行かないから、ゼロ戦を着陸しようと思ったら
「サイトの故郷行く! こっちへの帰り方は何とかする」との事。
まあそうして地球に帰ってきたわけだわ。

ゼロ戦は見つかると面倒になるので、マッド科学者の親父に丸投げしておいた。
ついでにデル公も親父に渡したってか取られた。
ルイズは親父やおかんにこれでもかって位頭を下げて謝った。
偶然の事とは言え、俺の事を拉致してしまった事の謝罪だった。
俺も親父もおかんも気にするなと言ったんだけど、その後もずっと謝っていた。
親父が「ルイズちゃんの戸籍は任しとけ」とか言ってたから、その方面は大丈夫だろう。
詳しい事はシラネ、親父だからとしか言いようが無い。
おかんもルイズが相当気に入ったらしい。
日本語もおかんが教えてるし。

まああれから一週間、ルイズは田舎娘丸出しで、何を見ても驚いていて面白いよ。
って言うか、向こうに行く方法考えてる?って聞いたら
「いつでも帰れるわよ、虚無の魔法は勝手に頭に入ってきてその中にこっちと向うを行き来するの有ったから。」
って言って、徹夜でスレイヤーズを見ている。
何でも、リナの魔法を覚えるための研究とか言ってる。
絶対うそだ、楽しんでるに決まっているあれは。
これを書いている後ろで、今も見てるし。

まあこんな状態で楽しくルイズとやってる。
地球に帰ってきた事だし、日記もこれで終わりかな。
又なんかあった時に書くか。





あとがき

はじめまして、剣と言うものです。
ゼロ魔で日記物と思って書き始めたら、何か違うものになっているような。
読んで下さった方、本当にありがとうございます。
それでは失礼します。



[2818] ゼロの使い魔 外伝『ルイズの日記』
Name: 剣◆c8942e10 ID:ccee5e0d
Date: 2008/03/31 19:01
 



○月○日晴れ

召喚したのは平民だった。
もうメイジやめた方が良いかも知れない。
仕方ないから契約のキスをすると、舌をねじ込んできた。
殺すつもりで母親直伝のソバットを放つが、気絶程度で済んだらしい…しかも5秒で復活した。
あのかぜっぴきですら一週間は目覚めなかったのにだ。
人間では無いかも知れない。
取り合えず使い魔召喚できたんだから良しとした。

夜、着替えを頼んだ時血走った目で飛び込んできたので、「召喚されし書物」に乗っていたのをやってみた。
ハッケショウカイテンだと!とか言っていたから、そういう名前の技らしい。
しかし何故サイトが知っていたのだろう?
取り合えずこいつの前で着替えるのはNG。
さっさと着替えた。

朝起きた時、ベットに潜り込んでいたサイトを見て本気で貞操の危機かと思った。


○月○日曇り

サイトは良い奴だった。
かぜっぴきも失敗魔法の事をとやかく言ってきて、たぶんあれはソバットの仕返しだと思うが
サイトの一言で黙ってしまった。
使い魔は主人を守る事は当然とはいえ、貴族にタンカきる平民なんて見た事ない。
たぶん赤くなっていたと思う。
だけど…だけど見直した瞬間に抱きしめようとするなんて、やっぱり教育が必要かも。
取り合えずぶっ飛ばしておいた。

なにやらメイドとサイトが親しくなっていた。
よく見ると手伝っているだけの様だが、何かむかつく。
やっぱりサイトも胸が大きいこの方が良いのだろうか?
しかしメイドに対してそっけない様にも見えるのは何故だろう?
その後、サイトとギーシュと揉めた。
そりゃ「あほ」なんて平民に言われればぶち切れるのは当たり前。
メイドが冥土に逝きそうなぐらい青褪めていた。
でもサイトったら私の事を思ってくれたのか、決闘は受けなかった。
ギーシュは多分広場に行ったのだろうが、サイトはさっさと私の所へ来て手を掴んでこの場を後にした。
素直に感謝した。
もしかして私当たり引いたかも。

夜、ギーシュが尋ねてきた。
着替えの真っ最中に、もちろんぶっ飛ばした。
その後、お手洗いに行ってたサイトがその現状を見た瞬間!
鬼の様な形相になり、ギーシュを簀巻きにして廊下に吊るしていた。
温厚そうなサイトが私の為にそこまで怒るなんて…
もしかしたら学院で私の事分かってくれるのこの人だけかも。
使い魔とは言え、私の事を分かってくれる人を危険に晒す訳には行かない。
サイトが寝た後、こっそりと外に出て少し離れた森で魔法の練習をする事にした。
どうせ爆発しかしないなら、もっと強烈になる様に、そして完璧に命中出来る様に!
しかし私の精神力はどれ位あるのかな?
使っても使っても減った気しないし…まっ良いか。

朝起きるとギーシュがフクロにあっていた、まああんな張り紙して吊るされていれば当たり前か。
「私の裸を見た罰よ!」ってその場で言ったら、モンモランシーに本気で殺されかけていた。
悪いことを言ったかもしれない。


○月○日曇り

ギーシュの出来事から二週間、久しぶりの日記かも。
サイトがキュルケに襲われていた。
マジ泣きしているサイト。
すぐにキュルケをぶっ飛ばした。
練習の成果が出ているらしい。
こいつはあたしんだ、誰にも渡すかボケ
まだ泣いてるから膝を貸してやったらサイトは何故か凹んだ。
世の中上手く行かない物だ。
しかしどうやらサイトは胸の大きさは小さい方が好きらしい。
タバサは要注意かな。


