ここはその他の独自設定<人名・人種>を集約しています。
使用上の注意
※国別・項目別に仕分けています。他国の設定については
人物・用語目録から該当国家のページを開き追加してください。
※可能な限り、作者自身で項目作成していただくようお願いします。五十音順に並んでるので、それに沿っていただけると助かります。
※この項目は「確定事項」ではありません。利用するもしないも、設定的に齟齬が出る内容でも確定事項に反しない限り原則問題ありません。
項目凡例
【項目の名称】
項目の内容
(初出:[[初出のSS名]] または ネタ提示スレの日時・本数)
【イスティ】
フルネームはイスティ・イスティス・ムス・ティス・ント・エルント。
赤く豪奢な傘、季節に合わせた赤い服を身に纏い、主に地球側のゲート付近に姿を現す少女。
異世界へいくことに消極的だったり、なんらかの理由でゲートを越えられない人を手助けしたり、その背を押すような発言をする。
外見は成長しかける不安定さを持った危うい魅力の少女。白い肌と黒髪、アーリア人を思わせるアーモンドアイ。小さめな体躯でありながら、存在感の強さを見せつけるかのように(無い)胸を張り見下すような態度を取る癖がある。
他人を連れていてはできないが、個人ではあらゆる場所に必要な時、タイミングを見計らったように姿を現す事ができる。
異世界の世情には詳しいが、広く浅い知識しかない。
コケティッシュな仕草さや無防備な行動が多いため、同行している日本人TV局クルーヤマダにあられもない姿態を盗撮されている。
(初出:
【江戸ロック異聞 前編】)
【犬塚勇馬】
十津那学園剣道部所属の男子生徒。剣技はズバ抜けており、亜人相手に互角以上に戦える逸材
先祖は幕末に人斬りをやっていたらしい。両親は11門世界を旅した経験がある
大延国に流れ着いた犬塚勇人は、彼の兄にあたる
豚人系オークの奥山さんと恋愛中
(初出:
【奥山さんと僕】)
【今林 六義】
十津那学園の生徒。天文部と生徒会執行部をこなす文武両道の天才。
マッシュルームカットに整って優しい顔、まあまあの長身と女子生徒から人気が高い。星の王子様などと呼ばれ、十津那学園のイケメン三銃士に数えられる。
どこか余裕のある態度、伴った実力と完璧超人だが、優しすぎる面もある。
が、それらは表の顔であり、実際にはワイズ・ツールマンという科学者とともに異世界人を狩り立てる冷酷な少年。
過去にエルフのクローンと交際していたことがあり、失われた彼女を取り戻そうと科学に身を売り渡している。
(初出:
【科学領域】)
【奥山さん】
本名「オーク・オーク・ヤーマン・フー・ウー・ウー(偉大なるオーク族ヤーマン氏族233番目の娘)」
『奥山さん』は十津那学園の担任教師につけられたあだ名。真名は「フゥカ」
ミズハミシマに移住した豚人系オーク民族の女の子で、見た目はなんとなくブタ
小麦色の髪の毛に、ピンク色の髪留が2つ
ややタレ目などんぐり目、クルクルとよく動く耳、ひくひく動く鼻といった外見
身長はオークの平均よりやや小さい180cm。体重もそれなりのポッチャリ体型
のんびり屋だけれど頑張り屋さん。芯の部分ではオークの積極性と一途さがある
地球では翻訳の加護を受けずに、独学で日本語を勉強中。若干カタコトなのは、その影響
ペットはジャンガリアンハムスターの「アシタ」
(初出:
【奥山さんと僕】)
【「神」】
(神様、法の神、秩序神)
「rule of law = Testament(完全法治実験区,ルールオブロウ)」と名付けられた未踏破地帯の一区画で勢力を持っている新しい神。
整然とした秩序を重んじる性格なので区画整理や法の整備などには建設的な提案をし積極的に推し進めている。
風紀を守ると言う理由から趣好物や嗜好品などの多くを禁じているため一部の者達から反発されたが罰を与えて排除し徹底した教育によって強制的に屈服させた。
