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レジェンド 作者:神無月 紅

冬から春にかけて

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1925/1925

1925話

「っと、これでいいだろ」

「グルゥ!」


 レイの言葉に、セトが同意するように鳴き声を上げる。

 その光景だけを見れば、非常にほのぼのとしたものであったが……そんな一人と一匹のすぐ側にある木からは、首を切断されたスノウ・サイクロプスの死体が上下逆になって吊されており、そして頭部を切断された首からは、かなりの量の血が木の幹を伝って地面に落ちているという一種猟奇的な光景が広がってた。

 ここは、ギルムから多少――セトが空を飛んでの多少だが――離れた場所にある、林。

 そんな林の中でも、特に大きい木にスノウ・サイクロプスの死体をぶら下げ、血抜きをしていたのだ。

 本来なら枝に死体をぶら下げようとしたのだが、残念ながら枝では身長五m……今は頭部がないのでもう少し小さいが、そんなサイクロプスの巨体を支えられる筈がない。

 結果としてレイが選んだ選択肢は、木の枝一本でスノウ・サイクロプスの死体を支えるのではなく、何本もの木の枝に紐を通し、木の幹に沿ってスノウ・サイクロプスの死体をぶら下げ、血抜きをするという方法だった。

 そうしてぶら下げられたスノウ・サイクロプスは、レイの目論見通り順調に血抜きが進んでいる。


「にしても、まさかこういう高ランクモンスターが現れるとは思わなかったな。……いや、辺境のギルムなんだし、出てもおかしくはないんだけど、これまではコボルトがメインだったし」

「グルゥ? ……グルゥ!」


 周囲の様子を眺めていたセトだったが、レイの言葉に返事をする。

 とはいえ、今のセトの返事はどんな意図があってのものだったのか……というのは、レイにも分からなかったが。

 寧ろ、生返事のようにすら聞こえている。

 とはいえ、スノウ・サイクロプスの血の臭いが周囲に漂っている以上、それに惹かれてモンスターがここに来るという可能性も決して否定は出来ない。

 セトとしては、そちらの方に意識を集中させるのは当然のことだった。

 レイもまた、そんなセトの行動の理由を知っている為に、それ以上何かを言うことはなく血を流し続けるスノウ・サイクロプスを眺める。


(そう言えば、このモンスターのどこか素材になるのか分からない以上、解体はやっぱりギルドの方に任せた方がいいんだよな。あのギルド職員もそんな風に言ってたし。ただ、その前に魔石だけは取り出しておく必要があるけどな)


 スノウ・サイクロプスが始めて見るモンスターである以上、当然その魔石はレイ……正確にはデスサイズやセトにとって、魔獣術の為の糧となる。

 最近は色々とあって魔石の吸収もしていなかったので、これが久しぶりの魔石の吸収となる。

 ……と、思ったところで、レイは昨日のことを思い出す。


「ああ、そう言えば昨日コボルトの魔石をセトが吸収したか。……結局何のスキルも覚えられなかったけど」

「グルゥ?」


 読んだ? と、セトがレイに向かって喉を鳴らすが、レイは何でもないと首を横に振る。

 そうしながら、改めてスノウ・サイクロプスの死体に視線を向け……未だに首から血が流れ続けているのを見て、小さく息を吐く。

 幾ら身長五mの大物であっても、少し血の量が多すぎるのではないかと、そう思いながら。


「まぁ、モンスターだし……そういうことがあってもおかしくはない、のか?」


 モンスターにおける血の量が具体的にどのくらいあるのかというのは、当然ながらレイは知らない。

 いや、その辺りを詳しく知っている者がどれだけいるのかというのを考えれば、恐らく誰もいないだろうと思う。


(ゴブリン……いや、ゴブリンは育てても意味がないな。そうなると、肉が美味くて繁殖力も旺盛なオーク辺りを養殖しているような奴がいれば、話は別だけど)


 そんなことを考えながら、十数分……ようやく、スノウ・サイクロプスの首から流れる血が止まる。


「本当に血が多いモンスターだったな。……まぁ、いいか。さて、セト。取りあえず魔石だけでも取り出すぞ。その魔石を吸収するのはお前だからな」

「グルゥ?」


 レイの言葉に、いいの? と首を傾げるセト。

 レイはそんなセトの頭を撫でながら、当然だと頷く。


「こいつの名前はスノウ・サイクロプス。そして吹雪……アイスブレスを使ったりもした。そうなると、氷系のスキルを習得していないデスサイズより、アイスアローを習得しているセトの方がいいだろ。……まぁ、アイスアローじゃなくて、別の氷系のスキルを覚えるか、そもそもスキルを習得出来ない可能性もあるけど」