○月○日晴れ

何か此の頃ゼロのルイズと言われなくなった、その代り爆殺のルイズとか…嬉しくない。

何時も守ってやれるとは限らないので、サイトに剣を買ってやった。
本当はもっと良い剣を買ってやりたかったが、手持ちが少なく仕方なかった。
サイト自身インテリジェンスソードを知らなく、面白いと喜んでいるから良いか。
凄く感謝されて私も嬉しかった。
私からのプレゼントって自体が一番嬉しいらしい。
穴があったら入りたかった。

またキュルケが襲ってきたのでぶっ飛ばした、私が近くに居る時はサイトは私が守る!
確か使い魔は主人が守るだったよね、あれ? 逆だっけ、まっどっちでも良い。

夜、また事件があった。
トライアングルクラスのゴーレムが宝物庫をぶん殴っていた。
横でサイトがスゲースゲーっと大はしゃぎしていた。
何か子供ぽくって萌えた。
でも少し空気嫁。
放っておけないので仕方なく術者を探したら肩の上に居た。
ピンポイントで術者を爆破、おっこって来たのはオールドオスマンの秘書ミスオバサンだった。
報告した所、オバサンはフーケだった。
まあ捕まえたと言う事でシュバリエの称号が貰えた。
凄くラッキー♪って思ったら二つ名が爆殺に完全登録された…何よこの凶暴そうな二つ名は。


○月○日曇りのち晴れ

パーティーの時サイトがタバサの隣に居たのよ!
ご飯食べているだけだけど、あの子は危険だ!
顔も体系もサイト好み…適当な理由をつけてサイトをぶっ飛ばし、タバサから離した。
「性格はやっぱりレイよりアスカだよ」とか私の膝の上で気絶しながら言っていた。
何の事か判らないが、女の名前って事だけは判る…声を殺して泣いた。

起きたサイトと月の下で踊りながらレイとアスカって子の事を聞いてみた。
あにめとか言うサイトの故郷の娯楽に登場する空想のキャラクターらしい。
故郷の彼女とか言われたら…全力をもってサイトと無理心中を謀っていただろう。


○月○日晴れ

最強の属性は何ぞや!ってギトーの野郎が言ってたのをキュルケが「ルイズの爆殺魔法です」なんて答えるもんだから
ギトーの野郎が私に「かかって来いや落ちこぼれ!」って言ってきたからぶっ飛ばした。 ざまあみろ。
練習の成果で無合唱で前の四倍は出せるんだ、連射も出来るようになった。
所詮はどんなに凄く爆発を物にしても褒めてくれるのはサイトだけ…もう私にはこの世でサイトとちい姉さまだけが認めてくれれば良い。
拍手されてるのだって所詮ギトーが気に入らないだけに過ぎないからだ。
キュルケは「周りが見えていないだけ」と以前言っていたが信じられない。
サイトは私だけを見ていてくれる…周りなんてもうどうでも良い。

私のサイトを見世物にしたくは無いが適当にやって済ませた。
姫様が来なかったら絶対にたこっていたのに。
まあ姫様にうけたから良しとしよう。

サイトが自ら肩を抱きしめてくれた。
凄く心地良い。
ただなんでサイトは空いてる手の拳を握りしめ、ガッツポーズ見たいな事して泣いてたんだろう?
私は使い魔の召喚ではなく、恋人の召喚をしたのではないのか?って此の頃思うようになった。
契約でのキスではなく、本当のキスをしようとしたら姫様が現れた。
物凄く気まずい雰囲気の中「つづきをどうぞ」って姫様に言われた…さすがに無理。

その後、アルビオン戦地へと皇太子様から手紙をとってきて欲しいという依頼を姫様から受けた。
私の今の実力は姫様は知らないはず、フーケをまぐれみたいな物で捕らえたのがそんなに凄い事だったのだろうか。
それとも私の事が本当は嫌いなのでは無いのだろうか…友人って言っておきながら戦地なんかに向かわせるんだからそう思いたくもなる。
それより私のサイトが心配、聞いてしまった以上一緒に行かないといけないし、聞かなくても使い魔という立場上どの道行かないとならない。
何だかトリステインや自分が貴族と言う立場なのが嫌いになりそうだ。


○月○日快晴

知らないおじさんが私を僕のルイズ何てふざけた事言って抱き上げた。
イヤ…ヤダよ、誰よこの人!サイトに誤解される!
サイトの方を見ると、ギーシュの時の様に鬼のような顔をしていた。
デルまで抜きかかってる!
私はサイトのものなんだから!
私は変体親父をぶっ飛ばした、何処かへ吹っ飛んで居なくなった…良かった。
サイトは私の言葉に感動したのかまじ泣きしてた。
取り合えず馬より速い変態親父の乗ってたグリフォンに乗っていく事にした。
途中夜盗だか山賊判らないものに襲われた。
私のサイトが傷ついたらどーしてくれるのよ!
頭きたから爆発魔法を四発打ち込んでやった。
瓦礫に変わった崖が襲ってきた奴らをう全部埋めちゃった。 ざまあみろ、ぺっ
なんかサイトが凹んでいる…なんでだろう?

