西武は23日、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する菊池雄星投手(27)の申請手続きを、12月3日に日本野球機構(NPB)に行うと発表した。NPBを通じて米大リーグ機構(MLB)に契約可能選手として通知された後、譲渡金を支払う意思を持つ全ての球団が30日間交渉できる。申請期限は12月5日となっている。
菊池が海外フリーエージェント(FA)権の資格を満たすのは早くても20年のシーズン中で、今オフに移籍するには球団の了承を得てポスティング制度を利用する必要がある。今オフからは、選手が結んだ契約金と年俸の総額に応じて日本球団への譲渡金の額が決まる。