AAAドームツアー34万人動員　昨年より１万4000人増

　スーパーパフォーマンスグループ「ＡＡＡ」が２４日、福岡市の福岡ヤフオクドームで４大ドームツアー最終日を迎えた。昨年に続き２度目のドームツアーで同グループ最多記録となる計３４万人を動員した。リーダーの浦田直也（３６）は「とうとうファイナルです。時間がたつのは早いね。最後まで走り切れました」と感謝した。

　デビュー１４年目のドームツアーは、プロ野球で日本一に輝いた福岡ソフトバンクの本拠地でフィナーレを迎えた。２００７年に応援歌でコラボするなど縁がある地。名遊撃手に成長したソフトバンクの今宮健太（２７）も１５年からＡＡＡの曲を登場曲に採用するなど縁が深い。ライブでは高さ１８メートルある可動式ステージに立ち、華麗なステップを踏んだ。

　今年は宇野実彩子（３２）が２月にシングル「どうして恋してこんな」でメンバー６人の中で“大トリ”となるソロデビューを果たした。８月にはアルバム「ＣＯＬＯＲ　Ａ　ＬＩＦＥ」を発売、初週売り上げ７万枚でオリコン１位（９月１０日付）を獲得。この日は、フジテレビ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主題歌「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」、代表曲「恋音と雨空」など２２曲を３万５０００人に披露した。

　９月３０日の京セラドーム大阪公演が台風２４号の影響で中止になりながらも、昨年よりも１万４０００人増の計３４万人を動員。浦田は「アルバム『ＣＯＬＯＲ　Ａ　ＬＩＦＥ』というタイトル通り、６人それぞれのカラーを感じられる曲やジャンルがカラフルにちりばめられたツアーになったと思います」と感慨深そうに語った。

　ＡＡＡ最年少の與真司郎（２９）が２６日に３０歳を迎える。「明後日、３０になります。きょうが２０代見納め。次は白髪、しわもすごいかも」と苦笑しながらファンに報告した。リーダーの浦田は「全員が３０代のグループになりました。（與と出会った）１４歳から３０歳ってやばくない（笑）１４歳のころは小っちゃかったもんね」と長い歴史に驚いていた。