夜は…夜はね…えへへへへへへ。
ディープなキスを一杯された…色々な所に…いゃん。

次の日はサイトとデートした。
この上なく楽しかった。
こんなに楽しかったのは子供の時以来。
幸せすぎて今までの自分が馬鹿みたいに思えてくる。
サイトにあえて本当に良かった…心からそう思う。

夜、また事件があった。
フーケとその他大勢に囲まれてしまった。
サイトが横で「よっしゃ! 今度こそ俺のターン!」とか訳のわからない事をいって、何故か新品になったデルを抜いて飛び出そうとした。
だめよサイトは危険な事しちゃ!
私がみんなぶっ飛ばした…あれ?フーケのゴーレムってこんなに脆かったっけ?
やっぱ相当爆発の威力が上がってるみたいね、良し良し。
サイトが又凹んでいた、本当うまくいかないものだ。


○月○日アルビオン

変態親父と出くわした。
サイトが私にキスをするのを見たら何処かへ泣きながら消えていった。
しかし本当に誰なんだろうかあの人。

手紙を貰った。
これで任務終了。
さっさと帰りたい…ここの人たち嫌い。
愛する人より名誉を取って死にに行くなんて。
っと思っていたら、サイトの一言でウェールズ殿下以下何名かは亡命して身を隠す事になった。
さすが私のサイト!
そう言えばサイトが私とあの変態親父が結婚するなんて情報を持ってきた。
誰がサイト意外と結婚なんてする物ですか!
馬鹿じゃないの変態ロリコン親父。


○月○日飛空船の上

変態が意地になって私を手に入れようとしたから城ごとぶっ飛ばした。
殿下も敵の手に落ちるくらいなら壊してしまおうってな考えだったらしく、何も言わなかった。
ただ私の失敗魔法の威力に顔が引きつってはいたけれど。
ここで殿下とはお別れ、どこに逃げるかは聞いていない。
私たちも聞かなかった。
ただ姫様宛てに手紙を預かった。


○月○日曇り

任務終了のお知らせを姫様にした。
殿下が生きている事を聞いて物凄く感謝された。
表立って御礼が出来ないので、国宝の王家の指輪を貰った。

学院に帰るととんでもない事態になっていたのよ。
私とサイトが駆け落ちしたなんて事に…それもありかな。
周りはサイトに同情の視線を送っていた…身分違いか、同じ生きる人間なのに何でこんな物があるのだろう。
サイト以外はイヤ、絶対イヤ!
いっその事マジで駆け落ちしようかな。


○月○日晴れ

今タルブの村へと来ている。
最悪な事態、サイトが…サイトが居なくなっちゃう!

サイトの帰る方法が見つかった。
いやだ、絶対にいやだ!
泣いてサイトに縋り付いた。
私を又一人にするの? サイトまで私を裏切るの?
好きだって言ったくせに…キスしたくせに…全部嘘だったの?

もし私を残して行くって言うのであれば私にも考えがある。


○月○日雨

今サイトの故郷に居る。
ここは素晴らしい、そして本当に平民しか居ないし魔法も無い
王族っぽいのも居るらしいけどハッキリ言って関係ない。
そりゃ魔法いらないわよ…技術がこれだけ発達していれば。
馬より速く走る箱、竜の羽衣より速く飛べるもの、遠見の鏡見たいな箱、離れていても会話できる道具
上げればキリが無い、コッパゲが喜びそう。

まあ兎も角今はチキュウに居る。
こっちに来る前に戦争に巻き込まれた。
まあその結果私も魔法が使えるようになった。
何と虚無よ虚無!
激レアも良い所よ!
そこで何とその虚無の中にチキュウとハルケギニアを往復する魔法があったのよ。
だから躊躇なくこちらへ来れた。

ただサイトの家に着いたときに思い知らされた…自分がいかに身勝手な考えをしてたという事。
そして私の召喚のせいでサイトの両親をこれほどまでに悲しませてしまった事。
謝って許されるはずが無い、でも謝る事しかできなかった。
本来なら絶対に帰れないところにサイトを拉致してしまったのだから。
サイトもサイトの両親もあっさり許してくれた。
それどころか私を歓迎してくれた。
サイトのお義父様はコッパゲみたいな事を仕事としている、レベルは遥かにお義父様の方が上だけど、カガク者という物らしい。
今は仕事そっちのけでデルを調べているとの事。
お義母様は学校の教師をしていらっしゃる。
私はお義母様に文字を習っている、凄く優しく丁寧で覚えやすかった。

あれから七日、今これを書いている。
サイトが「帰る方法は大丈夫?」とか聞いてくるが帰って欲しいのだろうか?
っと思っていたら純粋に私の心配をしていただけだった。
一瞬捨てられたのかと思った。
そう言えばサイトには帰る方法を話してなかったっけ。
「いつでも帰れるわよ、虚無の魔法は勝手に頭に入ってきてその中にこっちと向うを行き来するの有ったから。」っと言っといた。
取り敢えずはもう少しこちらに居よう、スレイヤーズ見終わってないし。
このリナって子、何となくサイトに会う前の私に性格が似ている。
サイトは「そりゃルイズもリナもツンデレだからな…ただ今のルイズはヤンデレ風味?」とか訳のわからない事を言ってた。
まあそんな事どうでも良いけど。
兎に角こちらの娯楽は面白い。
サイトが居るから帰りたくないのは事実だけど、それを抜きにしても帰りたくないかも。
何かずっとこのてれびってのを見て居たいかも。

私はチキュウでサイトと楽しくやってます。





あとがき

皆様前回は沢山の感想ありがとうございます。
前回一番多かった感想でその他の視点だったので、ルイズ視点を書いてみました。
まあ前回見たくギャグオンパレードってのは無理でした。
ヤンデレ風味に書こうと思ったら、単なるデレデレになってしまったような。
元々はもし続きを書くなら前回の続きのつもりでしたので。
もう他視点は書けません。
この二人、会ってから殆ど他人と関わってないし。
続き書くならやっぱサイト視点で続きですね。
ここまで読んでくれた人、本当にありがとうございます。




