じゃらんnet>じゃらんニュースTOPページ>エリア無し>【体験レポ】初のひとりカラオケ専門店は僕の中のアーティスト魂に火をつけた
2018.07.23
年々、需要が高まっているひとりカラオケ、通称「ヒトカラ」。みなさんは行ったことがありますか?
筆者はまだヒトカラデビューをしたことがありません。もちろん、興味はあるのですが、どうしても恥ずかしい気がするんですよね。…音痴だし。
そこで今回は長年、気になっているヒトカラ専門店に行き、お店のシステムや楽しみ方を探ってみようと思います。
というわけで、やってきたのは一人カラオケの専門店のワンカラ、新宿大ガード店。ややサイバー感があるのは「宇宙船」を意識しているからだそうです。
その証拠に、HPの背景も宇宙です。
フロントは一般的なカラオケ店と変わりはなさそうです。
店員さん「初めてご利用される方は、タッチパネルを入力して会員証(300円)を作成していただきます」とのこと。
ワンカラは会員制となっているため、初めての方は身分証明書をお忘れなく。
こちらがワンカラの料金表(店舗によって異なる)。利用時間は1時間からとなっており、延長は30分単位で受け付けているそうです。
また、クレジットカードの支払いはできないのでご注意くださいね。
店員さん「それでは、お好きなカラオケ機種とヘッドホンをお選びください」
…ヘッドホン!?
というのも、ワンカラではスピーカーから音楽を流すのではなく、ヘッドホンから流しているんですって。そのため、店内には6種類のヘッドホンが用意されています。
もちろん、ヘッドホンやイヤホンを持参した方は借りる必要がありません。
手続きを終え、奥へ進むと、気分転換に利用する方や空室待ちの方のために待合室が設けられていました。(宇宙を意識してのUFOキャッチャーもあるのかな…)
また、待合室の向かいに設置されているドリンンクバーは全コースに付いており、飲み放題となっています。
メニューには、アルコールやフードもあります(店舗によって異なる)。しかし、数人で行くカラオケボックスとは違い、歌う事をメインに来ている方が多いため、あまり注文は少ないんだそうです。
さらに奥へ進んだ、こちらが廊下。ワンカラでは部屋のことをPIT(ピット)と呼んでおり、やはり宇宙船の感じを漂わせています。ちなみに、新宿大ガード店は61ピット、備わっています。
一人カラオケ専門店ということで、防犯性は高めです。
ピットはオートロックとなっており、部屋を開ける際は伝票と一緒に渡される鍵が必要となります。トイレやドリンクバーに行かれる際は忘れないように。
長らくお待たせしました、こちらがワンカラのピット内になります。
だいたい2平方メートルほどの広さですが、一人なので居心地は申し分ありません。また、ピット内にはカラオケの機材をはじめ、姿見や椅子が備わっており、
なんと言っても、この「コンデンサーマイク」がカッコよくないですか? 音痴には縁のない機材だとばかり思っていましたが、出会えて嬉しいです。
試しに声を出してみると、装着したヘッドホンからは音楽とともに自分の声が聞こえてきました。(自分の声が聞こえるって変な感じがしますよね)
でも、ここまで自分の声がクリアに聞こえると、どこで音程がズレているのかが明確にわかるので練習にはピッタリだと思います。
こうなったら、レコーディングを意識して歌ってみます。
「恥ずかしい」とか「音痴」とかを捨て、筆者はいまゴリゴリのロックを熱唱しています。
誰も気にせず、全力で歌えるってこんなにも気持ちいいんですね!
もちろん、壁の防音対策はバッチリです。
たしかに慣れるまでは恥ずかしかったんですけど、次第に自分だけの世界に入っていけるので楽しいんですよね。
ちなみに、コンデンサーマイクは角度や高さを自分好みに調節できますし、部屋によってはミキサーが備わっているのでBGMや声の雰囲気を自由に調整できるんですって。
終盤の筆者はすっかりアーティストです。しっかりと手を使って音程を取ってしまいました。
写真でみると、恥ずかしいかもしれませんが、この時は誰も聞いてないですし、誰も見てないので気にしません。
さらに、ワンカラではカラオケ特有のインターホンが部屋にない代わりに退出10分前になると、画面に表示されます。
普段、誰かと行くと1時間では物足りない気もしますが、一人だと1時間丸々、歌えるので大満足できました!
ちなみにピット内には、Wi-Fiが完備されているため、仕事や勉強に集中したい方も多く利用しているそうです。
そして、今回は特別に2部屋しかないという「ファーストクラス」のピットを覗かせてもたいました。
ファーストクラスは人気が高く、特に土日や深夜の予約はいっぱいだそうです。
ピット内はウッド調の内装となっており、広々としています。さすが、ファーストクラス。高級感がありますよね。
使われてる機材は同じものですが、ピット内には冷蔵庫やクローゼットのほか、有線のLANケーブルが備わっています。
また、迫力のある55インチのモニターを使えば、贅沢なカラオケが楽しめます。さらに、テレビ、DVD、ブルーレイも楽しめるほか、自分のスマホ画面をモニターに映し出すことだってできるんですって。
もう、至れり尽くせりの一人カラオケ専門店ですね。
編集プロダクション「やじろべえ」所属。最後に食べたいものを聞かれたら「旅館の朝食」と答えています。https://onobenriya.com/