 可能性としては低いが、セトの持つアイスアローが強化されるかもしれないのであれば、それを選択するのは当然だった。


(セトのアイスアローは、現在レベル四。だとすれば、上手くいけば……本当に上手くいけばだが、レベル五になる可能性もある。そしてレベル五になれば、そのスキル今までレベルが上がった時以上に強化される)


 そう、魔獣術のスキルは、レベル五になると格段に強力になる。

 そのチャンスがあるのなら、それに挑まない訳がなかった。


「よし、セト。じゃあ魔石を取り出すから、ちょっと待っててくれよ」


 紐を切って地面に横にしたスノウ・サイクロプスを見ながら、レイが呟く。

 その巨体だけに、地面に横にするのも多少苦労したが、それでも魔石を入手する為であれば、と頑張ってその巨体を横にする。

 膝を折り曲げたり、手を周囲の木々にぶつからないように調整したりとしながらも、無事に地面で横になったそスノウ・サイクロプスを見ながら、レイはミスティリングの中からナイフを取り出す。

 それも、いつもモンスターの解体に使っているような適当なナイフではなく、かなり鋭い一流の品だ。

 スノウ・サイクロプスの皮膚がかなりの頑丈さを持っているというのは、デスサイズで切断したり、こうして触れていても明らかだ。

 死んでも頑丈なままだというのは面倒だったが、それでも高ランクモンスターだからということで自分を納得させれば、魔石の吸収によってセトが新たなスキルを習得出来るかもしれないという思いが強くなる。

 あくまでも傾向的なものであって絶対という訳ではないのだが、高ランクモンスターの魔石程、魔石を吸収した時にスキルを取得しやすいというものがある。

 それを考えれば、このスノウ・サイクロプスも十分期待出来るモンスターだった。


「っと。結構抵抗があるな」


 レイが持っているナイフは、解体用のナイフの中でも相応の値段がした代物だ。

 それだけに非常に鋭く、それこそ下手に扱えば指の一本や二本は落としてもおかしくはない。

 そのような刃を持つナイフであっても、スノウ・サイクロプスの胸の部分を切るには結構な抵抗があった。

 いっそデスサイズでやった方が手っ取り早いような気がしたレイだったが、今更そのような真似をするのも面倒だということで、心臓のある部分だけをしっかりと切る。

 本来なら血が流れてもおかしくはないのだが、しっかりと血抜きをした為だろう。少し……本当に少しだけは血が流れたが、その程度で済んだ。

 切られた場所からスノウ・サイクロプスの体内に手を突っ込んで心臓を探り当て……やがて手が覚えのある固さの物に触れ、それを抜き出す。

 上手く魔石だけを取り出すことが出来なかったからだろう。肉を引きちぎるような感触がレイの手に伝わってきたが、それでも今はそれを特に気にした様子も見せずに、体内から魔石を取り出すことに成功した。


「ふぅ、結構面倒だったな。……とはいえ、魔石の吸収は何も知らない相手に見られる訳にもいかないしな」


 ギガント・タートルの解体をしている者達に解体して貰って魔石を取り出すといったことをしても良かったのだが、そうなるとどこで魔石を吸収するかが問題となる。

 もっとも、ギガント・タートルの解体をずっと見ていなければならない訳でもないので、魔石を受け取ったらセトと一緒にどこかに移動して吸収するという手段はあったのだが。

 ただ、わざわざそういう真似をするのであれば、それこそこうして自分で魔石を取り出してしまった方が手っ取り早い。

 取り出した魔石を流水の短剣で生み出した水を使って洗い、セトに放り投げる。

 セトはそれをクチバシで受け止め、そのまま飲み込み……


【セトは『パワークラッシュ Lv.六』のスキルを習得した】


 そのようなアナウンスが脳裏に流れる。


「……おう?」


 スキルを習得したのはいい。

 それは、レイにとっても予想通りだったのだから。

 だが、その習得したスキルがアイスアローや、それでなくてもアイスブレスのような氷系のスキルであれば、レイも納得出来たのだが……パワークラッシュとういうのは、レイにとっても明らかに予想外だった。