[2818] ゼロの使い魔 『サイトの日記2』
Name: 剣◆c8942e10 ID:ccee5e0d
Date: 2008/05/29 11:55
 



○月○日


ルイズが来て早二週間、やっていた事と言うと以上の事があげられる。
引篭もってテレビをぶっ続けで見る、アニメを主に。
ゲームをする、ひらがなカタカナ簡単な漢字は読める様になったとの事で主にドラクエⅢ。
ちなみにパーティーは勇者俺、遊び人ギーシュ、僧侶モンモン、魔法使いルイズ。
最初の頃遊び人ギーシュの行動に指差して笑っていたが、余りの使えなさにキレて魔法使いルイズがヒャドで殺す事もしばし。
まあレベル20まで頑張ってくれとしか言いようが無いな。
俺とデートで秋葉原、ルイズはそこで鉈少女のフィギアとノコギリ少女のフィギア購入。
ついでに鉈とノコギリも購入。
流石にあれはドン引きした。
ルイズの金?
金貨二十枚ほど質屋で売ったら二百万になった。
後はおかんと日本の字の勉強。
凄いと思ったのは、おかんが先にハルケギニアの文字を理解してしまった事。
何ヶ月も居ていまだに読めない俺…凹んだ。

しかし何と言うか、ルイズはオタク道まっしぐら!
今や俺より詳しいアニメあるし、それってどうよ。


○月○日


ルイズが故郷へ帰る日がやってきた。
流石に一ヶ月もこっちに居て魔法学院の単位がやばいらしい。
それを言ったら俺は留年決定!っと思いきや、親父が裏から何かしでかしたらしく大丈夫の様で
明日から又通う事になる。
杖を前に向け、「世界扉」と言った途端、ポンって音と共に赤い扉が出てきた。

何処をどう見てもどこでもドアです、本当にありがとうございました。

がちゃっと開けると学院のルイズの部屋でした。
流石ファンタジー、何でもありだ。
っと言うかルイズが何でもありだ。
ルイズをモデルに小説書くぞ、こんちきしょう。
取り敢えずこれで地球とハルケギニアは繋がった。
このどこでもドアはそのままにしておくらしい。
まあ要するに、学院の授業終わったらすぐに家に来るらしい。
それにおきっ放しにしとけば、両世界のズレがなくなるとの事。
両世界の時間軸までいじれるルイズ…最早何も言うまい。
俺も学校は明日からだからルイズについていった。
そしたら学院大騒ぎ。
俺とルイズは戦争で行方不明となっていたらしい。
事情を聞きたいとじーさんとコルベール先生に呼ばれた時のルイズの返答。

「サイトの実家に謝罪とご挨拶に」

まあ嘘じゃないけどルイズ…俺と殆ど遊んでたジャン!
後はまあ、地球がどんな所か話したくらい。
コルベール先生が発狂して、是非連れて行ってくれって言うから、俺が連れて行くことにした。
ただ地球の事は余り喋らない様にと言われた。
その後はルイズはキュルケやタバサと一緒に授業へ向かった。
勿論、行って来ますのキスは忘れないさ!
色々あの二人に聞かれるだろうなルイズ
取り敢えず俺は興奮を抑えきれないコルベール先生を地球に案内する事にした。

まず親父を紹介する為、親父の研究所へとコルベール先生を連れて行く事にした。
しかしまあ、俺の部屋に来てすぐに家電製品を見てこれ何これ何とガキの様にはしゃぐ先生。
いい大人が自重しろ。
まあ俺が魔法を始めてみた時の気持ちと一緒だろうね。
ルイズもそうだったし。
一応簡単に使用方法とか教えておいた。

研究所に着くと親父を紹介、すぐに意気投合した。
類は友を呼ぶってか。
四時間ほど待ったが何か俺放置されてるので、机の上にある一ヶ月ぶりに見たデル公を持って外に出た。
デル公をよくよく見ると何か出鱈目ごつく改造されていた。
ってか改造というより色々くっ付いてる。
試しに適当にいじると火炎放射器やらニードルガン他FF8のガンブレード機能までついていた。
デル公はもう「相棒、俺汚されちまった、もうお婿に行けない。」なんて言ってるし。
お前剣の分際で何処に嫁ぐ気だ。

そう言えばルイズと離れているのが久しい。
召喚されて離れる時間と言えば風呂とトイレ位だったし…この時何かすげえ会いたくなった。
すぐに家に戻ったらルイズとキュルケとタバサが居た。
涙目で俺に飛び込んでくるルイズ、何でこんな常態かキュルケに聞いたら「本当に愛されてるわね、あなた」何て答えが帰ってきた。
まあ何だ、寂しかったんだな、やっべ、何か俺幸せすぎて他の事どうでもよくなっちゃう。

タバサとキュルケはコーラを飲むと少し話をしてハルケギニアへ戻っていった。
コーラ数本を手土産に、後日ゆっくり遊びに来ると言い残して。
しかしコルベール先生帰ってくる気配無いんですけど。
まっいいか。

余談だが学院でルイズがギーシュを見た途端「あんたのせいでどれだけ冒険苦労したと思ってるのよ!」と言って爆殺したらしい。
さもありなん。


○月○日


取り敢えず学校に復帰。
友人たちはやはり俺が何らかの事件に巻き込まれて死んだと思っていたらしい。
まあ神隠しみたいなものだから事件と言えば事件だな。
周りには放浪の旅に出てたと言う事にした。
親しい奴らには帰ってきた事電話しておけばよかった。
本気でぶん殴られたからな…心配かけてすまん。

