ここ数年の僕の発言だが、喋らなかった時期もある。
特に『WUG』の時は、Twitterを約2年間だが辞めていた。
作品や、特に七人に余計な影響を与えないためにだ。
でも、それでもロクな目に遭わなかった。
じゃあアホらしい、もう言いたい放題言わせてもらうわ。
ここ2年くらいはそうやってきている。
いくら炎上しようが知るか。
何度も「アニメは辞める」と周囲にも言い続けて、和田さんにも最初から念押ししてたのに、その和田さんから、「山本さんはアニメやるべきです!」とか、もう知らん。
やるからには納品責任は負うが、(公人としてはさておき監督として)発言の責任を負うことはさらさらない。
それと、今も胸に刻んでいる、師匠のあの言葉。
「君はこんなことをするために、この業界に入ったのか?」
違いまーす。
我慢してまで、巷のクソみたいな作品制作にしがみつくことはもうありません。絶対。
はっきり言える。黙って奴隷や虫けらに堕ちてまでこの業界にいたくないでーす。
最近仲間の監督・演出まで「我慢してこれか・・・」と溜息が漏れるようになっている、粗品濫造の現状。
たまに深夜アニメもチラ見することがあるが、「これやらされてる若手監督も可哀想だ・・・」と、同情するしかない。
直ちに別の道を用意してあげたいが、こちらもまだ準備の最初の段階だ。
まだまだ前途多難だ。
じゃあせめていっせいのせ、でみんなで声を上げようぜ!と言っても、誰もビビッて乗ってこない。嘆かわしい。
自分のブログを時々読み直してみているが、言葉のチョイスはわざと荒れに荒らしているが、当たり前のことばかり言ってて、つまらん。
昔は蓮實重彦を気取ってもっと意味不明のことばかり殴り書きしていたのに。
こんな適当な文章でさえ今は炎上するというのだから驚きだ。
アニメはどんどん可哀想になっていく。
これが改善される日はくるのだろうか?
いや、そんなことよりむしろ、今はあちこちに散らばっているなけなしの「良心」を拾い集めよう。
今はこれが精一杯。