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2018年11月25日 紙面から
左手にキャッチャーミットをはめ、藤嶋のキャッチボール相手を務める小笠原(谷沢昇司撮影)=中日ドラゴンズ屋内練習場で
悔しさは3倍にして返す! 中日・小笠原慎之介投手(21)が24日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約更改交渉に臨み、現状維持の2100万円でサインした。今季は球団史上最年少で開幕投手を任され、勝ち星に恵まれなかった点などをアピールも、評価には結びつかず。悔しさをエネルギーに変えて挑む来季へ「勝ち星を3倍にできるように」と自身初の2桁勝利となる15勝を目標に設定した。
表情が全てを物語っていた。予定された30分の倍、約1時間に及ぶ交渉を終え、会見場に姿を現した。普段は陽気な一面ものぞかせる小笠原に笑みは一切なかった。
「シーズンを通して野球ができなかったのは悔しかったけど、開幕投手をやらせてもらって、勝ち星にもあまり恵まれなかった。そこを評価してもらいたかったけど…」
3年目の今季は自身初、しかも球団史上最年少の開幕投手を務めた。前半戦で8度のクオリティー・スタート(先発で6イニング以上、自責点3以下)ながら、勝ちがつかない試合もあった。7月28日の巨人戦(東京ドーム)では、東海大相模高の先輩・菅野と投げ合い、プロ初完封勝利も飾った。
上積みの材料はアピールした。しかし、話し合う中で西山球団代表から「遠回しに『1年間投げないと上がりませんよ』」と言われ、事前提示から上積みもなかった。8月中旬に出場選手登録を抹消され、9月上旬に2016年オフに続く2度目となる左肘の遊離軟骨を除去する手術を受けた。「開幕に合わせてパンクしてしまった。体がうまく動かなかった」と小笠原。規定投球回に満たず、先発ローテを守り抜けなかった点が響いた。「(評価に)納得はしていないけど、この気持ちを来シーズンにぶつけて、やってやろうという気持ちになった」。言葉に闘志を宿らせた。
はやる気持ちを抑えながら前に進む。手術した左肘の回復も順調で、月内にキャッチボールを再開する予定。来年1月にはブルペンでの投球練習を再開、来春のキャンプインを迎えられる見通しだ。「間に合うのであれば、開幕投手をやりたい」と2年連続の大役に意欲を見せつつも「まずは強い球を投げられるように」と焦りはない。
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