リバサ/投げ抜け仕込みファジージャンプ
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リバサ/投げ抜け仕込みファジージャンプ

2015-03-26 20:34
    ・「ファジー」ではなく「遅らせ」と呼ぶ、そもそも省くなど、人によって呼称は様々です。この記事では投げ抜け仕込みジャンプと呼びます。

    ・リバサに限ったテクニックではないが、一番理解し易い状況のため、リバサ行動としてまとめます。




    □前置き

    初心者に勘違いされやすいことだが、
    仕込みやファジー(遅らせ)といったテクニックはあくまでラクするためのもの
    だから理解したり実践するのが面倒臭ければやらなくて全然いいです。
    対戦が楽しければOK。

    でも覚えられればとても便利なので、この記事ではできるだけ分かりやすくまとめます。



    □この記事で取り扱う場面

    相手にダウンを取られ、起き攻めを仕掛けられた場面で、
    投げに対して警戒したい。








    そんなときに役立つのが投げ抜け仕込みジャンプです。



    □投げ抜け仕込みファジージャンプ

    投げ抜け仕込みジャンプの利点を簡潔に表現すると

    ファジー投げ抜けよりも更に、安全に投げ抜けできるテクニック」

    ということになる。


    ①最速で投げ抜け が、
    ・相手が投げに来ていた場合投げ抜けできる
    ・相手が打撃を重ねてきていた場合負ける
    ・相手が投げ釣り行動してきた場合狩られる
    ↑だったのに対し、

    ②ファジー投げ抜け は、
    ・相手が投げに来ていた場合投げ抜けできる
    ・相手が打撃を重ねてきていた場合ガードできる
    ・相手が投げ釣り行動してきた場合狩られる
    ものだった。


    ③投げ抜け仕込みファジージャンプ は、なんと
    ・相手が投げに来ていた場合投げ抜けできる
    ・相手が打撃を重ねてきていた場合ガードできる
    ・相手が投げ釣り行動してきた場合もかなり安全に対応できる
    全部OK!
    (実際は完璧ではなくケースバイケースですが、ここではそういうことにしておきます。)






    ファジー投げ抜けでは、相手の投げ釣り行動に対して
    こちらの「投げ抜けスカ」が漏れていたのに対し、
    投げ抜け仕込みジャンプでは
    「後ろジャンプしながらの空中投げ抜けスカ」しか漏れません。

    かなりスキが少なくなっていると言えます。



    □入力方法

    ファジー投げ抜けの発展版と考えてしまって良い。


    0.(受け身を取って復帰する)




    1.ほんの少しガードする




    2.後ろジャンプ




    3.投げ抜け




    4.再度ガードしておく





    順序立てて書きましたが、
    実際にはこれらを約1/4秒間で入力するため、かなり矢継ぎ早になります。
    順番は意識しつつも、素早く入力してみてください。
    多少入力が汚くても問題ありません。






    □仕組み

    ・ガード硬直中はキャラクターを操作できないことを逆手に取っている
    ・投げ抜けはフレーム猶予があることを利用している



    このように投げ抜け仕込みジャンプは複数の選択肢に同時に対応できる便利な防御テクニックです。
    ぜひ練習してみてください。



    □欠点

    ここまで投げ抜け仕込みジャンプの利点を並べてきたが、当然ながら弱点も存在する。

    ・下段と中段や表裏の揺さぶりに対して、完璧に対応することはできない
    ・コマ投げには対応していない

    そして何より、

    ・「ジャンプの出がかり数フレームはガードできない」

    という性質の存在が大きい。


    例えばリバサで後ろジャンプ入れっぱなしにしていると、相手の最速の打撃択に負けてしまう。
    この防御方法では最初の数フレームをガードしておくことによって、この問題を解決している。


    つまり、相手が最速で攻撃を重ねてきていた場合は、最初にほんの少しだけガードしているため防御できるが、
    相手が遅らせて攻撃してきた場合、それがジャンプの出がかりに刺さってしまう。

    こちらが投げ抜け仕込みジャンプだけをしていると、
    相手にそれを読まれて、潰される危険性があるということです。


    この欠点を補うため、他の防御と併せていくことも必要になってきます。



    □自分自身で実感する

    ここまで投げ抜け仕込みジャンプの利点と欠点について並べてきました。
    しかしこれらはおそらく、自分自身で体感しなければ身につきません。
    実戦で打撃はしっかりガード、投げに対しては投げ抜けできたときは本当に感動しますし
    逆に投げ抜け仕込みジャンプしようとしたせいで崩されてしまったときはがっかりします
    そういった経験則があってこそ、メリット・デメリットを自分の中で組み立て、整理することができます。

    また、読み合いの重要性に気づけるのもきっと、実戦で試した後のことになるでしょう。
    例えば対戦相手が単純な攻撃重ねと投げによる崩ししか狙ってこないのであれば、
    もう本当に投げ抜け仕込みジャンプだけで完璧に対処することができます。
    逆に投げ抜け仕込みジャンプが通用しない、あるいは対戦を繰り返す度に対応してくるようになってきた対戦相手に対しては、
    自然ともっと他の防御手段も併用していかなければならないと必死になるはずです。

    これらの理由からも、とりあえずは投げ抜け仕込みジャンプのメリットに目を向け、
    試していってみることをオススメします。



    起き攻め側から見た投げ抜け仕込みファジージャンプの潰し方などは別項でまとめます。
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