国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は19日、都内で記者会見し、2020年東京五輪のバスケットボールの1次リーグを「ほかの都市や地方でやることもあり得る」と述べ、五輪組織委員会に候補地として大阪を提案したと明らかにした。
コーツ委員長は競技会場について「(選手村から)8キロ圏内につくることよりも既存施設の活用が大事だ」と指摘。「大阪はどうか。チケットも売れて収入になる」と述べた。
会見に同席した組織委の森喜朗会長は、サッカーの予選を大阪府吹田市で建設中の新スタジアムで実施するよう、競技団体側から要望を受けていることも明らかにした。
19日まで2日間にわたり行われたIOCと五輪組織委の事務折衝で、組織委は担当する仮設会場のうち、トライアスロンと水球の会場見直しを報告した。コーツ委員長はバスケットボールとバドミントンの代替候補地を視察した。
バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)は23日、川崎市とどろきアリーナなどで9試合が行われ、東地区首位の栃木は川崎を86―79で破り16勝2敗とした。川崎は11勝7敗で中地区2位。
中地区首位の
体操男子で新設の個人総合スーパーファイナルが23日、群馬県の高崎アリーナで行われ、世界選手権7位の白井健三(日体大)が6種目合計85.497点で優勝した。全国高校総体王者で84.132点の2位だった
スピードスケートのワールドカップ(W杯)第2戦は23日、北海道の苫小牧市ハイランドSCの屋外リンクで開幕し、女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が38秒03で優勝し、この種目は2季前から32レー