帰り、幼稚園からの親友の森本信也と帰る事になった。
そっからが事件!
信也の奴が家に来ると言った。
間違いなくこの時間ならルイズが居る。
下手したらキュルケやタバサも…
そして案の定いた…三人とも。
ルイズはパソコンにスーファミ繋いでドラクエⅢ…よく繋げたな。
タバサとキュルケはぷよぷよをやっていた。
操作方法はルイズに教えてもらったらしい。
ルイズは兎も角、二人とも馴染みすぎと思った。
その後だよ、ルイズが俺に気づきダイブしてチューしてきた。
嬉しいんだけど周りに人いるし…こっぱずかしかった。
信也の野郎は金魚みたく口パクパクしてこの状況を見てたし。

もうこうなれば質問攻めになるのは当然
誰にも言うなと念を押してハルケギニアの事を説明した。
やっぱり信じられないらしく仕方ないので、どこでもドアからハルケギニアのルイズの部屋へと案内し、空を見せてやった。
驚きのあまり声が出ない状態ってのはあの事だな。
まあその後は自己紹介、そして信也に裏切り者扱いされた…まあ何だ、頑張って彼女作れ。
その後唐突に信也が三人の事をエヴァのキャラに似てる何て言い出したのを切っ掛けに、エヴァ鑑賞することになった。
ちなみにこうだ、ルイズ=アスカ、タバサ=レイ、キュルケ=ミサトらしい。
まあ俺もそう思う。
ちなみにこれを書いているのはもう23時回っている。
信也は帰ったけど、三人はまだ見ている…徹夜けてーい!
何せ帰る気まったく無いし。
ついでに寝る気もまったく無し。
仕方ないので後でコーヒーでも入れてあげよう。
こりゃ学校復帰早々休む事になりそうだ。
そう言えばコルベール先生、昨日来たっきり帰ってないような…まっ良いか。


○月○日


タバサとキュルケが俺のベット占領して寝てるので、ダルさこらえてルイズをお姫様抱っこしてルイズの部屋へと運ぶとベットに寝かせた。
もう無理、俺も眠い、目がシバシバする…おやすみ。



○月○日


ルイズがドラクエⅢで大ポカかましてくれた!
最終決戦ゾーマとの戦いに光の玉持って行くの忘れた。
コードレスバンジーするのと一緒だぞ!
間違いなく勝てない。
ってかゲーム上光りの玉無しでゾーマ倒せるのかが疑問だ。
しょうがないからわざと死んで戻る羽目になった。
怒り心頭のルイズ…しょうがないから俺がゾーマまでやった。
ちなみにレベルは勇者と僧侶が40代、賢者2人はまだ30代
まあその後苦戦したけど何とか倒した。
倒した後のルイズの喜び方が半端じゃなかった。
見ているこっちまで嬉しくなってくる。
ただこの後に「裏ボス居るから」ってルイズに言ったらまた燃えていた。
頑張れルイズ!レベル上げ!
最大レベル99にしないと苦しいぞ!
これを言ったら「やってやろうじゃない!」更に火をつけてしまった。
ちなみにレベル50代で神竜に挑んで瞬殺されたのは良い思い出だ。
ってか今のパーティーで倒せるかな?
勇者俺、賢者ギーシュ、賢者ルイズ、僧侶モンモン
まあ何とかなるか、本当は戦士か武道家欲しいけど。

コルベール先生、二週間経っても今だ親父の研究所から戻らず。


○月○日


タバサがトリステイン魔法学院の何とかって言う広場でフリッカージャブの練習をしていた…手の長さ的に無理だろ。
出来たとしても悪役っぽいからやめろ。
そう言ったら「…彼は素敵」とか言ってるし。
間柴好きなんだ…いい趣味してるジャン。
ってかタバサ、いつの間に日本語読めるようになったんだ?


○月○日


ルイズがドラグスレイブの呪文を試した。
学院の裏山が消し飛んだ。
キノコ雲ぉキノコ雲ぉ。
シャレになってないし…まあ爺さんも付き添いだったし何とかしてくれるだろう。
アニメに出てくる魔法、その原型…それを何故に使えるんだルイズ。
爆発は爆発を呼ぶ…まあ二度と使うなと言われた。
無敵すぎ。

コルベール先生今だ戻らず…もうじき一ヶ月


○月○日


姫様に頼まれて町に潜入捜査。
内容は平民に暴挙を働く貴族の捕縛。
まあ簡単だろうからいいけど…最強のルイズ居るし。
あーあールイズ、虫眼鏡はいらないから。
午前は情報収集、色々な店や露天の従業員に話を聞く。
情報の結果、チュレンヌとか言うやつが浮上してきた。
良く行くと言われる魅惑の妖精亭で張り込み。
其処に何故かウェールズ王子が居た。
部下らしき人も十人くらい連れて。
まあ見た目が平民の格好だ、ばれる事はないだろう。
何してるのかと聞くと部下集めらしい。
貴族の地位を失った者とかを探しているとの事。
しかしどう考えても楽しんでここに居るようにしか思えない。
ここ日本で言うクラブだろ?
「ここで遊んでいた事を姫様に報告します」何てルイズが言ったら真っ青になって勘弁してくれと頭下げられた。
そんな所にタイミング悪くチュレンヌと思わしき人間の登場。
まあ王子様になら言っても良いと思い、王子にあいつ捕まえるのが任務って言ったら、チュレンヌが暴挙を働いた瞬間、部下と共に捕縛してくれた。
この後「これでここにいた事はアンリエッタに内緒にして欲しい」なんて王子に言われた。
ルイズも呆れ顔。
まあ楽に片付いて良かったけど。
姫様にはたまたま通りかかった王子様に手伝ってもらって事件解決したと報告。
姫様感動の嵐!
本当の事言ったら面白そうだけど約束だしやめておいた。

