普段たとえはあまりしない主義だが、流行はAVにたとえたら実に解りやすい。
今のアニメは言わば「スカトロ全盛」だ。
いや別に止めはしない。しかし、猫も杓子もウンコウンコだ。
僕はスカトロだけはしたくない。しかしみんな、
「ウンコを撮らないだと!?クソだな」
「ウンコを撮れ!いや、食え!」
「ウンコを撮れないヤマカンは干されて当然だな」
いや、無理なんです。
ウンコだけは無理。
他撮らせてもらえませんか?
ウンコが悪い訳ではない。しかし、さぞウンコが絶対のように振舞われるのは、正直気味が悪い。
少なくとも、僕にはその嗜好はないから、絶対撮れないし、ましてや食えない。
そして俺が「ウンコだけは無理!嫌!」とか言い出すと、
「何!?ウンコが食えないだ!?」
「許せない!」
「病院行け!」
「業界から消えろ!」
の、大合唱。
それが、今のアニメ。
かつては、「世の中にどれだけ白い目で見られようが、俺はスカトロを観る!」という逞しい精神を備えていたのが、オタクだった。
しかし、どうも拗らせてしまったようだ。
市井の流行とは無縁の存在だったオタク達が、しかし最近、流行の先端?みたいに思われ出した。
慣れてないものだから、流行とはただの流行り廃りであることを理解できない。
こうして、何が何でも流行にしがみつく。
その必死さが、もうダサくて見てられない。
どうしてそう必死なのだろう?
所詮アニメだ、適当に楽しんだらいいのだ。
衣装やネイル批判されてお前の人生に傷がつくか?そんなもんなのだ。
今のオタクどもの惨状を称するなら、「スカトロ全体主義」とでもしたほうが、ちょうどいい。
もう見てられない感じが。