勝野、テレビ生出演で仰天告白　生まれてくる娘のためにも…プロで結果出す　

　中日からドラフト３位で指名された勝野昌慶（あきよし）投手（２１）＝三菱重工名古屋＝が２４日、東海テレビのドラゴンズ情報番組「ドラＨＯＴ＋」に生出演。番組の最後に「もうすぐ子どもが生まれる」と仰天告白が飛び出した。新人合同自主トレでプロとして始動するときには、パパになっている即戦力ルーキーは、その右腕で家族を養う覚悟と、未来の侍ジャパン入りの夢を語った。

　新婚ルーキーが、春には子連れルーキーとしてプロ入りする。今年６月に希夫人と結婚していることは、ドラフト当日に報道陣に告白していたが、子どもについてはこれまで話したことがなかった。生出演で番組ＭＣの峰竜太が新婚家庭の話題を振り「お子さんは？」の質問に「もうすぐ生まれます」とにっこりだ。

　番組はそれでエンディングに入ったが、出演後に聞くと、年明けすぐの１月３日が出産予定日とのこと。「女の子みたいなのでいろいろ名前を考えています」と、パパになる日を指折り数えている。「独身じゃないので、夜に出歩いたり付き合いなど普段の行動や発言に気を付けないといけないと思っています。僕の行動で奥さんに迷惑がかかるようなことはしたくない」と、２１歳の若さで家長の自覚十分だ。

　折しも球団では契約更改の真っ最中。活躍すれば稼げるが、いつクビになるか分からない厳しい世界。「やりたいようにやって」と背中を押してくれた希夫人のためにも、まだ見ぬ子どものためにも、稼がないといけない。「保証がない世界というのをマイナスには考えていない。（年俸が）増えることしか考えずにやっていきます」とプラス思考で、新しい世界に飛び込んでいく。