今回は簡単で良かったけど、いい加減自分の部下に頼んでくれよこういう事は。
友達は便利屋じゃないんだからさ。
ルイズはこういう簡単なのなら構わないらしい、むしろ面白いから良いとの事。
「戦争行けとか言われたら間違い無く断るけど」って言ってるから戦争には出ないらしい。
まあそれは良い事だ、戦争なんて軍人に任せておけば良い事だし。

まあともあれ一日で事件解決、俺のお姫様も寝たことだし俺も寝ますかな。



あとがき

またまた多くの感想ありがとうございました。
今回はほのぼのを書きたかったのでこうなりました。
しかしルイズがどんどんオタク化して行く…
だめだこのルイズ早く何とかしないと…いろんな意味で。
ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます。
感想本当に力になっています。



[2818] ゼロの使い魔 外伝2『ルイズの日記』
Name: 剣◆c8942e10 ID:ccee5e0d
Date: 2008/06/07 01:05
 


○月○日

サイトが学校へ行っている時は私も学院に行ってる。
しかし意味があるのだろうか?
私は四系統使えない、虚無の魔法しか。
ここでは虚無の魔法は教えられないし、サイトの学校に通いたい。
まあこれを言ったらお義母様に反対された。
理由は簡単、今の私では授業にとても着いていけないから。
ごもっともな意見でした。

虚無の事はサイトとデルしか知らない。
学院長やコッパゲもといコルベール先生にも、私のオリジナル魔法っと言ってある。
まあばれているだろうけどね。
取り敢えずコモンマジックとイオ系魔法(爆殺魔法)とイリュージョン以外は無闇に使わないようにと言われた。
ドラグスレイブはもっての他、禁呪魔法に指定された。
山1つ消し飛ばしたのはやはりやり過ぎた、反省。
しかし、どこでもドア(サイト曰く)そのままですよ。
これは良いのかな? うん良いよね。


○月○日


三年の貴族…腐れ外道を8割殺しにした。
理由は簡単、サイトを傷つけた。
本当は殺すつもりだった。

ただ私とサイトは腕組んで外を歩いていただけ。
そしたら後ろから巨大なファイヤーボールを撃たれた。
とっさに私を庇ったサイトがもろにファイヤーボールを喰らった。
其処から記憶が無い。
キュルケの話では半狂乱になって泣き叫んでいたとの事。
あまりに傷ついたサイトを放そうとしないから、眠らされたらしい。
処置が早いのもあり3日くらいで目を覚ますとの事。
ただ二週間は安静にしていないと駄目らしい。

その後すべてがイヤになった。
そして何よりふざけるなと思ったのが、腐れ外道の処分。
謹慎1週間…たったそれだけ。
それに理由、サイトが平民だから。
ただ私の使い魔っということで、公爵家の娘の所有物ってことでこれでも重い処罰らしい。
サイト下手をすれば死んでいたのよ!!

それにあの腐れ外道が私たちを攻撃してきた理由。
無能の私が公爵家の娘ってのと、幸せそうな顔していたのがムカついたとの事。
それにサイトは平民、豚以下の存在と私のサイトを罵りやだった!

許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない…
殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる…

そいつの部屋へと行き、顔を確認する。
あいては私を確認すると「よう無能者、大事なペットは生きてるか?」などと言って笑っていた。
その後も何か言っていたがもう何も聞こえなかった。

まず両腕を爆破した。
捥げてはいない、でもグシャグシャだろう。
これで杖は使えない、両足も同等爆破した、これで歩けない。
恐怖のあまり泣き出した、知った事ではない、腹を爆破した。
ビクビクと痙攣している、ザマアミロ。
頭を爆破しようとした時、気づかれ束になって押さえられた。

その後のことは考えてなかった。
取り敢えず敵が討てたからもうどうでも良かった。


○月○日


次の日、何かしらの処分は覚悟してたけどお咎めなし。
相手の親の方がなかった事にしてくれとの事。
簡単な事だった、あんな理由で私を殺そうとしたなんてお父様だ知ったら最早家ぐるみの問題になる。
それが避けたいのだろう。
腐れ外道はつれて帰るらしい。
ザマアミロ。

しかしサイトのお義母様に謝らないと。
私のせいで怪我したんだから。
誤りに言ったら慰められた。
そしてサイトを褒めていた。
男の子なんだから惚れた女の子ぐらい守って当然。
サイトは良いことをしたと。
何故か判らないけど私は無性に泣けてきて、お義母様の胸の中で思いっきり泣いた。


○月○日


サイトが目を覚ました。
そして最初の一言「ルイズは怪我無かった?」だった。
バカバカバカ!怪我したのあんたでしょ!何私の心配してるのよ!
怪我は無いと言うと、良かったと心底嬉しそうな顔をした。
そうか泣けた理由がわかった。
私は守られるっと言うことを知らないんだ。
お母様やお父様は厳しく接してた、エレオノールお姉様もそう。
ちい姉様は優しくしてくれた、でも今回のケースとは違う。
私はひたすら一人で走ってきた、学院に入ってからは特に。
体を張って守られた事ないんだ私。
サイトにその事を言ったら怒られた。
「家族がルイズを守ってくれなかったなんて事は無い、気づいていないだけだ」って。
でもそう思わしてくれる事が出来たのはサイトだけ、好き、大好きよサイト。
この世の全てを敵に回しても、サイトを愛します。


