＜ざっくり言うと＞
- 石平太郎、百田尚樹との共著で「特攻隊の人達の犠牲のおかげで、戦後日本人は米国に虐殺されずに済んだ」と意味不明すぎる謎の歴史観を披露。
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このブログでは百田尚樹の石平太郎のおかしさは散々取り上げていますが、やはりこの2人は本当におかしい。2人の共著である『「カエルの楽園」が地獄と化す日』で、石平はこんな風に述べています。
特攻隊の活躍のお陰で、日本を占領しても、日本人の心を変えられなければ、彼等はいつでも立ち上がって逆襲してくる、一億全員が特攻隊になりかねない、アメリカはそれを一番恐れていたわけですが、なぜか日本人がそのことをわからなくなっている。特攻隊の人々が尊い命を捧げたからこそ、虐殺されなかったんだ、ということが。意味不明すぎる！！
（参照）
どうやら、石平の脳内では、戦争に負けた国民は虐殺されるらしいです。
時々いるんですよね、戦争に負けたら奴隷にされるとか虐殺されるとか思ってるやつ。ギリシャローマの時代にでも生きてるんですかね？
もしも特攻がいたからこそアメリカが日本を恐れて日本人を虐殺しなかったのなら、特攻隊が存在していなかったドイツやイタリアは虐殺されてるはずですけど、そんな事実ありましたっけ？ ドイツなんて第一次大戦と二次大戦とで2回も負けてますけど、虐殺なんかされていませんね。どうして石平は「特攻隊がいたから、日本人は虐殺されずにすんだんだ」とかいう意味不明な歴史観を身に着けたのでしょうか？ 私には全く理解できません。
特攻をどう評価するにしても、「特攻のおかげで虐殺されなかった」なんて頭のおかしい論理を偉そうに展開されてはたまりませんね。ここまでおかしい石平や百田を信奉している人たちや、彼等を起用するネット番組、そしてこんなのをNHK経営委員に選んだ奴と、党の勉強会に招いた某政党は、本当に恥を知るべきだと思います。
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コメント
どう解釈したら「アメリカが恐れる日本の精神」という風になるのでしょうか。
マーク・ジョンストン著の「敵との戦い」より
～ニューギニアでの日本兵の戦い振りは次のような点で批判された。下手な射撃術、劣った武器、前線近くで大声でしゃべったり笑ったりする不注意な性向、攻撃の単純さ、戦術における柔軟性の無さ、不必要な自己犠牲を払う性向などの問題点である。
つまり、オーストラリア兵の目には、日本兵の死を覚悟した勇気も日本軍の戦力を必ずしも高めていないと映ったのである。喜んで死んでいこうとする日本人の態度も多くのオーストラリア人には奇妙に思えた。一つの例を挙げると、アイタペ近くで捕虜になった日本兵は、撃ってくれるように願って胸をはだけたが、オーストラリア兵の捕獲者が撃たなかったので、「悔しさと屈辱感で泣いた」という。代わりに、オーストラリア兵は「目を覚ませ、このばか野郎。おまえは今どれほど恵まれているのかも分かっていない。」と言ったそうだ。オーストラリア兵にとっては、死にたがるのは「ばか野郎」だけの行為であり、生きていることこそが「恵まれた」ことなのである。日本人の態度は理解し難かった。彼らの戦場での勇気は、伝統的な軍人の英雄的行為というよりも、しばしば狂信的行為、或いは狂気と見られた。～
フランダースの犬の主人公ネロの死は、欧州及び欧米では「復讐もせず、生きるのを放棄した無様な死」とされるようです。
欧州及び欧米では生きる事が美徳であり、日本では死ぬことが美徳という根本的な価値観の違いがあるので、特攻隊の存在も玉砕というのも、おそらく彼らにはまるで意味不明なものだったのでしょう。
本件のような「特攻隊バリア」に関しては大いに賛同するんでしょうなぁ。
思考やな。
同じ敗けたでも白人と有色人種とでは
訳が違うで。若いのかな。
アヘン戦争で清国人は根絶やしにされたのですか？
「日本国民は、例え一般人であっても天皇の狂信者であり、非戦闘員も命懸けで抵抗してくるぞ！」
と、この著者の言うような事が述べられていますね
で、このプロパガンダ映像が何を言っているのかと言うと
「日本に非戦闘員なんて居ないから殺すしかない」なんですよね
著者の言うような、一億総火の玉的特攻精神が日本を守った
と言うより
民間人への空爆や、原爆投下という紛れもない
「虐殺」を後押ししたというのが実際のところでしょう
味方のはずの日本によって、志願という形をとらされて虐殺された分、もっとタチが悪いが。
こういうこと言うバカが出てくることは予想できてたけど、やっぱり出てきたか。ほんまバカだな。
有色人種だと戦争に負けたら国民が虐殺されるのかよ。アヘン戦争は？ アロー戦争は？ 第一次大戦後のトルコは？
有色人種だと戦争終結後にも虐殺されるとか、頭がおかしいにも程があるわ。
経緯はどうあれ原爆によって数多くの民間人が殺されたのだから「虐殺されなかった」は妄想です
バカ石平は、先の戦争で日本人は「戦争に負けても虐殺されない」と学んでしまったとか言ってるけど、本当に日本人が学んだのは「戦争になったら虐殺される」だよ。
時々いるんですよね、戦争に負けたら奴隷にされるとか虐殺されるとか思ってるやつ。ギリシャローマの時代にでも生きてるんですかね？
マッカーサーの発言はたしか日本の政治文化がまだ未熟といった意味だったと思いますけど。今の日本を見たらどう評価するか、少し興味深いですね。
そして、死ぬとき無駄な人生だったとしみじみ考えろよな。
つ鏡
当時の米国の軍の最高司令官クラスが言ったのなら、そうなのかもしれないが「脳内米国人が言った言葉」かもしれないのを真に受けても意味がない。
ネトウヨ＝サンは日米安全保障条約について、米国が日本の安全を保証する内容であると言うのだ。 そして「日本政府が言っているので間違いない！」と断言してくれるのだが、相手の米軍がどう言っているのかを聞くと「キレる」のだ。
縁日で買ってもらった色ガラスの嵌った指輪を見せびらかして「あの人は、言葉では言ってくれないけど、コレが愛の証なの」とか言っちゃう気の毒な人を見ているようで胸が痛い。
両氏が戦勝国は敗戦国民を虐殺するものだと認識しているのなら、あの戦争で日本が勝っていたなら日本も相手国民を虐殺するつもりだったと捉えている事になります。
だが、彼等の支持層は知識の無い人達だ。
そして、知識の無い人達の方が日本には多い。
石平太郎のことだよね？
「頭悪い」には同意するけど、「知識がある」はどうだろう？？
我々からするとテロだが、彼等からすると尊い特攻と思ってるかもしれない。
で、それをすると国を守れるのか？
事実は、イラク戦争開戦の口実を与えただけ。
例えば、アルカイダや北朝鮮が人間魚雷や人間爆弾をやらせてるのを見たら、
「あの上層部はなんとしても潰さにゃいかん！」と義憤を募らせるだけだ。
現代でも、自爆テロを仕掛けてくる国はある。
一体何処の国の事を言ってるんですか？
確かに、自爆テロを仕掛けてくるのは、国ではありませんでした。
自国民に自爆テロをさせたり、人間魚雷にして突っ込ませたりするような狂信的なことをする国なんて、考えてみればあるはずないですよね。
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