【野球】中日ジュニア岡江が大爆発 2試合5安打5打点、投げては抑え2018年11月25日 紙面から
NPB12球団ジュニアトーナメント(12月27~29日・札幌ドーム)に出場する中日ジュニアは24日、刈谷市民球場で刈谷選抜と2試合の練習試合を行い、連勝した。4番の岡江伸英外野手(鷲塚ジャガーズ、愛知県碧南市立鷲塚小6年)が2打席連続本塁打など6打数5安打5打点と活躍し、投げては抑えとして1イニングを3人で封じた。 汚名返上の一発だった。第2試合の1回2死二塁、中日ジュニアの岡江は2球目を左中間に同点2ラン。学童野球用に引かれた70メートルの特設本塁打ラインを、はるかに超える特大アーチ。次打者の飯田槙も右翼に勝ち越し弾を放ち、チームはペースを引き戻した。 「2死なのでフルスイングした。手応えはすごく良かった」と笑顔で話すが、いきなりの2失点は自らの凡ミスがきっかけ。右翼の岡江は右前打の打球を後逸。1死二、三塁とピンチを広げてしまい2死後に中堅手失策で2点を失った。 所用で欠場した湊川監督に代わり指揮を執った中日OBの沢井道久コーチ(39)は「ミスを取り返そうという気持ちが伝わってきた」と主砲の意地をたたえた。 第1試合の6回には4打席連続安打となる左越え本塁打を放った。不動の4番は、頼れるストッパーでもある。第1試合の7回に相手の主軸を3人でかたづけた。 (高野行正) ▽第1試合 中日Jr. 2305011―12 刈谷選抜 0000000―0 (中)飯田樹、権田、祖父江、岡江-飯田槙 (刈)大野、戸田、間瀬、小林-渡瀬、吉川 本塁打内島、岡江(中) ▽第2試合 刈谷選抜 20000―2 中日Jr. 3101x―5 (5回時間切れコールドゲーム) (刈)小林、国実、渡瀬-下田、吉川 (中)牧野、祖父江、権田-皆川 本塁打岡江、飯田槙(中)
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