不要と判断した物全てを容赦なくバッサリ切り捨て世界から完全に消滅させ、悪人と判断した者に厳罰を与え、
非常に強力な結界や聖域をいたるところに張って外部からのものを含めた不要な干渉を一切遮断している。
影響下では他者との交流などが厳しく制限されてはいるが徹底した法治による安全と平和を支持する声もある。
実際統治下では正当な労働に対価として正当な報酬が支払われ、一切の不正や悪事が行われず、社会保障制度も充実している。
統治している「神」の名前は不明であり、また神の名や正体を知ろうとしてはいけないと言う戒律が存在するため単に神様とされる。
基本的には誰の前にも姿を見せず、どのような姿をしているのかさえ全く伝わっていない。
法典や条文などからの引用を多用して法の内容のみを空中に表示し、
言葉も本来ひらがなの部分が全てカタカナになっていたり記号や英数字だったりして空中に光の文字で映し出されたり
エコーが掛かって何重にも加工された電子音声のような響く超重低音の音声であったりして本人の声ではない。
民からは勝手に法務大臣や法王のようなガチガチな堅い神という印象で考えられている。
ただリカとだけは自分自身の言葉で穏やかに話しており、たまに連絡を取り合っている。
11柱神や地球側に対しては時が満ちていない=未だその時では無いとして絶対非干渉の立場を貫いており、
未踏破地帯にある自身の勢力圏外では全く活動しておらず一切存在も知られていない。
他との関係は
- お掃除が得意なきれい好きで一緒に行動するだけで自然に健康的な生活のリズムを整える子供好きのリカとは相性が良い。
- 規律を乱し住民の質を下げるアポロヌスアバターとは特に相性が悪く常に目の敵にしているくらい嫌っている。
- 捨てるべき物を捨てられずにゴミの山を作り出すアルゲステロスとは相性が悪い。
- 絵にかいたようなバカキャラの代表みたいなフェンザリルドとは相性が悪い。
それ以外で知性が有る連中に関してはプロの仕事人を兼ねた危険物処理班と捉え、
知性が無い連中に関してはただのそういう性質を持った「物体」すなわち「中和剤」として見ている。
【川津天】
十津那学園剣道部所属の男子生徒。亜人には劣るものの対人間戦は圏内不敗
両親が異世界の研究者でほとんど家に帰らず、幼少期より隣家の下宿屋ですごす
中学時代にその下宿屋に留学してきた蛇人の蛇神ヤマカと知り合い
とある事件をきっかけにして縁を持つこととなる
ヤマカからは「テンちゃん」と呼ばれるが、当人は気に入っていない
厨2病の残滓を患っており、すぐ毒を吐く。リア充だが自覚が無い
(初出:
【ヤマカさんと僕】)
【救助が趣味な水の精】
水の精。精霊としての力は並。海を救助者をさがして気の向くままに移動している。
飽きっぽい精霊としては珍しく一つの趣味に長年打ち込んでおり、性質が悪い。
救助をすると決めたら陸まで必ず連れていくことが自ら決めたルールである。
数多くの人々を生還させ、数知れぬ人々をアンデッドへと導いた。
そのため、信仰を集めつつある。
救助者が見つからないとマッチポンプを始めるので注意。
(初出:
【漂流中バックパッカー】)
【腐れ神】
腐敗と腐食と発酵を司り、酒神とも。
腐れ神の眷属が腐病を発症させることで恐れられている。
腐病の治療法は、患者の横に葡萄ジュースを置くこと。
こうすると腐れ神が葡萄ジュースに移り、症状の進行が停滞させ、
その際の副産物として、葡萄の美酒が得られる。
これを狙って、酒屋は腐病患者を集め、治療と看護を請け負っているようだ。
(初出:20120324スレ)
【クラハ】
十津那学園に通うエリスタリアからの留学生。
ウッドエルフとよく誤認されるが、フェアリーの成長した個体「コレフィオーレ(走る花)」の青年。