○月○日


コルベール先生が二ヶ月ぶりにハルケギニアに帰ってきた。
「革命、革命ですぞおおおおおおおお!!」って言って。
何開発したのだろうか。
お義父様も一緒についてきた。
「魔法は素晴らしいいいいいい!!」って言って。
すみません一応、この部屋私の部屋なんですけど静かにしてもらえないでしょうか。
注意しようとしたらもう居なかった。
お義父様の研究所とコルベール先生の研究所の前にも、どこでもドア置こう。
そう決心した。


○月○日


取り合えずどこでもドアに私が固定化をフルパワーでかけた。
私とサイトの部屋の扉とお義父様とコルベール先生の研究所の扉に。
エクスプロージョンでも壊れないらしい。
その威力をどこで知ったのかは疑問だけどどうでも良いか。
平和が守れるなら。
そして何より電子ロックっというものになった。
カード持ってないと地球とハルケギニアを往復出来ないらしい。
今現在持ってるのは、サイト、私、お義父様、お義母様、コルベール先生、キュルケ、タバサのみ。
勿論電子ロックの場所にも固定化はかかってる。
これで他の人間は行き来出来ないもんね。


○月○日


メンバー、私、サイト、メイドのシエスタでタルブの村にピクニック。
理由はサイトがハイエースのキャンピングカーって車を手に入れたから。
まあ私が買ってあげた物だけど。
「俺完全に紐だな」ってサイトは言っていたけど紐って何?
日本では車はサイトは乗れないらしい。
メンキョってのが必要らしい。
ハルケギニアには関係ないからって事で持ち込んだ。
車の練習の末、乗れるようになり今に至る。
私もシエスタもこのスピードと乗り心地には本当びっくりした。

シエスタは私達にご奉仕、まあ当たり前の風景、ここでは。
でも日本は違う、みんな平等。
だから私もサイトも手伝った。
私、地球の風習、特に日本の生活環境に慣れてきたかも。
ってか当たり前になりつつある。
いつもお義母様の手伝いしてるし。

バーべキューをしていると、サイトが紫色の指輪を拾ってきた。
何か怪しいので、その指輪にディティクトマジックをかけてみた。
何かのマジックアイテムらしい。
取り敢えずあずかった。

夜シエスタに、ミス、ヴァリエールはうらやましいですね、サイトさんみたいないい男性を彼氏にできてと言われた。
私もシエスタに賛成。
この世の中サイト以上の男は居ないと思っている。
でもあなたには渡さない、そう言ったら取る気はないらしい。
見ているだけでご馳走様との事。
何かメイドの中では私たちを応援してるとの事。
貴族と平民がちゃんと手を取り合って生きていける世界が望ましい。
そういっているシエスタ、判るその気持ち。
日本の様にトリステインもなったら嬉しいな。
そう望みます。
貴族も平民も無い世界…素晴らしいよね。



あとがき

短いけどごめんなさい。
次はもう少し長く書きます。
やはりルイズ視点は難しい。

そしていつも感想ありがとうございます。
途中少しやりすぎたかも。
すみませんでした。

病んでるところとデレデレが書きたかったので。

しかし感想ってのは本当励みになります。
よっしゃ!書くぞって気持ちになりますし。
本当いつも多くの感想ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

紫の指輪、何なんでしょう?
あれしかないか。



[2818] ゼロの使い魔 『サイトの日記3』
Name: 剣◆2c9eadb9 ID:ccee5e0d
Date: 2009/03/05 15:40




○月○日

アルビオンが復旧しはじめたらしい。
レンコンとか言う反乱軍は8割操られていただけらしい。
あの拾った紫の指輪で…恐ろしいアイテムだ。
それを使っていたクロなんとかって言う反乱軍のボスは、タルブの村の森でホームレス同然の状態で発見された。
戦争時に全てを失いこの状態だ。
まあ悪役の末路なんてそんな物だろう。
こいつのせいで失われなくて良い命が失われたんだ、同情はしない。

同情するのは王子様、もとい、今は王様か。
ウェールズ王が一番大変。
アルビオンの建て直しだからなぁ。
まあそれにいたってはトリステインも全面協力するらしい。
そして同盟も組むとの事。
そして何より、アンリエッタ王女とウェールズ王の結婚が決まった。
まあこれに関しては本当に良かったと思う。
俺もルイズと結婚してえよ。

後、二人に本当に感謝された。
本来なら名誉ある死を迎えているはずだったウェールズ王には特に。
俺が死ぬ事を止めたことを。
感謝の気持ちとしてアルビオン男爵の地位をもらった。
でもすぐにはこちらも男爵なんて出来ないので高校卒業後と言う事になった。
取り合えず今の俺の地位は、ヒラガ次期男爵だって。
ってことは俺も貴族の仲間入り…ルイズが泣いて喜んでいた。
俺も物凄く嬉しい、これでルイズと結婚で来る可能性が増えたから。
もしかして二人はそう思って俺に爵位をくれたのかな?
平民に爵位を渡すなんて簡単ではないだろうに。
ありがとうございます。
まてよ…って事は、卒業後の進路も決まったって事ジャン!!
二重にバンザイだよ。

まあ進路希望に男爵になるとは書けないけど。
親父の会社に就職するとでも書いておけば良いか。


○月○日

タバサがフリッガージャブは無理だと悟ったのか、今度はパレットの練習をしていた。
相性が良かったのか、練習台になっていたギーシュのワルキューレが穴だらけになっていた…色々待て。
まあ何と言うか一言。
タバサさん、マジぱねぇッスwwwwwwwwww

ギーシュが泣いていた。


○月○日

やべえ…ルイズはやべえ。
学校から帰ってくると、ルイズがパソコンの前にいた。
ドラクエのレベル上げでもしているのかと思ったけど、やっていたのは東方地霊殿。
レベルはルナ、キャラは魔理沙、パチェコンビ。
腕前?
一言、お空逃げてえええええええええっ!! 超逃げてええええええええええええっ!!
ノーマルシューターの俺にとって目の毒だ。
色々凹んだ。
「今度はこれやろうかな」ってクリックしたのは紅魔郷。
れみりゃ逃げてええええええええええっ!! 超逃げてええええええええええええっ!!
しかし選んだのはEXモード。
妹様逃げてええええええええええええっ!! 超逃げてええええええええええええっ!!

