「最善を期待し、最悪に備える」
ということの、
微妙なニュアンスは違うかもしれませんが、
もう1つ、こんな感じ。
・治る(完治、寛解)への期待?
・治せなくても、新薬、新治療への期待
・ゲノム医療、免疫療法など
※因みに私は、
免疫チェックポイント阻害剤の適応拡大
もさることながら、
ネオアンチゲンT細胞療法や
癌細胞が死んだ振りしてNK細胞が攻撃
出来ないようにしている、
その死んだ振りを何とかする研究や、
NK細胞を何とか活性化できないのかな、
とか、期待しています。(過去記事参照)
・できるだけ長くQOLを保って共存
・集学的治療
・緩和ケアの重要性
共存している間に、非常に低確率だが
偶々寛解することもあるかもしれない
私はブログで、どちらも書いています。
将来の癌罹患者でなく、既に癌に罹患
している者にとっては、
重要なことだと思うから。
現実的なことの方が、
ステージ4でもないのに云々、
ネガティブ云々、希望を砕く云々、
叩かれまくっているわけですが…
===
もうちょっと詳細化すると、
【最善を期待】
期待はします。
※しかし、ネガティブ云々じゃなく、
初期治療の結果の客観的な事実、
経緯から、
転移しないとは思えたことはない、
何というか、理系脳というか、
私の側から言わせていただけば、
それなりに折り合いをつけて
安定している感覚を、
他人が、悪いことのように、
変えさせようと、兎や角言うのを
やめていただきたい。
期待しています。
※転移しないと思えないからこそ
期待は大きいです。
だから、ウォッチしています。
患者、罹患者であれば、切迫感の違いは
あれど、多かれ少なかれ、
期待していると思います。
現実をよく知らない方々、現実と向き合えない
方々、あるいは、他人事の方々かな?
臨床試験結果の現実も期待はずれだからか?
医師でもないのに云々、
医師のブログを転載したらしたで云々、
医師のブログをリブログしたらしたで云々…。
エビデンスは医師が引用して書こうが、
患者が引用して書こうが同じだけど、苦笑。
引用元のエビデンス、医学論文は同じ
なんだから。
患者の治療選択だから、自分が医学論文を書く
わけじゃないでしょ。
医師だって、自分の論文ばっかりじゃなく、
治療医やガイドラインが参照するエビデンスの
ほとんどは他者の論文でしょ。
まぁ、理解不能なことで学歴、職歴まで中傷
(中傷って、「事実」と異なることを「事実」を
ねじ曲げて嘘を書かれるってこと)して
叩かれもしましたが、理解不能。
叩く方がおかしいよね…。
まぁ、私としては、重要なことが効果的、
効率的に伝えられればよいので、
医師が書けば信用する人々向けに
医師のブログ等もリブログさせていただいて
います。
効くか効かないか
体外で試せる研究を急いで欲しい。
※抗がん剤(分子標的薬)の毒性は
身をもって知っている、
効く確率も、
効かなくても副作用だけはあることも
知っているから、
効かない薬剤は試す前に知りたい。
現実的に切実に、欲しいと思います。
そして、一罹患者ですから、当然、
なんだよね、ホルモン陰性・HER2陽性、
トリネガ再発・転移はあり得る)
に効く、新薬や新治療が保険診療として
承認される、あるいは臨床試験として
試せることに期待しています。
※プラセボに当たってしまって
試せない確率50%を考えると、
承認されることを期待します。
副作用が小さいことを期待します。
※それを期待しない患者はいないと
思います。
「効く」ということを、
癌の完治や寛解においているか、
縮小においているか、
増大しないことにおいているか、
薬剤の性質や期待度によっても
違いはあろうかと思いますし、
そこまでの治療経過や個人の気持ちに
よって、それぞれなのでしょう。
私は、臨床試験結果の奏効率も参考に
するために見ているし、
縮小しなかった経験もあるから、
過度な期待はしていません。
まずは、長く増大を抑えられることを
期待します。
(それだけでも大変なことなのです、
癌治療、抗がん剤治療って)
ーーー
一方で
【最悪に備える】
こんなようなことを、あらかじめ、
考えて備えています、
一人で考えて対処する必要があるから。
ー 生検できるか
※肺の影は肺癌か乳癌の転移かの識別。
乳癌の転移であればHER2かトリネガか
の識別。
トリネガであればPD-L1陽性かの識別。
肺癌だったら乳腺外科じゃなく
呼吸器外科に行き、肺癌の種類と治療
の詳細を調べる必要。
ー 抗がん剤の種類
※HER2のまま転移であれば、
ガイドラインでは推奨治療は決まって
いますが、(H+P+タキサン)
殺細胞性抗がん剤を使うか使わないか
使うのであれば初期治療で効きの
悪かったタキサンを使うか
タキサンを使うのであれば
ドセを使うのかパクリを使うのか
タキサンを使わないのであれば
殺細胞性抗がん剤を使うくらいなら
カドサイラを使うか
いや、やっぱりハージェタ併用は
先に試すべきか
※カドサイラ+パージェタは臨床試験で
結果が出せなかったので
1stラインの標準治療になっていない
ー抗がん剤の量を標準量で使うのか
ートリネガ転移の場合、テセントリクの
治験に参加するか否か
ー 緩和ケアをどの病院で受けるか
(緩和病棟、ホスピスをどうするかって
ことまで考えなくちゃ)
副作用が強く出たりした場合
ー 薬剤の効き具合や癌の増大に合わせて
その後の治療判断や
セカンドオピニオンや
ー 仕事をどうするか、いつまで続けるか
すなわち、娘との時間を増やすか
どうするか、とか
ー速くても、転移後1年は猶予がある
と思うけれど考えておく必要…。
※因みに、肺癌であったとしても、
増大後、1年は猶予があると思っている…。
ー起こりうること
ー終末期緩和医療の内容
ー何をどう段取っておく必要があるか
ー終活
ー緩和病棟、ホスピスの選択
ー◆ー◆ー◆ー◆ー
※ 癌に罹患した経験のある方、その他闘病者、
がん患者の家族の経験者、
保険診療での癌治療や緩和の経験がある医師
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