「夏の国」出身で温暖な気候に長らく暮らしていたため、寒さに大変弱い。ついでに曇りの日も活動が鈍る難儀な人。
奇異な行動と言動の裏には、かつて愛する者を失った悲しみを隠している。
(初出:
【クラスメイトのクラハくん】)
【黒い犬】
ブラックドッグ、黒妖犬、ヘアリージャック(けむくじゃらのジャック)。
真っ黒な毛並と燃えるような赤い目をしており、死人の出る場所に現れる凶兆とも、墓地を守る妖精ともされる。
異世界では死神モルテとの関連をたびたび噂されるが、通常は死を迎えようとしている者にしか
認識できないため真相は明らかになっていない。
戦場の兵士やスラヴィアンの間の口伝で度々その存在が伝えられており、死に急いでいる兵士や
死出の旅を希望するスラヴィア貴族は「黒い犬に目を付けられている」「黒い犬を養っている」などと
言われることがある。
本来的な「死神」とはこういったものかもしれない。
(初出:
【Black Dog】)
【沢村 太助】
放浪のロックシンガー。ロックだけでなく、音楽全般に強い。音大で大部分の楽器を扱える様になっており、音楽史や古い楽器にも詳しい。
障害を持ち、それを補うため音楽を身に付けた。そのため他者の認識を喋り方や声の質で判断するすることができる。
脱色したアッシュ系の髪、病的に痩せて長い四肢などはロックシンガーらしい姿。声楽を学んでいるため、歌うときは胸を張って威風堂々とした雰囲気さえ見せる。
小さめの瞳孔と酷い四白眼、口は訓練され大きく開けることができ、ロックシンガーらしい身なりと相まって初対面ではあまりいい印象をもたれない。
音楽関して天才で、感受性もずば抜けて高い。このため異世界では音楽を通じて限定的ながら精霊と交信することができる。
地球に戻ってからは少しだけ売れている程度のシンガーだが、異世界をめぐった事もあり認知度は高い。
(初出:
【江戸ロック異聞 前編】)
【シャーリー・ベル】
アメリカはミズーリ州出身の女性。
栗毛で長髪、中肉中背で中性的な顔立ち。ガンベルトを腰に付けてガンマンのような服を着ている。
米軍の工作員だったが命令を放棄して異世界でガンマンになるために活動中である奇特な人間。現在はレギオンの狗でもある。
とある事件で体を失い、群神の神体をもらっている。(但し、中身は人間なので定命があり、致命傷で死ぬこともある)
現在の武器はSabaoth、撃たれたモノに救いを与える(とシャーリーは思っている)銃である。
(初出:
【郷里にて】)
【茅野澤雄一郎】
オカルト系出版物をメインとするクマ出版の社長兼編集長を勤める小柄な壮年男性
(初出:
【異邦覚江書之書】 )
【土佐 宗徳】
十津那学園二年生。同学園内、変態集団の取りまとめ役でありリーダー格。個人主義的な変態四天王や変態一六羅漢とも交流がある。
もったいぶった物言いと立板に水を流すような弁舌、盗撮趣味、黒縁眼鏡に痩身。何故か潜入工作に長けており、ネットワークにも詳しく電子機器にも明るい。
実家はお寺。
(初出:
【変態領域】)
【仲原 かな】
十津那学園の女子生徒。容姿も成績もごく普通レベルだが、ちょっとだけお節介焼き。
現在クラハくんと男女交際中。
最初は凡人らしくクラハの外見につられた口だが、人をさけるような言行の裏に隠したなにかを感じて
お節介焼きの血が騒いでしまったのが運の尽きであった。
卒業後もふたりでいるためにはどうすればいいか、将来に思い悩む充実した学生生活を送っている。
(初出:
【クラスメイトのクラハくん】)
【ノム子さん】
十津那学園大学部工業科に在籍するクルスベルグ出身の留学生。
ノームの女性で、本名はナフ・レノム。ロリっぽくみえてもれっきとした18歳以上である。
工業科の作業室でたびたび爆発騒ぎを起こす問題児。現在彼氏持ち。
(初出:
【工業科のノム子さん】)
【火乃竜也】