「グルゥ?」


 セトもまた、レイから氷系のスキルを習得出来る可能性が高いと言われていたのに、それがパワークラッシュであったことに、若干の戸惑いを見せる。

 そんなセトの様子と魔石を抜き捕られたスノウ・サイクロプスの死体を眺めていたレイは、何となく納得する。

 考えてみれば当然の話だったが、スノウ・サイクロプスはレイ達が来る前はその腕力でコボルト達を殺し、食っていたのだ。

 であれば、氷系のスキルではなくパワークラッシュのレベルが上がってもおかしくないだろう、と。


「あー……うん。まぁ、予想とはちょっと違ったけど、何もスキルを習得出来ないよりは、パワークラッシュのレベルが上がっただけ良かったと思った方がいいだろうな」


 レイの言葉に、セトは少し考え……やがて、その言葉に同意するように喉を鳴らす。

 出来ればアイスアローのレベルが上がって欲しかったのは事実だが、レイが口にした通り、何も起こらなかったよりは随分とマシだろうと。


「取りあえず、魔石の吸収もしたし、ギガント・タートルの解体現場に戻るか。あっちの方で、魔石以外の解体をやって貰えばいいだろうし」


 そう告げ、レイはスノウ・サイクロプスの死体をミスティリングに収納すると、そのままセトに乗って飛び立つのだった。






「あ、レイ殿。戻ってきたんですね。血抜きにしては、随分と時間が掛かったようですが……」


 セトに乗って地上に降りたレイに、ギルド職員はそう言って近づいてくる。

 ……そんなギルド職員に後ろでは、何人もの冒険者や解体の技術を持つ一般人、そしてスーチー率いるスラム街の住人がギガント・タートルの解体を進めている。

 その上で、少し離れた場所では護衛の者達がコボルトと戦っているのだが……


「スノウ・サイクロプスの血が思ったよりも多かったらしくてな。血抜きを終わるまでに時間が掛かった。それで、随分とコボルトの数が少ないな」


 そう、ギルド職員に声を掛ける。

 本来なら、ギルムに入れないようにと土壁を作った以上、ここにやってくるコボルトの数は昨日と比べてかなり増える筈だった。

 だが、レイが見たところ、地面に倒れているコボルトの死体の数はそう多くはない。

 そして、現在コボルトと戦っている護衛の冒険者の数もそこまでは多くない。

 つまり、レイが予想していたよりも圧倒的にコボルトの数が少ないのだ。


「え? ああ、そうですね。恐らく、私達が朝ここに来る前に、スノウ・サイクロプスが殆どのコボルトを殺したのではないかと。……コボルトの死体はあまりありませんでしたが、それは恐らく……」


 最後まで言わずとも、その先はレイにも分かった。

 実際、レイはスノウ・サイクロプスがコボルトを喰千切っている光景を直接見ているのだから。


「けど、そうなると大量に出てくきたコボルトを殆どあのスノウ・サイクロプスが食ったってことになるんだが……有り得るのか?」

「どうでしょうね。ただ、私達がギルムから出た時にここにいたスノウ・サイクロプスは一匹だけでしたが、夜の間にここにいたスノウ・サイクロプスが一匹だけとは限りません。ただ、朝方になって他のスノウ・サイクロプスが帰って、あの一匹だけが何らかの理由でここに残っていた、という可能性はあります」


 そう言われれば、レイも納得せざるをえない。

 もっとも、出来ればスノウ・サイクロプスはもっと多く……最低でも、デスサイズに魔石を吸収させる為に、もう一匹では出てきてくれた方が嬉しいという思いがあったから、納得したというのも間違いないのだが。


「明日もスノウ・サイクロプスが出るかどうかは分からないが……どうなんだろうな」

「さて、それこそ明日になってみなければえ。……それより、土壁を作って貰うという話ですが……」

「ああ、そう言えば。……まぁ、このくらいのコボルトならいらないかもしれないけどな」


 実際、ギルムにコボルトが入ってこないということで十分に護衛の数を増やした影響もあってか、今は問題なくコボルトを倒すことが出来ている。

 このくらいの数なら、土壁を作らなくてもいいのでは? と思わないでもなかったが、この先もずっとこの調子であるのかどうかと考えれば、やはり土壁を作った方がいいという結論になるのだった。

【セト】

『水球 Lv.五』『ファイアブレス Lv.三』『ウィンドアロー Lv.四』『王の威圧 Lv.三』『毒の爪 Lv.五』『サイズ変更 Lv.二』『トルネード Lv.三』『アイスアロー Lv.四』『光学迷彩 Lv.五』『衝撃の魔眼 Lv.二』『パワークラッシュ Lv.六』new『嗅覚上昇 Lv.四』『バブルブレス Lv.一』『クリスタルブレス Lv.一』『アースアロー Lv.二』


パワークラッシュ:一撃の威力が増す。本来であればパワースラッシュ同様使用者に対する反動があるが、セトの場合は持ち前の身体能力のおかげで殆ど反動は存在しない。


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