何かルイズが「この世界に行きたい」なんて言っていた。
幻想入りするきかよ。
そりゃあ俺も行って会ってみたいさ、れみりゃとか妹様とかチルノとかケロちゃんとか子鬼とか猫とかルーミアとか。
何人か死亡フラグです、本当にありがとうございました。
スキマのお姉様にでも頼まないと無理だ。
……ルイズならやってしまいそうで怖い。


○月○日

ルイズのおねえ様が現れた!! コマンド。

たたかう
にげる
ぼうぎょ
どうぐ
あいさつ←

しかしむしされた。

取り合えずお姉様はルイズに俺の事何者だって聞いていた。
「彼氏です」なんていう物だから大激怒!!
まあ見た目から平民だしね。
そして今度は俺の方を向いて「ルイズを誑かした罪、命で払ってもらうわ!!」っとか言って魔法攻撃しようとしたんだよ。
そしたらルイズ豹変…先ほどまで縮こまってたのが嘘の様。
まず目がやばい、輝きがまったく無く瞳孔が開いた状態とでも言うのかそんな感じ。
そして言動、「ネエサマ、サイト傷ツケルノ? ナンデ? ネエ、ナンデ? バカナノ? シニタイノ? 刺テモイイ人種ナノ? ネエ、ネエサマ」
そして手にはいつの間にかデル公…
あまりの豹変振りにお姉様腰を抜かしてらっしゃる。
本当に刺そうとしたのでデル公を取り上げた。
落ち着くように抱きしめてやり、お姉様に俺の事説明した。
次期男爵って事とか、これまでのルイズと俺の経緯とか。
聞いた後、今度は父親と来るといって、何か複雑そうな顔で帰っていった。


○月○日

コルベール先生と親父が何か魔力バッテリーなるものを作ったらしい。
何でも精神力を電気に変換させて溜め込んでおけるものらしい。
日本ではそんな需要のあるものではないけど、ハルケギニアでは相当なものだろう。
日本の製品使えるし、自分の精神力使うだけだから発電所もいらない。
満タンにすればテレビ、ゲーム程度なら一年くらいは持つらしい。
日本でも需要あるじゃん、電気代かからないって言う。
これで試作品って言うんだから驚きだ。
完成品は満タンにして家にある電化製品を全て使えるようにし、10年は持たせたいとの事。
どんなでっかいバッテリーになるんだか。
っと思ったら、小型化も同時に進めていくらしい。
まあ便利そうだから頑張って完成させて欲しい。

試作品は何故かタバサの部屋へ、小さい冷蔵庫と、コーラ1ケースと共に。
……気に入ったんだね、コーラ。
あんまり飲みすぎると骨溶けるよ、ホントかどうか知らないけど。
まあ都市伝説の一つなんだろうな、骨溶けるってのは。


○月○日

宝探し。
こう言うのはいくつになっても面白いと思う。
キュルケの提案で宝探しが始まった。
まあ宝の地図なんてパチモン多いからあまり期待していなかったんだけど、酷過ぎる。
無いのは当たり前、今さっきだってオーク鬼が大量に居たんだよ、何か護ってるかのように…まあルイズがイオラ連発で跡形も無く消し飛ばしたけど。
ついでにギーシュのワルキューレも…ギーシュ乙
宝とご対面、安っぽい指輪だった。
皆がっかりしていたが、ルイズだけが「当たりじゃん、良い物よこれ」って言ってきた。
ルイズによれば、平民でも空を飛べるようになるマジックアイテムの指輪らしい。
この説明は本に載っていたらしい。
早速俺が試してみた。
飛べと念じるだけで、本当に浮いた。
いやー楽しいよ、ルイズの魔法で飛んだ事あるけど、自分で飛ぶのは何と言うか感動物。
人間普通飛べないし当たり前といえば当たり前か。
誰もいらないらしく、俺が貰う事になった。


○月○日

何か此の頃ギーシュが色々可哀想なので俺の部屋へと招待した。
珍しいのかルイズや他の人たちのように聞いてくる。
聞かれたものにちゃんと答えながら、パソコン起動。
Dドライブ起動、そしてお宝画像!
ギーシュの目つきがやばかった。
鼻息も荒かった。
「紙は何処かね!!」何ていっていた。
すんな人の部屋で、人前で。

そして後ろにルイズが現れた!!

お仕置きされた、ギーシュも一緒に。
お宝も消された…さよなら僕のお宝達。

ただ「そんなに見たければ私のを見なさい!!」何てルイズが言ってくれたもんだから得した。

しかしそろそろ理性がやばいと思う今日この頃だった。





あとがき

もじけぇ……
久方ぶりの日記なのに……
何と言うかねたが無いです。
本当にこいつら幻想入りさせようかと思ってしまう。
東方で一番お気に入りは霊夢ですねやはり。
後、早苗さん、自機昇格おめでとう!!


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