十津那学園の教諭。日本名の上に猫人の姿をしているがれっきとした火竜の化身で、この名前は
「ひの りゅうなり」という彼流の洒落。いつも煙管をくわえているが、これは以前うっかり
「吐息」でぼや騒ぎを起こした反省からで本人に喫煙の習慣はない。学内は全面禁煙です。
授業では主に歴史を教えている。
(初出:
【教員室のドラゴン】)
【双鏡 陽光】
読み:ふたみ ようこ 種族:人間 性別:女性 年齢:16
長髪を後ろで丸くまとめたいつも本を読んでいる眼鏡っ子
性格は暗くは無いが必要最低限以上を自ら話しかけることがない
健太の猛烈アタックを受諾した理由は誰にも分からないが、彼の背中は座り心地が良いのか満足している様子
自分の好きな分野に関しては励むがそれ以外は並みか並みの下という学力
両親は他県にて会社を経営中なので、自身は山之上校の寮生活
特にこれが好きというジャンルは無いが厨二設定には血が騒ぐ
最近好んで読んでいるのは一昔前の電撃レーベル
(初出:
【創作投稿ワゴン】)
【蛇神ヤマカ】
ミズハミシマから十津那学園へと留学してきた鱗人(蛇人)の娘
外見は種族名のイメージから想像されるよりは「人」だが、
眼、毒牙、割れた舌先、滑らかで美しい鱗人の特徴であるウロコがヘビを思わせる
種族の特徴として、首を数十cm伸ばせるのと、長く美しい尾がある
視力が悪く、牛乳瓶の底のように分厚いメガネをかけている
嗅覚が非常に優れており、半日前の臭いでも特定してしまう
好物はカエルの唐揚げ。得意料理もカエルの唐揚げ
ネズミーマウスのファンで、グッズを集めている真っ最中
笑いの沸点が低く、どうしょうもないダジャレでも笑う
また体温が低いのか、やたらと隣に住む川津天に抱きつくクセがある
(蛇人は寒冷地が苦手ではあるが、恒温動物)
蛇神一族は、蛇神ルガナンの巫女であり「躍字」に対して特殊な地位にあるが
彼女自身がそれを望まず、また一切の力を使用しない
(初出:
【ヤマカさんと僕】)
【牧場 健太】
読み:まきば けんた 種族:ケンタウロス 性別:男性 年齢:17
子供の頃にポートアイランドに入植。 その後、十津那学園 山之上校に入学し寮生活になったのに合わせて両親は東イストモスに帰国する
性格は気さくであっけらかんだが、たまに物思いに更ける事がある
卒業後は故郷に帰ろうと思っていたが、ある日木陰の下で読書をしている双鏡に一目惚れ電撃走った後は猛烈アタック
その甲斐あってか交際を承諾してもらうも、背中に読書をする双鏡を乗せて登下校するくらい
M性質があるのか、背中の感触だけで今は満足している
双鏡の将来に合わせて地球で就職する事も考えている
(初出:
【創作投稿ワゴン】)
【ミック・ストラドリン】
北米ゲート事故に巻き込まれ、傷つかない体「ゲートの影」となった少年。
見目麗しい美少年だが抑揚のない喋り方、濁った瞳など異質さが目立ち、学校や近所では気味悪がられている。
体格は標準的だが指先などは女性的で、落ち着いた仕草は中性的。金髪碧眼で柔和な目元と高い鼻が特徴的。モデル的な顔つきと体格、さらにその性質から「マネキン」と呼ばれる場合もある。
唯一、幼馴染のジェシカとは仲が良く、お互いを信頼し合っている。社交的なジェシカとは行動を共に出来ない場合もあるが、それでも二人は互いを一番に考えている。
現在、攫われたジェシカを助けにスラヴィアに乗り込んでいる。
傷つかない体を遺憾無く発揮して活躍しているが、実は苦痛は感じるため、ジェシカに悟られないようホッケーマスクで顔を隠している
(初出:
【殺人ヘルパー】)
【碧波羅 吹駆】
読み:みはら すいか 種族:ケンタウロス 性別:女性
十津那学園 海之前校にて風紀委員長として日々学園を駆け回り取り締まる才女
融通の利かない真面目一本な性格で、自由な校風の十津那では悩みの種が尽きない
ホームステイ先は古くから続いている瀬戸渦流薙刀道場で、槍から薙刀に持ち替えたにも拘らず
数年の熱心清凛な修練により師範代にまで至る
実家は西方イストモスの貴族が一家で、両親はお見合いや婚姻の話を何度も勧めてくるので参っている様子
(20111112 3スレ)
【ヤマダ】
ACC(アジアセンターチャンネル)TVのアシスタントディレクター。
学生時代、バックパッカーをした経験があり、地球上での旅には慣れている。
日本人としては背が高いが、胴長。口が特徴的なほど大きく、全体的にも顔のパーツが大きく顔を覚えてもらいやすい。
コンタクトをしていたが、落としてしまったので現在は黒ぶちのデザインメガネを着用。一見、優男だが肉体は十分に鍛えられているので、秘境取材などに借り出される。
現在、ロックスターを追い掛けて異世界をめぐっている。
同行者としてイスティがおり、日々、寝姿やらパンチラやら着替えやらxxやら○○やらなんやらの盗撮に余念がない。本来、異世界の取材を兼ねているはずなのに、彼の記憶メディアはイスティ写真集となりつつある。
なおストライクゾーンは広い。人種年齢共に。
(初出:
【赤い手荷物20kg以下無料】 【山彦の神】
小鳥の姿をしており、主に山彦を司っている。
かつては大鵬として魂を司り世界を巡っていたが、
剣で切られたり嵐に吹き飛ばされたり狐に食われたり、他にも散々な目に遭い凋落し、その結果に今の状態となった。
しかし、記憶が大体欠落しているので、苦悩することなく割と気楽にくらしている。
全盛期の頃は全ての魂の運行を一手に握っていた。
死者の魂は小鳥に変じ、大鵬に率いられ旅をするまま浄化され、やがて母胎に宿る。
こうした輪廻に全ての魂が例外なく則っていたが、それも今は昔である。
現在において、これに従う魂は一寸も存在しない。
(初出:
【山中小話】)
【ヨシカワ セイジ】
ほぼノープランでミズハミシマに写真を撮りに来たバックパッカー。
普通に野宿の準備をしていたり、ツキヤマ氏の御厚意に図々しくもあっさり甘えてしまうあたりノープラン生活に慣れ切っている疑いがある。
なりゆきで契約した光精霊とは一時の現地助手のつもりがなんだかんだで気があっている模様。能天気はひかれあうのであろうか。
(初出:
【月光の落ちる窓辺で】)
【桃豆蒼狼 フェンザリルド】
パワーを上げれば上げるほど大きさと凶暴性が同時に増して行く性質と体質を持つ超巨大な蒼龍。
最強モードでは
【災害龍】を超えるとんでもない大きさの体躯で、
< 災厄 >の化身である反逆する11柱の中でも1、2を争うと言われるほど非常に好戦的な上に空間を隔て遥か離れた所にまで鼻が利き
戦場の匂いを嗅ぎつけると光速以上の速度で飛んで来て一切の躊躇無く大暴れして大陸を丸ごと消滅させてしまい地球側なら少なくとも銀河以上の規模で無数の天体の運行にも影響を及ぼす怪物。銀河をその爪で軽く引き裂き太陽系を丸呑みするとも言われる。
その上強さやあらゆる状況を無視して「必ず勝つ能力」を意志と関係無く常時備えているため直接の戦闘においては本当の意味で完全に敵無しであり現れるともはや手がつけられない。
そのあまりの凶暴さから【法理大鉈 ツァバロマジュダー】によってリミッターをかけられており、
以下段階的にパワー及び存在規模を矮小化されている。
全力を出して自由に暴れるには【法理大鉈 ツァバロマジュダー】の許可が必要らしい。
獣人龍形態:
俺様最強ヒャッハーな人。モヒカンヒャッハーと凶暴なバーサーカーと悪役としてのジャイアンを足したような性格。
身長数メートル以上はある巨躯を持つ巨大な蒼い狼の獣人の姿。
息を吸い込みパワーを上げることで身につけている装備品ごと含めてさらに青天井で巨大になれる。
完全な狼そのものの蒼い毛並みの狼の頭部をしていて、だらしなく口を開いて鋭い牙を見せつけ舌を出しよだれをたらしている。
全身が蒼い狼の体毛に覆われ、いたる所に龍の鱗などのパーツがある。
凄まじい怪力の持ち主で島を丸ごと海から引っこ抜いて持ち上げ投げ飛ばしてしまうほど。
息をフーッとふき出しただけで軽く村を丸ごと吹き飛ばしてしまうことができる天災クラスの肺活量を持つ。
伝説の鬼切りの刀と源氏の鎧や源氏の籠手などで武装し「~一」の旗を掲げて頭にハチマキを巻き
海兵の服装をした犬猿雉を混ぜた動物型の眷属の超大群を引き連れた桃太郎のような格好をして無数の大船団による無敵海軍を率いている。
眷属は見かけによらず人間並みの低い知性を持ち人語を解し言葉をしゃべる。
この形態では訪れた全ての地で徹底略奪・徹底掃討・徹底破壊を行い一切の慈悲も無く住民全員を徹底的に征伐する。
そしてそこにあった全ての金品財宝を戦利品として根こそぎ強奪して持ち去ってしまい、
我が物顔でそれらの宝と新たに作った「~一」の旗を見せびらかして地方全体に響き渡るような大声でバカ笑いしながらみんなに大威張りする。
その独特の妙なセンスに加えてこの形態での低い知性及び俺様ちゃんなイカレた言動などにより他の10柱のほとんどから「ダメだこいつ」「バカだ」と思われておりあまり好かれていない。
人間体として蒼い髪の美青年の姿に擬態する事ができゆっくり息をふき出して身長も二メートル程度まで小さくなり狼の耳や牙なども人間の耳と人間の歯の形に変えられるがあくまでこの姿は獣人龍形態の時にどうしても人間に化ける必要がある際の緊急擬態であって全然本当の姿などではない。
その上本人はこの擬態による偽りの姿(単なるごまかし以外のなにものでもない)を気に入っておらず、すぐに狼そのものの顔に戻ってしまう。
龍や狼の姿のままの方がカッコイイし遥かにマシだという美学を持っているらしい。
【リルル】
もとの本来の姿にして正体。パワーが0になると擬態が完全に解けてこの姿に戻る。
桃みたいに見える形状のピンクに近い色の赤ずきんをかぶった蒼い狼耳に蒼い髪と蒼い瞳で人間の顔と身体をして手にかごを持った小さな女の子。
この状態になると凶暴性は全く無くなり戦いを挑まれたり戦闘になるとオドオドしたり慌てふためく。
腕力は全く無くなり普通の人間の子供の女の子並みの力しか出ない。
眷属も小動物クラスにまで矮小化しただの赤い子犬、黄色い小猿、青い雉の雛鳥の姿をした眷属をそれぞれ1体ずつ(合計1~3体)しか呼べない。
お酒を飲んで酔っ払って暴れていた人がお酒が完全に抜け切ると人が変わった様に子猫みたいにおとなしくなってしまうような感じに近い。
こうなると普通の女の子になってしまい一人称や喋り方も一般の普通の女の子同様になり人に危害を加えない。
この姿のときはリカと遊んでくれたりするため、リカはずっとこのままの姿の方がいいと思っている。(リルルは早く大きくなりたいと主張する)
リカはリルルを「リルちゃん」と呼びこの呼称は大きいときの姿でも変わらない。彼女はリカの「姉」にあたる。
この素体形態の姿のままではリカと違って普通の神が使うような奇跡の力とかは一切使えないが、
この状態でも「自動的に少し先の未来を自分の都合のいいように変えて絶対勝つ能力」だけは残っているらしく、
腕力ゼロで普通の女の子並みの行動しかできずにオドオドしているにもかかわらず
なにで勝負を挑まれても信じられない偶然が働いてなぜか必ず勝ってしまう。
釈然としない。
現在は素体状態でリミッターされておりこの姿でなら出撃しても良いと言われているが、
本人は自分のイメージが狂うのでせめて獣人龍形態を許可して欲しいと主張しているけれどこの姿だと全然強く言えずに平行線が続いている。
そうこうしている間に、良くリカにきびだんごを貰って眷属ともども餌付けされており、どんどん依存していくそんなよわよわな自分が情けないと思っているがどうしても抗えない。